石鎚山 | 石鎚神社頂上山荘

紅葉前線は標高1500m付近へ下がっていきます。ゆっくりと登山しながら、登山途中の紅葉を愛でてください。

 (2011.10.16 石鎚神社頂上山荘 )
(2011.10.16 石鎚神社頂上山荘 )
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天気・気温

10/15(土) 曇り。昨日の最高気温は10℃、最低気温は9℃。本日7:00の気温10℃。
松山市の天気予報
明日
雨のち曇
21℃
17℃
明後日
雨のち曇
18℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月29日 10:00発表
高知市の天気予報
明日
雨のち晴
25℃
19℃
明後日
雨のち曇
20℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月29日 10:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

石鎚神社の頂上社と、頂上山荘が建てられているこちら弥山からは、眼前に紅葉の衣装をまとった天狗岳の雄姿が見えます。今朝の天狗岳は、中腹から沸き起こる雲に包まれて、幻想的な風景のなか、どっしりと構えています。

紅葉前線は、これからは土小屋、成就社のある標高1500m付近へ下がっていきます。ゆっくりと登山しながら、登山途中の紅葉を愛でてください。

登山道の状況

●石鎚登山ロープウェイを利用して石鎚神社成就社登山口まで行きたい方は、アプローチ自動車道路の情報
県道12号は、途中の極楽寺手前で台風の影響で、崩落していましたが、9月30日に復旧工事が完了しました。現在は、一般の自動車、定期バスともに元通り、通行可能になっています。
詳しい情報は、石鎚登山ロープウェイ(TEL0897-59-0331)まで。

成就社登山道、土小屋登山道ともに崩壊箇所などなく、安全に通行できます。
花の時季は終わりを迎えていますが、石鎚山頂へ続く、土小屋登山道はあざやかな紫色の ミヤマリンドウ ミヤマリンドウ が、日当たりのよい場所で、まだ咲いています。

登山装備

これから先は、いく度となく、大陸から寒波が南下してきます。そのたびに冷え込みが厳しくなります。これからは、冬装備に準じた装備を準備することをお勧めします。
平地では温暖な地の四国ですが、2000メートル級の山の気温は、北海道の市街地の札幌付近に旅行するのと、変わらないことになるといわれています。体調を整えるとともに、防寒着や帽子、手袋なども用意すると、安心です。

注意点

衣類は、吸湿速乾の混紡のウェアを準備して、山登りの移動途中でも、着脱可能な組み合わせができるように、考えて装備しましょう。これからは、低山でも、汗をかきにくい快適な登山ができる季節ですが、荒天になった場合には高度が増すごとに、気温が極端に低くなり、足元から冷えが来て、足がつったり、低体温症になる危険性も増えてきます。日によっては、靴下を厚手のものにするなどの配慮をして、安全登山を心がけてください。

お知らせ

寒くなるにつれて、食料は温かいものが美味しく、エネルギーの代謝が早く、体力の消耗が防げることになります。カップめんやインスタント雑炊、スープ類もいろいろ出ています。

装備は重くなりますが、保温ポットや、ストーブなどの装備も準備すると、安全で快適な登山ができると思います。簡便な行動食も必携ですが、山での温かい食事を楽しむ余裕もあるとよいのではないかと思います。いろいろ考えて、組み合わせて、 携行して、楽しんでください。

石鎚山頂の頂上山荘には30名が一度に食事できる食堂があり、宿泊者に朝食、夕食をご利用いただいていますが、一般の登山者の方々にも、お昼時に丼もやご飯もの、おでん、ビール、コーヒー、あめ湯などをご提供いたしております。団体様のお昼ごはんのご予約も承っていますので、お気軽にご利用くださいませ。

昨年の今頃の様子は?

