【アウトドアリサーチ】ストームトラッカーグローブ 汎用性に優れたソフトシェルグローブ
モニターレポート01
革手袋と同様の感覚でいられる快適さ。
指の屈折にストレスがなく、着脱も楽にできる。
近藤武 さん(20代男性、登山歴4年)  登った山域:北海道道南狩場山(日帰り)
01
脱ぐのがすんなり楽々にできる。
岩をつかんで登る場面では革手袋と同様の感覚でいられる。

 10月下旬、道南の狩場山に行きました。山には積雪もあり前日まで風も強く、厳しい条件での登山を予想していたのですが、実際は日差しが強く、朝は肌寒かったものの、10月とは思えない暑さ。

 寒さは感じなかったので素手でも行動できました。せっかくなので「ストームトラッカーグローブ」を随所で使っていましたが、やはり暑いので脱いでしまいます。履くときは左手の腕時計と干渉するので面倒なのですが、脱ぐときはすんなりで楽々です。また、手首部分についているカラビナループは片手で両方持てるので使いやすかったです。

 今回登った狩場山では、岩をつかんで登る場面が数カ所ありました。そのような、冷たい岩をつかむ場面では夏場に革手袋で岩をつかむのと同じ感覚で使用できました。また、前日までの降雪で深いところでは10センチ程度の積雪があったので、試しに、雪だるまを作ってみましたが、浸水はなく使用できました。


     


指の関節部分に施された溝のおかげで、指の屈曲にストレスを感じない。
防風性の高さと、手袋を履いていることを感じさせない蒸れ対策が素晴らしい。

 ホームセンターの皮手袋にあるような硬さを感じなかったのは、指の関節部分に施されたサイプ(溝)のおかげかもしれません。指の屈曲にストレスを感じなかったです。ゴートスキンは尖った岩場や鋭いトゲのある植物が出てきても安心して使えると思います。ただ、甲まで覆うメリットはよくわかりませんでした。起毛トリコット(裏地部分)の肌触りには心地よさも感じました。

 手首部分はやや長めに作られていますが、脱ぎ履きにはストレスを感じなかったです。裾部分の長さはちょうどよいものでした。サイズ感は、この手袋の下にもう一枚薄手のインナー手袋をつけてちょうどよかったです。ウィンドストッパーらしい防風性の高い安心感と、手袋を履いていることを感じさせない蒸れ対策は素晴らしいと思いました。

 ただ、今回の山行では十分に防寒防風性能を生かせなかったので、保温性、防風性はよくわかりませんでした。また、雨が降ることがわかっている山行の場合は、防水性のあるグローブをおすすめします。 

 「ストームトラッカーグローブ」は、夏の3000メートル級の岩場を含む稜線でも使えそうです。また、秋と冬の境界線で使うグローブとして優秀であると思います。次は、残雪時期のスキーグローブとして使えないか試してみたいと思います。デザイン性がよく、北海道では普段着としても使えそう。山で使える場面は限られるが、時期を考えて使えば防寒防風対策に有効なアイテムになると思います。


     


● Check Point
  • 手首部分のカラビナループが持ちやすくて便利。
  • 起毛トリコット(裏地部分)が心地よい肌触り。
  • デザイン性が高いので、普段使いできそう。

モニターレポート02
裏地の肌触りがよく、つけていることを忘れるほどでストレスがない。
着用したままで細かい動作ができるのがうれしい。
水村昌司 さん(30代男性、登山歴12年)  登った山域:雨飾山(1泊2日、山小屋泊) 
02
指先の細かい動作がしやすく、素早い行動にも適している。
外した際の収まりがよく、行動しながらの温度調整に役立つ。

 10月3日~4日に雨飾山に行きました。3日の雨飾山荘までの移動の際は雨、翌朝より曇り時々晴れでした。気温12℃くらい。登りの間は樹林帯が多いのであまり感じなかったのですが、稜線に立つと風が当たりました。「ストームトラッカーグローブ」は風が強い時でも体温をあまり奪われず、防風性の高さを感じました。

 この薄さでこの保温力はとても嬉しいです。日中、気温が上がった時間は外すこともあったものの、基本的には着用したまま行動。ガイドとしてパーティ全体のケアをする際なども、着用したままの細かい動作でも扱いやすく、素早い行動にも適していて助かりました。

