オスプレー(osprey)イーサー&エーリエル
ザック自体が軽いので、快適に歩ける
重い荷物も腰で支えられ、微調整ができるヒップベルトが秀逸。
ザック自体が軽いので、快適に歩ける
野歩奔(のほほん) さん(50代男性、登山歴20年)  登った山域:苗場山、巻機山(山小屋1泊、民宿1泊)
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内側に引っ張って調整するヒップベルトが締めやすく、細かい調整が可能。
まさに「でかザック、腰で留めれば、重さ半減」を実感
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 10月12日~14日、苗場山、巻機山に行きました。3日間で約20時間の山行でしたが、おおむね好天に恵まれました。

 今回は山小屋泊まりだったので、重装備になりませんでしたが、水や着替えを多めに入れることができ、大型のメリットは十分味わうことができました。

 デザートなどでかなり贅沢な装備にしたため、それなりの重量になりましたが、肩の食い込みもなく、気持ちよく3日間、歩くことができました。私自身はOSPREYのザックは初めてでしたが、今回のパーティ18名のうち、3名がOSPREY。

 苗場山頂で一緒に撮った写真は変なポーズで写真に収まっていますが、OSPREYのロゴマークを真似したものです。悪しからず・・・。

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 OSPREY「イーサー」はヒップベルトが特に秀逸です。他のザックだとベルトを外に引っ張って締めるタイプか、バックルを締める前でないと調整できないタイプがほとんどだと思いますがが、「イーサー」のベルトはバックルを留めてから内側に引っ張って締めるので、操作しやすく、腰に馴染んでくれます。
 「外に締めるには強い力が出せないが、中に絞るときは強く力が出せる」特性を生かした設計だと感心しました。

 また、ヒップベルトが固定されているザックが多く、その都度に締め具合を調整したいと思っても不可能ですが、「イーサー」は自在に調整可能で快適でした。
 「でかザック、腰で留めれば、重さ半減」と言ってはオーバーかもしれませんがが、ヒップベルトのおかげで肩の負担がどれだけ軽減されたことか――。
 ザックが重くなると、ホールドと言うか各ストラップをフィットさせないと、重さでザックが振られてしまい、危険です。ショルダーベルトをはじめとし、全ベルト、全ストラップを適切に締めることが重要だと実感しました。



ウエストベルトジッパーポケットは行動食やデジカメを入れるのに最適。
軽くて快適なOSPREYはハードユースになりそう
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▲ザックの中身やパッキング方法を紹介

 ウエストベルトジッパーポケットは飴など行動食を右に、デジカメを左に入れ、とても効率よく利用できました。ジッパーも滑らかに動いてくれました。

 また、ストレッチサイドポケットはとても使いやすいです。伸縮性のある素材を使用しているため、伸びてくれて重宝しました。
 ただ、いつも一杯入れていると、伸びすぎて元に戻らなくなるのではないかと心配になりました。伸びる程はものを入れないようにした方が良いのでしょうか?

 そのほか、コンバーチブルトップポケットは大容量で使いやすかったです。中に付いているフックに、家の鍵をかけられて便利でした。
 トップポケット自体が取り外し可能とのことなので、今回は利用できませんでしたが、サブザックが必要な時などに取り外して利用してみたいと思います。

 ストウオンザゴー(ストックホルダー)はとても良いです。とても便利なのですが、長帳場に向いてないと思います。一度ホルダーに収めると、そのまま収めっぱなしになることも多いような気がします。その時に、腕の内側に当たって痛みました。
 サイドポケットにでも収納し直せばいいのでしょうが、横着な人間はそのまま歩くと思います。その工夫をもう一つしていただければ最高なのに、と、ぜいたくな悩みを感じました。

 2気室切り替え機能は便利でしたが、境目がフックだけで留める仕様のため、隙間があり、上のものが下の気質にこぼれてしまいました。自分としてはファスナーで、きっちりと2気室にした方が良いような気がしました。

 また、コンバーチブルトップポケットのファスナーつまみはどちらからでも開閉できるように二つあった方が良いと思います。
 あと、ストレッチサイドポケットのストラップについて、内側使用と外側使用で付け替えができるということだが、逐一付け替えするのは非常に不便だと思います。

 以前に使用していたザックに比べて、OSPREY の方がザック自重が軽いので、非常に快適でした。ザック重量が1㎏以上違い、ヒップベルトの調整がし易いので、今後もOSPREY を使いたいと思います。

※本文中の質問に対するメーカーからの回答:
 サイドストレッチポケットは1リットル程度のウォーターボトルを目安に伸ばしてご使用いただけます。ギアを詰め込み過ぎたり、保管時にギアを入れたままにすると劣化が早まりますのでご注意ください。
     

