【ミレー】マーカムスィッチ 75+15 厳冬期の長期縦走にも対応する大容量フラッグシップモデル
モニターレポート01
初めて18㎏のウエイトを背負う雪山デビューも
「ミレー マーカムスウィッチ75+15」の背負い心地のよさと荷重分散で安心
潮充 さん(50代男性、登山歴2年)  登った山域:高知県・三嶺(2泊3日、山小屋泊)
01
初めて背負うウエイトもハーネスやストラップの調整でぐっと楽に。
雪山デビューも、背負い心地のよさと荷重分散で助けられる。

 12月30日から1月1日に、高知県の三嶺に行きました。

 今まで春から秋の1泊2日ツェルト泊しか経験がなく、ザックの重さも12㎏ぐらいでした。2泊3日の小屋泊の装備を「ミレー マーカムスウィッチ75+15」に詰め込むと18㎏。私の体力で、このマーカムと山行できるのか不安になりました。恐る恐る背負ってみると、2泊3日の楽しみが18㎏のウエイトとなって肩にズッシリとのしかかってきます。ところが、ウエストハーネスを締めるとウエイトは、みごと肩から腰へ移動しました。ショルダーハーネスを調整してチェストストラップを留め、最後にトップストラップを締め上げると、先程までの不安は消えてなくなり、楽しい山行への期待が膨らんできました。

 山行中も「ミレー マーカムスウィッチ75+15」は、この期待を裏切ることなく、私の背中を前に前にと推し進めてくれます。初めての2泊3日での雪山デビューで、合計16時間の山行でしたが、「ミレー マーカムスウィッチ75+15」の背負い心地と荷重分散に助けられました。


     


肩甲骨から肩そして胸元へと優しく巻きつくようなフィット感。
背中から腰回りを包み込むようなウエストベルトで、ザックのブレもない。

 「ミレー マーカムスウィッチ75+15」は、「3Dプレシェイプトハーネスシステム」による、肩甲骨から肩そして胸元へと優しく巻きつくようなフィット感が秀逸でした。ウエストベルトは背中から腰回りを包み込むようなホールド感で、ザックのブレもなく行動できました。トップスカートを巻き込んで左右のストラップで固定すると、荷物がザック内で上から固定できるので、荷ブレ防止にはかなり有効だと思います。

 雨蓋の下段にはアウタージャケットを収納しました。取出し口が大きく開くので出し入れが簡単です。雨蓋を取り外して、少し離れた水場までウエストバックとして使用しました。ソフトボトル2本、珈琲セットを入れていき、だれも居ない水場で絶景と珈琲を楽しめました。

 サイドアクセスは普段あまり利用しませんが、「ミレー マーカムスウィッチ75+15」はサイドアクセスのすぐ内側に縦長のポケットがありますので、レインパンツを縦長に巻き込んで入れました。急な雨にも焦らず対応できそうです。フロントポケットには休憩時のクッションを収納しましたが、簡単に開閉できますのでストレスなく取り出すことができました。拡張式ウエストポケットの右にはスマホと地図、左は行動食、タバコと吸い殻入れを入れました。容量が十分にあり、ポケット上部にチャックがあるので、普通のウエストポケットと違い、出し入れにストレスを感じません。ポケットの長さもちょうどよく、歩行時に太ももと干渉することもなかったです。2気室構造で、底部にパッキングしたシュラフとマットの出し入れは問題なしでした。

 三嶺の水場はヒュッテから少し離れているので、水汲み時に雨蓋をウエストバックとして使いました。身軽に行動できて良かったです。

 今回のような冬期の2泊から3泊の縦走コースには「ミレー マーカムスウィッチ75+15」はおすすめです。マーカムは山を知り尽くしたメーカー(人間)が造ったことを実感できるバツグンの背負い心地と隠し技が満載のイカしたザックだと思います。これからもマーカムを相棒として楽しく、安全な山行を続けて行きたいです。


     


