石鎚山 | 石鎚神社頂上山荘

頂上山荘は11月3日の営業をもって終了しました。今年は霧氷も初雪もないまま、本日下山となりました。

 (2011.10.16 石鎚神社頂上山荘 )
(2011.10.16 石鎚神社頂上山荘 )
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天気・気温

11/08(火) 昨日の天候:曇り。最高気温16℃、最低気温8℃。12:00現在10℃。
松山市の天気予報
明日
雨のち晴
22℃
17℃
明後日
雨のち曇
19℃
14℃
日本気象協会提供 2024年4月29日 4:00発表
高知市の天気予報
明日
曇時々雨
25℃
19℃
明後日
雨のち曇
20℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月29日 4:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

石鎚山は、冬の装いが始まっています。本日から風向きが北風に変りました。
ただ、10月中旬ごろから、この石鎚山頂でも気温が高いまま推移しています。まだ大陸からの寒波が来ないので、一度も霧氷はついていません。初雪もまだ降っていません。
紅葉前線は、今は面河渓谷、成就社ロープウエイの山麓下谷付近まで下りている模様です。

石鎚山の頂上山荘は11月3日の営業をもって終了しました。その後は11月8日まで小屋締めの作業(宿泊部屋の大掃除や、布団の乾燥、厨房器具や食器のの洗浄や収納、お客様ご利用のサンダルを洗浄したり、水道設備の点検や貯水槽の清掃と水抜き作業、自家発電用の発電機のメンテナンスや売店の販売品の棚卸、備品の点検や数量チェックなどなど、多くの作業があります)、などを精力的にこなしました。
本日、11月8日に来年も平常通りに営業出来ることを祈りながら下山しました。本年度のご利用、誠にありがとうございました。
また、来年もご宿泊、売店、食堂のご利用をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

登山道の状況

石鎚山頂へ続く、成就社登山道の崩壊箇所はありません。また、土小屋登山道も崩壊している個所はありません。 安全に通行できます。
石鎚スカイラインと瓶ヶ森林道は11月30日まで通行できますが、12月1日からは冬季に入りますので、通行止めになります。12月1日からは、石鎚ロープウエイを利用する表参道からのルートのみになりますので、気を付けてください。

登山装備

これから先は、冬装備で登山してください。毛糸の帽子や、防寒用の手袋、フリースは必携です。
降雪による登山道の凍結は、まだ先になりますので、アイゼンなどの用意は厳冬期まで不必要です。

注意点

天候によっては、日中でも10℃を上回らない日になることもあります。低体温症などの危険性は高まります。冷えは足もとから来ますので、下半身を温かくすることが大切です。
最近、山ガールにも人気のある、機能性が高いといわれるタイツは、故障やけがの予防、疲労の軽減にも役立つので、検討してみるのもよいでしょう。

お知らせ

石鎚山の頂上山荘は11月3日の営業をもって終了しました。本年度のご利用、誠にありがとうございました。
また、来年もご宿泊、売店、食堂のご利用をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

昨年の今頃の様子は?

5月1日より営業開始しております2023.05.15

石鎚神社頂上山荘周辺の過去の様子

  • 9月1日夕方、天狗岳から出た虹

石鎚神社頂上山荘

電話番号:
0897-55-4168
連絡先住所:
愛媛県西条市西田甲797 石鎚神社会館

地図で見る
https://sanso.ishizuchisan.jp/

施設の詳細を見る

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石鎚山 標高 1,982m

 愛媛・高知県境を東西に連なる石鎚山脈の主峰で、徳島県の剣山とともに四国を代表する山である。西条市と周桑(しゆうそう)郡小松町および上浮穴(かみうけな)郡面河(おもご)村の境界に位置する。  山頂は細長い岩稜で中央部に石鎚神社頂上社のある弥山(みせん)(1974m)、南寄りに西日本最高峰天狗岳が天にそびえる。周囲は目もくらむような断崖絶壁で、安山岩の柱状節理がほぼ垂直に立つ。三角点は弥山北西の標高1921mの地点にある。  石鎚山は見る方向によって山容がさまざまに変化する。南の石鎚スカイラインからは、先端のとがったピラミッド型、西の面河方面からは、ギザギザの岩峰がそそり立ち、東の瓶ガ森付近からは、どっしりとした重厚な姿を見せる。  山頂の岩峰の形が山名の由来とされるが、石之霊(いしづち)(ツは「之」の意、チは霊力をもつ神や物を意味する古代語)という説もある。また、『古事記』には石土毘古命(いわづちひこのみこと)、『日本霊異記』には「石槌」などの名が記され、万葉の歌人山部赤人が「伊豫の高嶺」と詠んでいる。日本七霊山の1つに数えられる石鎚山は、石土毘古命を神とし、古くから御神体山として崇拝されてきた。奈良時代、役小角が開山して蔵王権現を祭ったと伝えられ、以後修験道場として栄え、青年期の空海も修行している。平安期には熊野修験の影響を受け、近世に入って一般庶民の登拝が盛んになり、このころに岩場に鎖がかけられた。明治維新の神仏分離令により石鎚山は権現号を廃止し、神社となった。頂上社、成就社、土小屋遥拝殿、山麓の本社の4社を総称して石鎚神社と呼ぶ。  毎年7月1日~10日までがお山開き大祭で、智仁勇を象徴する3体の御神像が頂上に安置され、各地の信者をはじめ、一般の登山者数万人で賑わう。頂上では、白装束の信者が御神像を体にこすりつけて無病息災を祈願する。  石鎚山の植物は暖帯から亜高山帯まで分布し、土小屋付近のウラジロモミ、山頂付近のシコクシラベなどの純林は見事である。また、ハクサンシャクナゲ、ミヤマダイコンソウなどの貴重な高山植物も見られる。  西条側の登山道を表参道、面河側を裏参道という。西条側にロープウェイ、面河側にスカイラインが開通してからは、西之川下谷と土小屋が新登山口となった。ルート上の岩場には一ノ鎖、二ノ鎖、三ノ鎖などの鎖がかかっており、巻き道もある。表参道はロープウェイ終点から成就社を経て山頂まで3時間30分。土小屋から山頂は2時間。  山頂からは360度のパノラマが展開し、瀬戸内海や太平洋から、はるか九州の阿蘇山、中国山地の大山までも望める。

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ユーザーの登山記録から