5月1日より営業開始しております2023.05.15

石鎚神社頂上山荘周辺の過去の様子

  • 9月1日夕方、天狗岳から出た虹

石鎚神社頂上山荘

電話番号:
0897-55-4168
連絡先住所:
愛媛県西条市西田甲797 石鎚神社会館

地図で見る
https://sanso.ishizuchisan.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

愛媛県 / 四国山地西部(石鎚山地)

石鎚山 標高 1,982m

 愛媛・高知県境を東西に連なる石鎚山脈の主峰で、徳島県の剣山とともに四国を代表する山である。西条市と周桑(しゆうそう)郡小松町および上浮穴(かみうけな)郡面河(おもご)村の境界に位置する。  山頂は細長い岩稜で中央部に石鎚神社頂上社のある弥山(みせん)(1974m)、南寄りに西日本最高峰天狗岳が天にそびえる。周囲は目もくらむような断崖絶壁で、安山岩の柱状節理がほぼ垂直に立つ。三角点は弥山北西の標高1921mの地点にある。  石鎚山は見る方向によって山容がさまざまに変化する。南の石鎚スカイラインからは、先端のとがったピラミッド型、西の面河方面からは、ギザギザの岩峰がそそり立ち、東の瓶ガ森付近からは、どっしりとした重厚な姿を見せる。  山頂の岩峰の形が山名の由来とされるが、石之霊(いしづち)(ツは「之」の意、チは霊力をもつ神や物を意味する古代語)という説もある。また、『古事記』には石土毘古命(いわづちひこのみこと)、『日本霊異記』には「石槌」などの名が記され、万葉の歌人山部赤人が「伊豫の高嶺」と詠んでいる。日本七霊山の1つに数えられる石鎚山は、石土毘古命を神とし、古くから御神体山として崇拝されてきた。奈良時代、役小角が開山して蔵王権現を祭ったと伝えられ、以後修験道場として栄え、青年期の空海も修行している。平安期には熊野修験の影響を受け、近世に入って一般庶民の登拝が盛んになり、このころに岩場に鎖がかけられた。明治維新の神仏分離令により石鎚山は権現号を廃止し、神社となった。頂上社、成就社、土小屋遥拝殿、山麓の本社の4社を総称して石鎚神社と呼ぶ。  毎年7月1日~10日までがお山開き大祭で、智仁勇を象徴する3体の御神像が頂上に安置され、各地の信者をはじめ、一般の登山者数万人で賑わう。頂上では、白装束の信者が御神像を体にこすりつけて無病息災を祈願する。  石鎚山の植物は暖帯から亜高山帯まで分布し、土小屋付近のウラジロモミ、山頂付近のシコクシラベなどの純林は見事である。また、ハクサンシャクナゲ、ミヤマダイコンソウなどの貴重な高山植物も見られる。  西条側の登山道を表参道、面河側を裏参道という。西条側にロープウェイ、面河側にスカイラインが開通してからは、西之川下谷と土小屋が新登山口となった。ルート上の岩場には一ノ鎖、二ノ鎖、三ノ鎖などの鎖がかかっており、巻き道もある。表参道はロープウェイ終点から成就社を経て山頂まで3時間30分。土小屋から山頂は2時間。  山頂からは360度のパノラマが展開し、瀬戸内海や太平洋から、はるか九州の阿蘇山、中国山地の大山までも望める。

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二ノ森 標高 1,929m

 周桑郡小松町と上浮穴郡面河村との境にある山。石鎚山から西に延びて堂ガ森に至る尾根の一峰で、石鎚国定公園に属する。山名は石鎚山に次ぐ県内第2の高峰であることによる。山頂のすぐ西側にある五代ノ別レから南北に支稜が延び、北へ三(みつ)ガ森(もり)、南へ五代ガ森と続く。北側は断層崖の急斜面となっている。  石鎚山山頂からは面河本谷を挟んで、三角錐の堂々たる勇姿が眺められる。また、冬姿にも風格がある。  北側の高瀑渓、南側の面河渓はともに名瀑を擁し、景勝地として名高い。特に面河渓は名実ともに四国を代表する渓谷で、石鎚山の登山口ということもあって、年間を通じて観光客が絶えない。  石鎚山から二ノ森にかけての尾根沿いは、ササ原の中の白骨樹やシラベの純林が美しい。また、西(にし)ノ冠(かんむり)岳北面にはダケカンバの純林が見られ、高瀑渓付近は秋の紅葉が見事である。  堂ガ森から二ノ森を経て石鎚山に至るコースは、松山方面からの登山者に古くから利用されてきた。丹原町保井野あるいは面河村梅ガ市―堂ガ森―二ノ森まで約4時間。石鎚山―二ノ森間は約1時間30分である。

ユーザーの登山記録から