● Check Point
  • 3Dプレシェイプトハーネスシステムによるフィット感が秀逸。
  • 雨蓋は取出し口が大きく開くので出し入れが簡単で、取り外し可能なことも便利。
  • ウエストポケットは容量が十分で、上部にチャックがあるので、出し入れしやすい。
モニターレポート02
25㎏の荷物が15㎏くらいに感じられるほどの背中への貼りつき感が魅力。
一体感があるウエストベルトとショルダーシステムなので、ふらつきが少ない。
工藤嘉高 さん(40代男性、登山歴8年)  登った山域:白馬乗鞍岳・鵯峰(2泊3日、山小屋泊)
02
手で持ち上げた際に感じる重さが、腰・肩・背中に均等配分されてさほど感じられない。
拡張型ウエストポーチのおかげでザックを下ろさず、荷物を出し入れできる。

 1月9日~11日に白馬乗鞍岳(天狗原)、鵯(ひよどり)峰(早大ヒュッテ裏)に行きました。

 9日は、荷揚げ。荷揚げの際には多くの共同装備・食糧を積み込みながらも、腰・肩・背中に均等配分され、手で持ち上げた時に感じた重さをさほど感じることがありませんでした。10日は早大ヒュッテから白馬乗鞍岳への山行。天候悪化につき、天狗原で一時待機、滑降後、鵯峰へ下りました。アタック山行中に必要なものをリパックするのですが、それなりの量。確認作業の度にザックを下ろして、担いでとなると一苦労です。しかし、今回は、登りでザックを下ろして荷物の出し入れをする必要がないほど、大きなサイドの拡張型ウエストポーチが重宝しました。

 また、優しく包まれた腰に持ってもらうためか、下山も安定して滑走することができました。1本では物足りなく、鵯などに再度ハイクアップして楽しみました。その際、濡れたシールの出し入れに背面の防水フロントポケットが活躍。シールを取り出す時は、あえてファスナーを開け閉めしなくとも、上部からスッと取り出すことができ、中に雪が入るなどといった余計な手間が省けます。休憩中に使用したテルモスやツェルトなどの収納物もサイドポケットやファスナーがL型に大きく開放されるため、厚いグローブを履いてもアクセスしやすいのも魅力的でした。

 11日には雪崩訓練後、清掃下山(清掃・下山)しました。今回の山行では、風に阻まれ、山頂へ向かうことができませんでしたが、栂池のパウダーを存分に楽しむことができました。


     


前のザックより重量が増えたのに、むしろ軽く感じるのに驚く。
大型のフロントポケットや容量の大きいウエストポケットなどが縦走に最適。

 「ミレー マーカムスウィッチ75+15」は、ミレーならでは背中への貼りつき感があり、背負ってしまえば25㎏ぐらいでも15㎏ぐらいに感じます。今使用しているザックより重量が増えたのに、むしろ軽く感じるのは驚きでした。ウエストベルトは左右に引くのではなく、センターに引き寄せる形。腰に優しく乗っかる感じがし、ウエイトがあっても苦になりません。また、左右の振りに対してずれる感じが少なく、スキー滑走で体を持っていかれることが少なかったです。ショルダーの前の部分のフックにサコッシュに入れた物をひっかけて持っても、フレームがしっかりしているのか、肩への負担が小さかったです。また、背面長の設定の仕方も解説書にていねいに書かれており、納得のいく長さに調整できるのも魅力的でした。

 雨蓋は、頻度の高い必要物を大小、目的などで分類収納が可能。地図、赤布などの薄物の小物類と、替えの手袋やゴーグルなど大まかに分類でき、便利なポケットでした。また、雨蓋をサイドリリースバックルで簡単に取り外しができます。雨蓋を取って行動するにあたり、行動食を片側にまとめ、必要なコンパス、地図、替えのインナー手袋などを追加収納。意外と大きく、余裕があります。