 また、「ストームトラッカーグローブ」は、保温力と防風性能はもちろんのこと、いざという時には着脱もしやすいので、ストレスがありません。ちょっと暑くなったなと思った時にはすぐに外せて、着脱の便利さが温度調節を助けてくれます。さらに、外した際の収まりのよさが光り、行動しながらの温度調整も余計な時間を割かずにできました。

 手首のテープリングでザックに軽くつけることもできるし、グローブ自体が薄手なので、ポケットへの収納も可能。外していても常に手元で扱え、ザックを下さず収納可能な点が非常にありがたいです。寒暖差が大きい時期なので、とても安心感がありました。


     


長い手首部分の保温効果や裏地部分の肌触りのよさに驚く。
手首のファスナーや肌触りのよい裏地で、着脱がスムーズ。

 指の関節部分に施されたサイプ(溝)はとても画期的で有効に思えたものの、自分の指が短いのか、中指・薬指以外は位置が合いませんでした。そのため、あまり効果を感じられなかったように思います。可動の具合を見ていても不便はないし、第一関節部分は突っ張る感じがせず、第二関節は程よく曲がり、使いやすさを実感できるように思えます。

 ゴートスキンはとても安心感があり、丈夫さを感じます。可動の多い部分なので長いスパンで見ても丈夫に思えます。スコップを扱うなど冬の山行にもしっかり応えてくれそうです。

 手首部分は一見すると長くて使いづらそうな感じでしたが、時間が経つとその保温効果に驚かされました。手首が守られているので、指先も冷えにくかったです。また、裾がタイトにデザインされているので、アウターのジャケットとの相性もよく、とてもおさまりがよいです。ただ、時計をしている左手は時間確認をする際にめくりづらく、気になりました。欲を言えば片手(利き手の逆)だけもう3センチ短いショートタイプがあって、左右どちらかセレクトできると嬉しく思います。

 手首のファスナーで裾が広がるのでスムーズに手を入れることができ、ファスナーの滑りもとてもよいです。着用がとても素早くできるのがありがたかったです。強風時でも手間取る心配がなく、とても便利。雪山での扱いやすさも期待できます。ただ、ファスナーを開ける際は長さのせいか、途中で引っかかり、片手で空けにくい場面がありました。外す際は、ファスナーをしめたまま抜いてしまうのが得策かと思います。

 裏地の滑りがいいのでとてもスムーズです。起毛トリコット(裏地部分)の肌触りのよさは着用して一番に驚いたところ。暖かく、優しい感触にとても安心感を覚えました。長時間の着用にもストレスを感じることなく、つけているのを忘れるほど自然です。汗っかきなので、一番気になるのは蒸れや暑くなりすぎること。しかし、GORE-TEXウィンドストッパーは一度も嫌な感じはしないどころか、とても快適でした。

 「ストームトラッカーグローブ」は、厳冬期の下山時や、滞在の長い時、風雪の厳し過ぎる場面、春先のウェットな雪や雨の山行などには合わないかと思いますが、主に晩秋~冬、初春の山行におすすめ。厳冬期でもスノーシューやバックカントリーなどハイクアップ時などには重宝しそう。ギアの扱いも行いやすいので、素手を外気にさらさずに素早い行動の助けになってくれるはず。タイト過ぎず、ほどよいゆったり感が体温をキープしていてくれたように思います。保温力の高さはもちろんのこと、道具の扱いやすさや着脱のしやすさから外せないアイテムになると思います。また、山行だけでなく、冬のアウトドアアクティビティにも重宝しそうです。


     


● Check Point
  • 手首のファスナーの滑りがよく、裾が広がるので着用しやすい。
  • 手首部分が長くて保温効果が高く、指先も冷えない。
  • 肌触りがよいので、長時間の着用にもストレスがなく、つけているのを忘れるほど自然。

モニターレポート03
グローブ自体が軟らかく、キャンディの包み紙を結べるほど、操作性がよい。
防風性能が抜群で、強い風の中でも手がかじかむことがない。
さいちー さん(20代女性、登山歴4年)  登った山域:北岳~間ノ岳(3泊4日、山小屋泊)
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強い風の稜線や気温が低い朝夕でも、防風、防寒性能が優れている。
操作性がよく、グローブを着用したままでさまざまな作業ができる。