● Check Point
  • 内側に引っぱって締めるヒップベルトで調整が楽。肩の負担もぐんと軽減!
  • 使い勝手のよいウエストベルトジッパーポケット、サイドポケットが便利。
  • 大容量のコンバーチブルポケットは中にフックがあるのもうれしい。

崩壊した登山道でも快適に歩けるOSPREY「イーサー」の安定感。
崩壊した登山道でも快適に歩けるOSPREY「イーサー」の安定感。
硬めのベルトが、歩くうちに体になじんでくる。
sho さん(20代男性、登山歴10年)  登った山域:下ノ廊下(1泊テント泊)、三俣蓮華岳(2泊テント泊)
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ストウオンザゴー(ストックホルダー)が画期的。
トップポケット、ウエストベルトポケット、サイドポケットなども使いやすい
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 9月25日~26日に北アルプス・下ノ廊下、9月30日~10月2日に、やはり北アルプス・三俣蓮華に行きました。

 下ノ廊下では自然に圧倒され先人の苦労を見て感動。スノーブリッジが崩壊した直後のまだ整備途中の道で、至る所で番線は切れ、足場は崩壊。足場が完全に消失し、岩に張り付きながらトラバースしたり、仮組の橋を渡ったり。長い長いアスレチックを満喫した登山でした。

 三俣蓮華では「下ノ廊下」黒部川の源流を眺め、鏡平で池に映る槍ヶ岳を見て癒され、紅葉の中を歩きました。
 稜線から見えた鷲羽岳や双六、裏銀座の山々に興奮。翌朝降った雨で双六に掛った二重の虹、ガスのお陰で幻想的だった日の出。日の出直前までガスに隠れた槍ヶ岳は日の出とともに姿を現し、幻想的な姿でした。

 2回の山行とも圧倒的なスケールで天候にもまずまず恵まれ、新しい仲間と良い山旅になりました。

 2回の山行でOSPREY「イーサー」を使ってみて、コンバーチブルトップポケットが容量も大きく細々した物を収納するのに便利だと思いました。ただ、あまりに収納できるので少々詰め込みすぎてしまい重くなりすぎたかも。もう少し小さくてもアタックとして機能すると思いました。

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 ウエストベルトジッパーポケットも大きめで、コンパクトデジタルカメラ等の収納にも便利。ジップも開けやすく扱いやすいのがうれしいです。Jジッパーパネルアクセスは中の物を取り出すのに便利な機能です。トップリッドを外さずに本体にアクセスできるのは使い勝手が良いです。

 ストレッチサイドポケットは大きくてしっかり収納できます。ポケットサイドの穴からの出し入れもし易いです。コンプレッションの閉め具合でサイドとメインアクセスの部分を簡易的に隔離する事もできて使いやすかったです。



最初は硬く感じたベルトは使ううちになじみ、ザックの重さを感じさせない。
厚みが薄く縦長設計なので、バランスがとりやすい。
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 軽量化されたザックなのでベルトのパット自体は、以前のザックに比べて少々薄めで硬く感じましたが、使用してみると思いの外着用感も良く背負いやすかったです。

 パッキングをした際の厚みが薄く縦長設計なので、背負った感覚として振られる様な感覚も少なく、パッキングをうまく出来ればバランスも取りやすく、扱いやすいモデルです。

 ウエストベルトは使ううちに馴染んできた感じもあり、下ノ廊下約13時間、三俣蓮華約12時間の山行で使うほど装着感がよくなってきて、荷物の重量をそれ程感じなくなりました。

 山行後半、荷物が若干減った状態でも、ストレートジャケットコンプレッションとサイドコンプレッションを合わせて活用すると、バランスよくパッキングをすることができました。脱いだジャケット等を挟むのにも重宝しました。

 また、下ノ廊下の“アスレチック登山”では、ストウオンザゴー(ストックホルダー)が画期的だと思いました。
 テントマットを下部に取り付け背負っていましたが、その状態でも邪魔にならずに着脱できます。ループに加工がしてあるので滑らず、ずれ落ちることも無く便利でした。

 特筆すべき改良点の無いバックパックだと思います。細かい点で気になるのはハイドレーションを装着した際に背面のフィット感が変わること。縦長のハイドレーションでは膨らませた状態だと背骨だけで背面を支える様な感覚でした。

 また、2気室切り替え機能については、切り替えが素早く出来ない点がいまいち。初日から徐々に荷物のバランスや重量も変化し、宿泊先での再パッキングでの切り替えも考えましたが、テントでの限られた空間の中では手間でした。

