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雁ヶ腹摺山~旧500円札に描かれた富士山を見たくて・・・

雁ヶ腹摺山・姥子山( 関東)

パーティ: 2人 (ラヴィ08 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 5:00前に大峠着。すでに3台駐車あり。全部で10台駐車可能。トイレあり。詳しくは行動記録に記載。

この登山記録の行程

大峠(06:23)・・・雁ヶ腹摺山(07:24~8:05)・・・白樺平(08:43)・・・姥子山東峰(09:22~10:30)・・・白樺平(11:05)・・・雁ヶ腹摺山(12:11~12:42)・・・大峠(13:49)

コース

総距離
約6.2km
累積標高差
上り約797m
下り約816m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

登山を始めたころ、富士山がみごとに見れる山ってどこなんだろう?っていろいろ興味をもって調べました。そのときふとしたことで「雁ヶ腹摺山」という山を知りました。「がんがはらすりやま」って読みますがなんかすごい名前で驚きました。雁が移動する際に高い山を越えようとしてお腹を擦ってしまうほど高い山っていうことですが、なんか心温まります(^^)。このとき行ってみたいなあって心にとめおいた山です。富岳秀麗十二景という大月の山々の山頂から美しい富士山を見よう!という12の頂き=正確には20座が選ばれています。その1番山頂が今回の山行の雁ヶ腹摺山と姥子山です。あれから現在12のうち8座踏破し、これで9座目です。その一番最初に知った山が雁ヶ腹摺山ですが、なかなか行くのに時間を要してしまいました。機会がなかったといえばそうなんですが、一番は登山口が山のかなり奥で、交通機関はなく、車で自力でいくよりないこと。そして停められる車の台数はたった10台だけ。着いても満車で停められない!なんてオチもあり(笑)。なかなか道路状況を確認できる術もなく、行く勇気がでなかったというのが正直なことかと思います。
ただ、この「雁ヶ腹摺山」。頂上から見る景色は、昔の旧500円札の絵にもなったほどの風景なんです。もう500円札なんて知らない人もほとんどで、えっそれなに?コインじゃなかったのって笑われてしまいそうですが、昔はれっきとしたお札でしたよね。そのお札に富士山が描かれていた。その景色を生で観ることができる山!なんです。それでこの富士を見る山っていうものにとっても興味を覚えて、登山する山も富士山が奇麗にそして立派に見える山を目指して登ることが多いきっかけを作った山です。

前置きが長くなりましたが、同じような行きづらさを思っている方も多いでしょうから、登山口についてももちろん詳しく書いて、今回は念願の雁ヶ腹摺山とその横にもう1つある姥子山の2座縦走について書きたいと思います。参考にれば幸いです。