 10月20~23日に北岳~間ノ岳に行きました。4日とも快晴で、最低気温が0~3℃くらい。間ノ岳の山頂には冬の訪れを感じさせる雪がありました。天候に恵まれ、最高の登山日和。

 雲海の中アに沈む太陽。オリオン座流星群、明け方の甲府盆地の輝き、富士山の隣からゆっくり昇ってくる朝日。どれをとっても美しく、2泊3日のつもりが、もう1泊延びてしまいました。

 3泊4日で毎日ピーカン。快晴で日中は暑かったです。気温が高い時は保温性がよすぎて汗をかくほどでした。朝夕の気温や、稜線上の強い風の下、防風、防寒性能ともにとても優れていました。デジカメ操作や、行動食の袋を開けたり、靴紐を結び直したりする際もグローブ着用したままで問題なし。操作性がたいへんよかったです。


     


ハシゴでも滑りにくいグリップ性の高さ。
長めに作られているので、風が吹き込むことがない。

 「ストームトラッカーグローブ」の溝と自分の関節の位置が合わなかったのが残念です。操作性はよく、キャンディの包み紙を結べるほど。グローブ自体が軟らかくて使いやすかったです。丸太のハシゴではグリップ性があって滑りにくいと感じました。たまたまグローブをしていない時に尖った岩に手をついたら皮膚が切れてしまいました。グローブの保護力の高さを感じました。

 やや長めに作られているので、アウターの袖口に入れることができ、風が中に吹き込むことなく暖かかったです。手首のファスナーはあってもなくても着脱できました。ひも?部分が大きくて、着用時にも、使わない時にフロントバックルにくくっておくのにもとても便利でした。

 起毛トリコット(裏地部分)はふわっと気持ちいい。汗で濡れても乾くのが早かったです。GORE-TEXウィンドストッパーの防風性能は抜群。冷たい稜線の風から手を守ってくれ、かじかむことがなかったです。グローブ着用時、寒いと感じたことは一度もなく、快適に使えました。

 「ストームトラッカーグローブ」は晩秋の高山には、日帰りでも、泊まりでも使えます。星の撮影で最も冷え込む明け方に着用していましたが、指先の寒さを感じませんでした。星撮影にも使えますね。


     


● Check Point
  • グローブをつけたままで細かい作業もできる操作性のよさ。
  • 保温性がよく、冷え込む朝方にも指先の寒さを感じない。
  • 起毛トリコット(裏地部分)は気持ちよく、汗で濡れても乾くのが早い。

モニターレポート04
フィット感がよいのに、ハードなヤブ漕ぎでも傷つかない丈夫さがある。
起毛トリコットの肌触りがよく、冷えも防ぐ。
shinoco さん(30代女性、登山歴7年)  
登った山域
:台高・白鬚岳(日帰り)、大台ケ原・七ツ釜高、日出ヶ岳(1泊2日、山小屋泊)
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フィット感がよく、操作性に優れている。
ハードなヤブ漕ぎや懸垂下降でも傷みがない丈夫さ。

 10月18日、台高・白鬚岳に登りました。東谷出合より小白鬚岳、白鬚岳ピストン、途中の岩場でハイキング時に使用できる簡易ロープワーク講座をしました。この日は早朝にガスが出ましたが、すぐに晴れて、気温23℃くらい。また、10月31日~11月1日には、大台ケ原・七ツ釜高-桃の木小屋泊-日出ヶ岳に行きました。両日ともに晴れで、1日目の気温は早朝5℃~最高気温13℃、2日目は最高気温15℃でした。

 「ストームトラッカーグローブ」の気に入った点は、何よりフィット感がよく操作性に優れること。そして、柔らかく丈夫なゴートスキンが、バリエーションルートでのヤブ漕ぎや岩場、木や笹を掴む際に滑ったり切れたりすることがなくてよかったことです。

 大台ケ原のハードなヤブ漕ぎでは、皆グローブがぼろぼろになっていましたが、「ストームトラッカーグローブ」は丈夫でした。懸垂下降などでも傷まず、丈夫さを実感しました。また、手首もすっぽり覆うので服との隙間が少なく、寒さを感じませんでした。ヤブ漕ぎの時の怪我防止にも役立ったのではないかと思います。