 背面パット、フレームの作りのお陰でかなり荷重を分散できます。その他様々なガジェットが付いているのに本体重量が軽い点にも驚きました。テントを背負っての縦走や冬季はこれから行うので自分のスタイルに合うザックです。同タイプのモノは既にありますが、メインで使いたいと思う背負い心地でした。

       

● Check Point
  • 独特の縦長のフォルムで、背負ったときに振られる感じがない。
  • 荷物が減っても、ストレートジャケットコンプレッションとサイドコンプレッションの活用で、バランスよくパッキングできる。
  • 背面パッド、フレームの作りによって、荷重が分散されて背負いやすい。

細部まで拘った作りと、深く追求された使い易さに感動。
細部まで拘った作りと、深く追求された使い易さに感動。
女性仕様のベルト設計で、胸の圧迫や腰骨の痛みもないザック。
はっしー さん(40代女性、登山歴8年)  登った山域:南アルプス甲斐駒ヶ岳(2泊/テント泊)、南アルプス白峰三山(前泊あり山中2泊/ テント泊)
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ウエストベルトポケットに日焼け止めからカメラ、行動食まで入って取り出しも便利。
メッシュパネルに上着がはさめるので細かい衣服調整もできる。
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10月3日~5日に娘と2人で南アルプス甲斐駒ヶ岳に行きました。北沢駒仙小屋にテントで前泊。翌日はアタック山行なので、日帰り一般装備を2人分、約12kgを担ぎました。

快晴のなか、五合目から東には標高NO1の富士山とNO2の北岳が仲良く並んで見え、周りの山々は、黄、赤、緑と鮮やかに彩られ、写真の中に居るみたいでした。

 小仙丈ヶ岳からは、正面に堂々とした仙丈ヶ岳を望みながらの穏やかな尾根歩き。山頂からは、格調高いピラミッド形の甲斐駒、八ヶ岳連峰の丸い赤岳、立山、剣、乗鞍、穂高、槍、宝剣、御岳――、素晴らしい山行でした。

 カメラをウエストベルトポケットに入れたため、何度も開閉しましたが、スムーズで便利! また、日焼け止め、リップクリーム、飴玉など出し入れの多いものを入れていましたが、ストレスがありませんでした。

 10月11日~14日には、山岳会メンバーと3人で、南アルプス「白峰三山」縦走へ。山中テント2泊、18kgを越える重量の「エーリエル」を担ぎ、山岳会の仲間と念願の白峰三山縦走出発。

 二股を過ぎ、バットレスを眺めながら八本歯のコルへ。ここからは梯子の連続になりますが、ストックホルダーが活躍しました。
 これまでは、岩場通過時や梯子を登る際、ストックが邪魔になり危険なので、ザックと背中の間に差し込んでいました。「エーリエル」は左脇にストックを2本まとめてホルダーでしっかりキャッチしてくれます。ザックを降ろす手間なし! でした。

 ホルダーに差し込みにくいのと、左腕の間の異物感が気になりましたが、「差しにくい=抜け落ちにくい」、「異物感=脱落した際にすぐに気付ける」ことだと考えると納得できました。

 八本歯のコルに出た後は、ザックをデポして北岳山頂にアタック。今度は「コンバーチブルトップポケット」をはずしてアタックバッグに。バックルがヒップベルトと共用出来るので、万一ヒップベルトのバックルが破損した場合も安心でした。

 翌日は、稜線を快調に歩くと、NO1の富士山が眼前に美しい姿を見せてくれ、NO2の北岳、NO4の間ノ岳を、素晴らしい天候と紅葉の下歩くことができました。



女性仕様に設計されたベルトは胸を圧迫しないので楽。
ヒップベルトが腰を上下から包み込んで締めるので腰骨が痛くならない。
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 「エーリエル」と縦走して感じたのは、女性仕様のベルト設計で胸が圧迫されないので呼吸が楽だったことです。例えば、ヒップベルトはこれまでのベルトと違い、上下から締めるので腰骨が痛くなりにくく、優しい設計です。

 朝夕、山頂付近、稜線、登り下り、山行中は汗をかいたり、体が冷えたり、上着の脱ぎ着が頻繁に起こります。背面の「エアスケープバックパネル」はザックと背中の間にメッシュパネルがあり、ザックで蒸れることもなく、汗がたまりません。
 また、メッシュ素材の「Oパネル」は衣服の一時預かり所として、こまめに気軽に衣服調整で便利でした。

 ザックサイドの両ポケットは大きく、1Lのペットボトルがスッポリしっかりと納まります。もう少し角度があれば、ザックを降ろすことなくドリンクが取り出せると思います。

 一番良かったとおもった機能は、「ストレートジャケットコンプレッション」。天蓋を下から止めるバックルが、垂れることなく上まで導かれているので、ザックを開けて閉める際に素早く止められました。

