小屋の周辺にはシコクハタザオが2週間ほど咲き続けています。これからはシコクイチゲが見頃になります。
天気・気温
山と周辺の状況
平地の松山市内は最高気温35℃に達する暑さのようですが、山頂はからっとした風が吹くさわやかな気温になっています。
小屋の周辺にはシコクハタザオが2週間ほど咲き続けています。また
イワカガミ
イワカガミ
や
ユキワリソウ
ユキワリソウ
も咲いています。これからはシコクイチゲが見頃になります。
登山道の状況
土小屋ルート、成就社ルートともに崩壊箇所、通行止め箇所はありません。
石鎚山頂へいざなう土小屋ルートは毎年安全で、歩きやすく整備されています。ハイキングコースのような登山道が2の鎖元まで続きます。
それから山頂までの600mは上り勾配がきつくなりますので、歩くペース配分に気をつけてください。
土小屋ルートを歩くと、これからの時期は、ササユリやイワキンパイにお目にかかるかも?
歩き始めごろは、登山道脇に咲くハガクレツリフネやヤマアジサイのお花が出迎えてくれることでしょう。
登山装備
梅雨時の装備は雨具が必携ですが、梅雨時の晴れ間には気温が上がり、小さな虫やぶよが発生します。虫よけスプレーや、虫さされの時に塗る軟膏も用意しておきましょう。
注意点
今年は雨や曇りの日が多いようです。しかし6月22日に奄美大島は梅雨明けされたということですので、本州も梅雨明け間近かもしれません。
お知らせ
毎年、7月1日から10日まで行われる石鎚山お山開き大祭は、今年も6月30日、ふもとの石鎚神社口の宮本社の御神像出御を皮切りに、斉行されます。
石鎚山は日本七霊山のひとつに数えられており、今から1300年以上前、修験道の行者である役小角(えんのおずぬ)が開山したとされ、空海が修行を行ったとも伝えられています。今でも多くの信仰を集めるこの山で10日間にわたり、行われるのが「石鎚山お山開き大祭」です。
「仁」「智」「勇」の3体の御神像を白装束の信徒らが担ぎ、険しい山道を登り進みます。3本の鎖がかかっている個所は手を使わずに仲間に前後の命綱を預けて、直立したまま駆け上がる鎖の行は圧巻です。山頂の石鎚神社奥之宮頂上社に到着すると「ご神像拝戴」と呼ばれる神事が行われ、1年の無病息災や、諸願の成就を祈願します。
石鎚山頂に登山したら、山頂にある神社でお参りをして、頂上社でしか取り扱っていない頂上社限定のお守りを受けるとご利益があるかも?
登山に疲れたら、山頂にある山小屋「頂上山荘」で休憩しましょう。お腹が空いたら、食堂もあるので便利です。
お山開き大祭の期間中は無料のお茶接待があります。ふだんでも、無料で休憩ができ、持参のお弁当や飲み物もひろげられます。
売店で売っている名物の「あめ湯」も美味しく、登山の疲れもとってくれそうです。一度飲んでみましょう!
山頂から見えるのは、瀬戸内や遠く九州の山々の壮大な景色。大自然の中で心身共にリフレッシュしましょう。
昨年の今頃の様子は?
5月1日より営業開始しております2023.05.15
石鎚神社頂上山荘周辺の過去の様子
石鎚神社頂上山荘
- 電話番号:
- 0897-55-4168
- 連絡先住所:
- 愛媛県西条市西田甲797 石鎚神社会館