 容量をUPしてもサイドをリリースバックルでしっかり固定でき、さらにトップスカートで押さえつけると、背負った時に一体感が損なわれることがありません。大容量の荷物を背負っていたので、ザックはパンパンに張っていましたが、サイドアクセスは30㎝近い開口部がL型に開き、緊急時のツェルトやガス、コッフェルなどをすぐに出すことが可能です。大型のフロントポケットにはスキーシールやスコップ、スパッツなど濡れ物をバンバン入れましたが、内部への浸透は見られませんでした。耐水素材で覆われて滑りがよく、風が強い時など、片側しか開放しなくとも簡単に荷物をしまうことができました。

 2気室構造は、簡易なシステムで固定されている割に、しっかりしていました。個人的には2気室にするより、1気室で使った方がパッキングしやすく便利でした。プローブ、スコップの柄、ストックなどは下部のポケットに入っているので、落ちる心配はないのですが、エラスティックコードのしまりが弱く上部がふらつく感じがしました。以前のザックの様にベルトで固定する方が安心できるので、今回も下部のサイドベルトを使用し、がっちり固定しました。

 「ミレー マーカムスウィッチ75+15」は、ヒュッテ泊用に9Lぐらいの飲み物・食糧などを含めても、余裕がありました。また、荷物が減っても3つのサイドベルトやトップスカートの固定などで簡単にガッチリと締め上げることができ、少量でもバランス良くパックできます。濡れ物と乾き物を分けてパックできる大型のフロントポケットや容量の大きいウエストポケットなど、無積雪期・積雪期問わず、3泊4日ぐらいの縦走に活躍すると思います。一体感があるウエストベルトとショルダーシステムなので、ふらつきは少なくアイゼン・ピッケルを多用する山行もよいですが、やはりスキー山行で滑走中にその素晴らしさを感じるのではないかと思います。ただ、ひっかけるところが少なく、岩場やアイスなどの山行には向かないかもしれませんが。夏山にも使えますが、このザックは冬山の方がより恩恵を感じることができると思われました。


     


● Check Point
  • 背面の防水フロントポケットは濡れたシールの出し入れにも活躍。
  • サイドポケットやファスナーがL型に大きく開放されるため、厚いグローブでもアクセスしやすい。
  • 左右の振りに対してザックがずれないので、スキー滑走でも体を持っていかれない。
モニターレポート03
楽に担ぎ上げられ、骨盤が擦れることがない。
横幅も広がらず左右にぶれることもないので、狭い登山道や岩場にも適している。
三宅光子 さん(30代女性、登山歴3年)  登った山域:奥多摩・雲取山~鷹ノ巣山(2泊3日、テント泊、避難小屋泊)
03
背面パッドに速乾性があり、汗を吸ってもすぐ乾く。
ザックが左右にぶれない点もお気に入り。

 奥多摩の雲取山~鷹ノ巣山を縦走しました。

 テント泊のときは、テント内の半分を荷物置きにして半分を自分の寝るスペースにしています。「ミレー マーカムスウィッチ75+15」を横に置いて寝ていると、その存在感がすごくて(邪魔とかではなく)、なんだか安心して夜も眠ることができました。

 普段もほぼ単独でテント泊をしているのですが、合計18㎏の荷物を担ぎ上げることになりました。冬期のテント泊も初めてだったので、夏より増える荷物。おまけに単独の場合、「誰も助けてはくれない精神」でいつも山行計画を立てているので、荷物も余計に増えました。でも、「ミレー マーカムスウィッチ75+15」なら、荷物が増えても減っても安定した山行ができると確信があるので安心です。担ぎ上げも最初は本当に地獄のようでした。ただ、だんだんと慣れてきて、左手で取っ手を掴み左腿に乗せ右手で一気に持ち上げると、本当に楽々担ぎ上げられるようになりました。

 背面パッドには速乾性があり、汗を吸ってもすぐ乾くのでいいですね。翌朝ひんやりすることもなくよかったです。背負っている時はとても暖かで、だんだん眠くなってくるほどでした。ただ、私は身長153㎝、中肉なので若干背面が合わなくて、もう少し短くなればいいと思いました。背面パネルが背中に合っていなかったため、肩甲骨にザックの硬い部分が当たって多少痛くなりましたが、山行を邪魔するほどではありませんでした。また、本当に左右にブレないので、ここも気に入りました。個人的に、ショルダーについているミレーと刺繍された取っ手が気に入りました。山を歩いている時は必要ないですが、下山後ここを両手で持ちながら歩きました。安心感がありますね。