 起毛トリコットは肌触りがよく、気持ちがいいです。寒さに弱い女性にも嬉しい機能です。しかし、歩行中はどうしても体温が上がって汗ばんでしまう。そんな時に着脱しやすいジッパーが嬉しかったです。歩きながら、さっと脱いでついている紐テープをカラビナに掛ける。小さなことですが、スムーズな動作でストレスなく歩けました。


     


汗で蒸れることが少なく、汗ばんでいても着脱がスムーズ。
ロープワークが必要な山や岩場などに行く方におすすめ。

 「ストームトラッカーグローブ」をつけて、カラビナの操作、スリングによるチェストハーネスの作製、懸垂下降、ロープワークなどを行いましたが、操作性がよく曲げにくさを感じませんでした。今回の山行にはヤブ漕ぎや岩場、多少ロープワークがあったため、操作性に優れている点がとても適していました。岩場でも滑りにくく、懸垂下降時にも不安なく使用できました。前泊として駐車場でテント泊をし、軽い打ち合わせと宴会をするのがお約束ですが、箸も持てました。かなり細かい作業もできることが驚きです。

 2回の山行とも風はあまり吹かなかったのですが、10月31日~11月1日の七ツ釜高では朝の気温が低く、ダウン+ミッドシェルで歩きました。GORE-TEXウィンドストッパーのおかげで、その状態でも手がかじかむ事がなく、さらに歩行しても汗で蒸れを感じませんでした。

 ただ、10月18日の白鬚岳は気温が高く、どうしても蒸れてしまいましたが。汗ばんだ状態でも着脱がしやすいことも嬉しいですね。起毛トリコット(裏地部分)はふわふわしているので、気持ちいいです。アンダーの手袋をしてはもったいないと思いました。保温性、防風性はとても優れていると思います。一枚で十分暖かいです。冷え性にはこの保温性・防風性が嬉しかったです。

 ただ、長所でもある保温性とトリコットゆえに使用できる期間が狭められる点が残念。今回10月中旬と下旬に使用しましたが、10月中旬ではまだ暑く感じたし、下旬も登りではまだ暑さを感じました。また、インナーグローブも使用した場合、せっかくの起毛が無駄にならないか? ゴートスキンがオーバーミトンと干渉しないだろうか? など今後の山行でどこまで活躍できるのか検証してみたいと思います。

 また、洗濯などお手入れ方法を知りたいです。洗濯機で洗剤を使って洗い、ゴートスキンに革用クリームを馴染ませるので正しいか? 柔軟剤を使用して洗濯していいのか?など、メーカーホームページなどに載せて欲しいと思います。

 「ストームトラッカーグローブ」はロープワークや岩場などを行く方にお勧めします。ヤブ漕ぎや懸垂の可能性の高い山に使用できそうです。マイナスの気温も対応しているとの事ですが、まだその気温になっていないため、どの程度の積雪期で快適に使用できるのかわかりかねます。今後控えている、木曽駒や藤内沢、堂満ルンゼなど、初級冬山アルパインに活用するのが楽しみです。


     


● Check Point
  • 手首をすっぽり覆うので服との隙間が少なく、寒さを感じず、怪我防止にもなる。
  • 「ストームトラッカーグローブ」一枚で十分暖かい保温性、防風性。
  • さっと脱いで、紐テープでカラビナにかける動作がスムーズにできる。
※メーカーから
貴重なご意見ありがとうございました。
洗濯方法の情報については、ウェブサイトに掲載させていただきました。 リンク ≫

モニターレポート05
保温性能と防風性能がありながら、蒸れずに快適。
アウターとしてもインナーとしても使えるほど汎用性が高い。
ヤマカミ さん(30代男性、登山歴9年)  登った山域
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十分な保温性能と防風性能に加え、適度に蒸れを逃がすので、
風の強い稜線から、無風の樹林帯までつけたまま快適に過ごせる

 11月7日に、鈴鹿山脈 藤原岳~竜ヶ岳縦走に行きました。早朝、登りはじめ小雨。稜線での気温8℃くらい。山頂からはずっと曇りで、下に降りてまた小雨という天候でした。