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 改良してほしい点は、スリーピングマットストラップが底部にあると、ザックを地面に置いたときにマットがクッションになってザックが汚れなくて良いと思います。また、 GPSや無線はショルダーベルトにカラビナで装着していますが、上手く収まるスペースがあると良いと思います。

 縦長のスリムな形なので、もう少しずんぐりしていると(特に2気室下部)、シュラフが収まり易いです。以前に使用していたザックのほうが、1気室でずんくりした形なので、容量以上に荷物が入ると思いました。

 2気室切り替え機能は、 前泊時に使用したシュラフやマットを、翌朝ザックの中身を全て出さなくてもザック下部に収納出来るので便利だと思います。ただ、2気室にした場合、防水袋も分ける必要があるのと、入れ方によるが容量が少し少なくなる気がします。

 3日間18kgの装備を担いで白峰三山を歩いて感じたことは、軽量でありながら、安心できる作りです。生地、バックル、ジッパーの持ち手など、細部まで拘った作りと、深く追求された使い易さです。

 積雪期はスノーシューを携行しての山行が多くなります。ザック背部にある「ストレートジャケットコンプレッション」はスノーシュー装着がワンタッチというので、積雪期に使ってみるのを楽しみにしています。


● Check Point
  • 山行中に便利なウエストベルトポケット、0パネル。
  • 女性仕様のベルトは胸を圧迫せず、ヒップベルトも腰骨が痛くならないつくり。
  • 軽量でありながら安心できるつくり、深く追求された使いやすさを感じる。

快晴で熱い日の登山も背面メッシュで快適なOSPREY「エーリエル」。
快晴で熱い日の登山も背面メッシュで快適なOSPREY「エーリエル」。
女性仕様のベルト設計で、胸の圧迫や腰骨の痛みもないザック。
ふなっしー さん(20代女性、登山歴2年)  登った山域:飯盛山(1泊、テント泊)
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ウエストバッグにもなるコンバーチブルトップポケット、
下部の物を取り出しやすいJジッパーパネルアクセスなど多機能なザック
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 10月12日~13日に飯盛山へ行ってきました。今回のメンバーは、清里で出会った清里が大好きな4人。本格的な登山が未経験な子もいたため、清里駅からも近い飯盛山を選びました。初日は麓でテント泊し、2日目早朝から飯盛山へと出発。約4時間の山行でした。

 いざ登り始めると、思いのほか道が整備されていてびっくり。嬉しいことに快晴だったため、道中後ろを振り返って八ヶ岳を臨みながら登りました。

 山頂が近づくと、他のコースから登ってきていた団体の方々もいて、山頂は大賑わい。山頂からは八ヶ岳や富士山も見え、360度の展望を楽しめました。持ってきたチョコレートが溶けるくらい日差しが強かったです。

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 そんな暑い一日でしたが、OSPREYの「エーリエル」は背面がメッシュだったので、通気性が良かったです。また、ベルトは男女別仕様なのでフィット感抜群でした。

 使ってみて一番の驚きは、コンバーチブルトップポケットです。予想以上に容量が大きく、ウエストバックにもなり、便利でした。

 ウエストベルトジッパーポケットは出し入れしやすく、Suicaや携帯電話を入れるのに重宝しました。
 Jジッパーパネルアクセスもお気に入りの機能で、ザックの下部に入れたものも出し入れしやすいです。J字なのでザックの中身が飛び出さないのも、よく考えられているなぁと思いました。
 また、ストレートジャケットコンプレッションは、銀マットの固定に重宝しました。

 ストレッチサイドポケットは、以前に使用していたザックと比べて、サイドポケットが深かったので、飲料等を入れても落ちる心配が無かった点、また上と背面から出し入れできるので便利で安心です。背面の方が取り出しやすかったので取り出し時は背面をよく利用しました。  難点は、背面のフレームワイヤー(名称が異なっていたらすみません)の形状が大きすぎると感じたことでした。

 普段使用していたザックとの違いを感じる良い機会でした。慣れも有りますが、使い慣れていたザックの方が使いやすいと感じることもあったり――、と、もう少し使い込んでみたいです。

 今回は1泊2日でしたが、今度は2泊か3泊くらいでテント泊縦走をしたいです。まだ使えていない機能があるので、使いこなしたいと思っています。


● Check Point
  • 容量が大きく、ウエストバックにもなるコンバーチブルトップポケットにびっくり。
  • 深いストレッチサイドポケットは、背面からも取り出せて便利。
  • Jジッパーパネルアクセスで下部に入れた荷物もスムーズに取り出せる。

イーサー2名とエーリエル2名を募集します。容量、サイズ、カラーはモニター当選者が選べます。


イーサー(男性用)

エーリエル(女性用)