     


総計18㎏の荷物もショルダーが捻れることもなくすんなりと背負える。
ザックが骨盤に擦れて痛くなることもない。

 3Dプレシェイプトハーネスシステムのおかげで、総計18㎏の荷物でしたがショルダーが捻れることもなくすんなりと背負えました。若干、背面が合わなかったのでウエストベルトを3日間結構きつめに締めていましたが、全く痛くならずきつさも感じず、とてもよかったです。今までのザックでは1泊2日のテント泊をすると、後半に骨盤が擦れて痛くなっていたのですが、それが全くありませんでした。すごい!

 雨蓋の上の部分に紐を付けて脱いだ上着を挟めるようにしました。また、雨蓋は取り外して、サブバッグとして使用できるのでとてもいいです。今までザックを軽くしてからテント場から頂上アタックしていたのですが、今後はこれが活躍しそうです。

 トップスカートは、今まで紐で閉めるタイプしか使用したことがありませんでしたが、バックルタイプはとてもいいですね! 軽量化したい方にはこれが重く感じてしまうのかもしれませんが、軽量化は特に考えていないのでとても好きです。そして、家を出る前よりやはりかさばってしまうのが登山用品…。私が下手なだけですが。巾着部分が15リットルもあるので帰りに脱いだ登山靴も楽々入りました。

 普段はサブバックをザックに付けているのですが、今回は拡張式ウエストポケットで十分でした。左に行動食(練乳)とティッシュを入れ、右に携帯と地図、耐水性メモ帳を入れました。携帯はiPhone6Sで、さらにカバーを付けているので結構大きいですが、すんなり入りました。携帯は気温が低すぎていきなり電源が落ちたりするので、手が届くところに入れられたのがよかったです。ただ、電車に乗る時は床にザックを置くので広げたままだと具合が悪く、ポケットから荷物を出してポケットをたたんでいました。

 ブレーキ機能のついたジッパーを採用した2気室構造の下に寝袋を詰め、ジッパーで蓋をし、その上に着替えやクッカーガスなどを詰めました。ブレーキが外れることなく使えました。蓋といっても隙間があるのでテントポールを下まで挿せたのがよかったです。ストックホルダーはとても安定していて使いやすかったです。ピッケルも試しに付けてみましたがよさそうです。ただ、下に荷物がパンパンに入ってる場合、ポケット部分がぱつぱつになるので入れにくいかなと思いました。生地がもう少しだけ伸びるといいかな。

 「ミレー マーカムスウィッチ75+15」は、2泊3日分の衣食住を詰め込んでも余裕があります。今回総距離31㎞の縦走でしたが、横幅も広がらず左右にぶれることもないので、狭い登山道や岩を掴んで登るルートの山にも適していると思いました。ただ、先日、谷川岳に行ってきたのですが(別のザック使用)、あそこは積雪期だと木の枝がザックに引っかかることが多い山なので、縦長のザックは危険かなと思いました。総合的に見てサイズが合えば最高のザックです。ショルダーやウエストベルトの締め方を考えながら今後も使用します。雪山のテント泊もこれで行こうと思います。それと、「ミレー マーカムスウィッチ75+15」と同じデザインで30リットルほどのがあれば絶対買います!


     


● Check Point
  • 背面パッドに速乾性があり、汗を吸ってもすぐ乾く。
  • 雨蓋は取り外して、サブバッグとして使用できるのでとてもいい。
  • 行く前よりもかさばってしまう登山用品も15リットルもある巾着部分に収納できる。
モニター募集商品

ミレー「マーカムスィッチ 75+15」の モニターを3名募集します。


マーカムスィッチ 75+15