石鎚山・弥山周辺は台風の影響もなく、緑豊かな夏山のひと時を迎えており、山頂からは360度のパノラマが楽しめます。

天気・気温

山と周辺の状況

石鎚山頂の弥山（みせん）周辺は台風6号の影響もなく、緑豊かな夏山のひと時を迎えており、山頂広場からは360度のパノラマの風景が楽しめます。
小屋の周辺には、イシヅチボウフウ、 ヤマブキ ヤマブキ ショウマ、コメツツジ、ホソバシュロソウなどが咲いています。
石鎚山頂へ続く、土小屋登山道はハイキングコースのように歩きやすく整備されています。
今はヤマアジサイやヒメキリンソウ、これからはナンゴク クガイソウ クガイソウ 、ミソガワソウ、ハガクレツリフネなどの花が登山道の道端をにぎわしてくれそうです。

登山道の状況

土小屋ルートの登山道途中のルンゼで一部、台風6号接近時の落石による崩壊箇所がありましたが、現在は復旧しています。
成就社ルートの登山道でも、前社ヶ森付近で、台風による倒木がありましたが、通行には問題なく、安全に登山できます。

登山装備

梅雨が明けても、雨具は必携ですが、夏山は気温が上がりますので、小さな虫やぶよが発生して、休憩時の登山者を悩ませます。
虫よけスプレーや、虫さされの時に塗る軟膏、虫よけネットも用意しておくと安心です。
夏山の登山装備は手を抜くことなく、キチンと整えて、安全・安心できる登山を心がけましょう。
登山靴は長い間、靴箱の奥に眠っていた場合、経年劣化している場合があります。靴の上部と底のゴムの部分とがはがれてしまうこともよくありますので、1年以上使っていない登山靴を履く場合は、よく点検してから、使用するようにしましょう。

注意点

夏の山の天気は変わりやすく、雷などにも要注意です。
午前中はよく晴れていても、午後からは必ず曇ってくるのが夏の山の天気です。雨具などには防水スプレーを効かせて、快適な登山を楽しんでください。

お知らせ

昔から森に入ると森林浴といって、体に心地よいフィトンチッドという物質に包まれて身体がリフレッシュされる効果があるといわれています。特に広葉樹の森が広がる原始林に囲まれた石鎚山はその効果が期待されます。
登山と水泳はこのところ、静かなブームですが、登山の効果は特に注目されています。マイペースで歩く登山は、疲れが溜まりにくく、中高年世代の方にとっても、基礎代謝を高め、太りにくい体質を作るので、定年後、登山を始める方がグンと増えているといわれています。

初心者の方も山の大きさとしてはコンパクトな石鎚山から始めて、四国の山々を歩き続ける方も多くいらっしゃいます。日帰りが可能な石鎚山ですが、朝夕の景色を眺めるために宿泊するプランもご検討ください。天然クーラーの中、山歩きの楽しみをこの夏から見つけてみることをお勧めします。

登山に疲れたら、山頂にある山小屋「頂上山荘」で休憩できます。頂上山荘では無料で休憩ができ、持参のお弁当や飲み物も自由に広げていただくことも可能です。

売店で売っている「あめ湯」が登山者に人気です。頂上山荘をご利用の際はぜひお試し下さい。

山頂から見えるのは、瀬戸内や遠く九州の山々の壮大な景色

昨年の今頃の様子は？

5月1日より営業開始しております2023.05.15

石鎚神社頂上山荘周辺の過去の様子

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