紅葉前線は標高1500m付近へ下がっていきます。ゆっくりと登山しながら、登山途中の紅葉を愛でてください。
天気・気温
山と周辺の状況
石鎚神社の頂上社と、頂上山荘が建てられているこちら弥山からは、眼前に紅葉の衣装をまとった天狗岳の雄姿が見えます。今朝の天狗岳は、中腹から沸き起こる雲に包まれて、幻想的な風景のなか、どっしりと構えています。
紅葉前線は、これからは土小屋、成就社のある標高1500m付近へ下がっていきます。ゆっくりと登山しながら、登山途中の紅葉を愛でてください。
登山道の状況
●石鎚登山ロープウェイを利用して石鎚神社成就社登山口まで行きたい方は、アプローチ自動車道路の情報
県道12号は、途中の極楽寺手前で台風の影響で、崩落していましたが、9月30日に復旧工事が完了しました。現在は、一般の自動車、定期バスともに元通り、通行可能になっています。
詳しい情報は、石鎚登山ロープウェイ(TEL0897-59-0331)まで。
成就社登山道、土小屋登山道ともに崩壊箇所などなく、安全に通行できます。
花の時季は終わりを迎えていますが、石鎚山頂へ続く、土小屋登山道はあざやかな紫色の
ミヤマリンドウ
ミヤマリンドウ
が、日当たりのよい場所で、まだ咲いています。
登山装備
これから先は、いく度となく、大陸から寒波が南下してきます。そのたびに冷え込みが厳しくなります。これからは、冬装備に準じた装備を準備することをお勧めします。
平地では温暖な地の四国ですが、2000メートル級の山の気温は、北海道の市街地の札幌付近に旅行するのと、変わらないことになるといわれています。体調を整えるとともに、防寒着や帽子、手袋なども用意すると、安心です。
注意点
衣類は、吸湿速乾の混紡のウェアを準備して、山登りの移動途中でも、着脱可能な組み合わせができるように、考えて装備しましょう。これからは、低山でも、汗をかきにくい快適な登山ができる季節ですが、荒天になった場合には高度が増すごとに、気温が極端に低くなり、足元から冷えが来て、足がつったり、低体温症になる危険性も増えてきます。日によっては、靴下を厚手のものにするなどの配慮をして、安全登山を心がけてください。
お知らせ
寒くなるにつれて、食料は温かいものが美味しく、エネルギーの代謝が早く、体力の消耗が防げることになります。カップめんやインスタント雑炊、スープ類もいろいろ出ています。
装備は重くなりますが、保温ポットや、ストーブなどの装備も準備すると、安全で快適な登山ができると思います。簡便な行動食も必携ですが、山での温かい食事を楽しむ余裕もあるとよいのではないかと思います。いろいろ考えて、組み合わせて、 携行して、楽しんでください。
石鎚山頂の頂上山荘には30名が一度に食事できる食堂があり、宿泊者に朝食、夕食をご利用いただいていますが、一般の登山者の方々にも、お昼時に丼もやご飯もの、おでん、ビール、コーヒー、あめ湯などをご提供いたしております。団体様のお昼ごはんのご予約も承っていますので、お気軽にご利用くださいませ。
昨年の今頃の様子は?
5月1日より営業開始しております2023.05.15
石鎚神社頂上山荘周辺の過去の様子
石鎚神社頂上山荘
- 電話番号:
- 0897-55-4168
- 連絡先住所:
- 愛媛県西条市西田甲797 石鎚神社会館