 樹林帯の登りでは暑さを感じることがあったのですが、「ストームトラッカーグローブ」のファスナーを開けていれば気になるほどではなかったです。草原地帯の稜線は風が強く、抜群の防風性能を体感することができました。風の強い稜線でも、グローブ内部は別世界のように暖かく、蒸れていませんでした。生地の柔らかさと、防風、透湿性のバランスが絶妙。小雨が降った時も見事に水を弾いていました。

 保温、防風性能は抜群なうえに、蒸れずに快適に暖かいというのが印象的でした。ソフトシェル生地は十分な保温性能と防風性能に加え、適度に蒸れを逃がしてくれる感覚が気持ちよいです。無風の樹林帯で少し暑い状況から、稜線へ出て風が強い状況でもこのグローブなら、つけたままずっと快適でいられました。

 グローブは厳冬期用のモノと、夏用の薄いモノは自分の中で定番化した製品がありますが、晩秋から残雪期までのグローブはいつも悩みの種。いくつかのインナーとシェルを山行の状況に応じて、組み合わせ使い分けていました。アウターとしてもインナーとしても使える「ストームトラッカーグローブ」があれば、様々な季節や状況において活躍してくれること間違いないと感じました。


     


手首部分が長くて袖口を深く覆うので、風の侵入や寒さを感じない。
ファスナーとハンドル、さらっとしたインナー生地のおかげで着脱がスムーズ。

 「ストームトラッカーグローブ」のシンプルですっきりとした、質感の高いデザインがとても気に入っています。ソフトシェル生地のグローブに、ゴートスキンの適度なしっかり感が心地よいです。手のひらだけでなく、甲まで回り込んでいるのがデザイン上とてもよく、ブランドロゴとあいまってアウターグローブとしての質感を高めています。

 今まで使っていた革のグローブは、指を曲げると関節部分の革が邪魔して、ポールを握ったりザックのジッパータブをつかんだりする際に操作性が悪かったのですが、「ストームトラッカーグローブ」はそれがストレスなく行えました。手首部分が長くて袖口を深く覆えるので、かなり手首からの風の侵入や寒さを感じませんでした。これだけ長さがあると雪のある状況でも安心感があるように思います。

 手首部分が長くなると着脱性が悪くなりますが、ファスナーとハンドル、さらっとしたインナー生地のおかげで着脱がとてもスムーズです。起毛トリコット(裏地部分)はとても気持ちのよい肌触りで、指の引っ掛かりがありません。インナーをして手を入れてもスムーズに入りました。

 手首のファスナーは、着脱が簡単なのはもちろん、暑いときには開けっ放しにするとベンチレーション的な効果がありました。また手首部分が長いために腕時計が見にくい位置になりましたが、ファスナーで簡単に開けられるので時計だけ覗くことができました。

 「ストームトラッカーグローブ」は冬山のアクティビティ全般に向いています。私なら冬山登山、バックカントリースキー、スノーシューハイクなどにおすすめします。厳冬期登山では単体で樹林帯のハイクアップに。稜線へ上がる時は、インナーを追加し、シェルのミトングローブをつけピークを目指すにもいいですね(冬の赤岳なら、行者小屋までをアウターとして、ピークハントはインナーとシェルを追加してなど)。一般登山道でならば、10月以降の森林限界以上の環境。剱、穂高岳から槍ヶ岳間、不帰、大峰のキレットなど。手を使って進まなければいけない状況で、岩や鎖、ハシゴが凍結している可能性があり、指を積極的に使う状況にもいいですね。

 また、アウターとしてもインナーとしても使えるほど汎用性が高いと思います(晩秋からGWまで重宝しそうです)。スノーシューやバックカントリースキーでもハイクアップ時に重宝するし、春が近くなったり残雪期にはアウターとしてこれ一つあれば心配がないです。これからの時期や私の山行スタイルには、このグローブはとてもマッチしているので、大活躍すること間違いないと思っています。


     


● Check Point
  • すっきりとした質感の高いデザインがよい。
  • 手首部分が長くて袖口を深く覆えるので、手首からの風の侵入や寒さを感じない。
  • 手首のファスナーは着脱しやすいだけでなく、ベンチレーション効果もある。
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