■大峠
大峠は、大菩薩連嶺の黒岳の東、そして雁ヶ腹摺山の西の接点にある峠です。バスだと大月駅からハマイバ前までしかなく、そこから歩くのはけっこう距離があります。なので、やはり大峠は車でいくより手がないです(タクシーで行く方も多いのではと思います)。大峠にはJR大月駅から20号を西へ向かい、大月JCを通過してすぐの交差点「真木」を右折します。ここから奥へと向かいますが、初めはかなり民家が多く真っ暗でも外灯もあって人間界っていう感じ=普通です。このハマイバ前のバス停までは人の気配は存分にあって心配なし。実はナビですが、私のナビはここまでしか道がありませんでした。その先姥子山に林道があるのですが、この林道から迂回するようなルートが表示されました。ちなみにこの林道は通行できません。この林道と大峠の接点でナビの道は出現して大峠まではナビは使用できます。なのでナビは使えなかった!です。真木を右折してからは、1本道なのでナビは不要です。大丈夫!ハマイバ前のバス停以降からはいよいよ山の世界です。今回はかなり早い時間、つまり夜中にこの道を走ります。というのも、大峠の駐車場は10台です。調べてみるとけっこう人気のスポットのようで、かなり早い時間から満車という感じ?というイメージくらいしかわからない状況だったので(これがそもそも行けなかった一番の原因)、とにかく早く着きたいということで、夜中の走行を強いられました。4:50頃駐車場に着いたと思います。このとき何台きているかというのが興味津々で、自分が4台目でした。来る人はやっぱり早くから来るようです。すでに大峠の標柱近くにはカメラの三脚も用意がされていて、写真好きの方には絶好のシャッターポイントなんです。なので夜中に走行するというのは間違いではないですね!それで問題の大峠への道ですが、この情報がどこにもない!あるのは冬季閉鎖があるので要確認という言葉だけです。ハマイバ前バス停のところは橋があって川を渡りますが、その先から少し道路が細くなり一気に漆黒の闇に変わるのすぐわかると思います。道は幅も広いです。よい道です。充分2台が行き来できる幅をもっているので心配ないです。それと道はよく整備されていて走りやすいです。たまに、道路の凹凸がある場合がありますが、それほど多くはなく、凹凸を埋めた跡の方が多いくらい修繕がされている道路です。なので夜中でもまったく問題のない道です。カーブはもちろん多いのでハンドル操作だけだと思います。たまにある凹凸を回避しようとするのでちょっとスピードダウンしますが、十分普通に走れます。帰りは紅葉が奇麗で渓谷沿いのよいルートだと思いました。
大峠駐車場は路肩に作られていてバックで停めて約10台ですね。トイレは簡易トイレかと思っていましたが、ちゃんと作られたぼっとんトイレで、清掃が行き届いていてけっこう奇麗でした。とてもありがたいと思いました。この峠はこの大峠までになります。道路はさらに伸びていますが、門で遮断されていて通れません。きっと満車時はこの門の前も駐車場?になるのではと思います。
駐車場の前は景色が広がり、何と漆黒の闇の中に、大きな富士山の形がしっかり見れるほど雄大な富士山がそびえます。駐車場が10台しかないのでとにかく早く着きたいというのと実はもう1つあってそれは朝を迎えた富士山を見たい!というのもありました。いわゆる赤富士です。駐車場についたときは漆黒で星が広がっていました。ただ富士のかたちははっきりあって、もうワクワク感が止まりません。5:50ころこの辺りは日の出になるので5:30くらいから、富士山が赤味を帯びてきました。そして6:00には朝陽に輝く富士山をみることができました!最高のロケーションですね。
新しい道路も工事をしていました。すごいいい道ができそうです。それができればもっときやすいところになるでしょうね。駐車場も大きくしないとですね!道の不安はないので、早く来て駐車して、赤富士を望むっていうのがよいですね。

■雁ヶ腹摺山への登攀と頂上からの富士の絶景
大峠は1,560mなので、雁ヶ腹摺山1,874mで、約300mを登れば山頂です。約1時間で登頂できます。大峠まで車で行けるのでとても楽な登山ができます。6:23大峠をスタートして、ゆっくり登山をする私でも7:23ちょうど1時間のコースタイムで頂上に着きました。なんと早い登頂時間でしょう(笑)。山の天気は朝が空気が澄んでとってもよい景色になりますが、時間とともに雲が沸き上がり、お目当ての山が雲の中に入ってしまうこともよくあります。この雁ヶ腹摺山は秀麗富嶽十二景ですから、もちろん富士山を望む山です。お目当てはやはり富士山!実は今回富士山は私たちが姥子山へ向かう8:05くらいから頂上部に雲が伸び、実は富士山はここから雲の中になってしまいます。姥子山からこちらへ戻ったときはもう富士山はありませんでした。なので、7:30に頂上に入れたことで素晴らしい景色にご対面を果たせた感じです。「早起きは三文の徳」とよく言われますが、頑張った甲斐がありました。お望み通りの富士山にしっかり出会えました。
登山道ですが、山頂までは大きく3つに分かれます。前半は山腹をトラバースする比較的緩やかな道です。後半は登山道が鋭角に曲がることを示す標識が目印になりますが、そこからは尾根道を直登します。そして最後頂上直下は、カヤト原になりいきなり広く開けた場所を通過し山頂に至ります。
トラバースはとても歩きやすいです。たまにビックリするような人口の長い橋などもありますが、しっかりとした広い登山道でゆったり登れます。この時期紅葉も広がりとてもよい森です。
後半に入ると雰囲気がガラリ変わり尾根を九十九折に急登登りになります。しんどいところもあります。またクサリ場が2ヶ所あります。1つは鎖も目立たないような小さなクサリ場で、もう1つは使用しなくても登れますが下りでは必要になる場所にクサリが設置されています。危険ではないので、十分難易Bと思っていいくらいです。景色は最初は樹林ですが登っていくと、木々の間から、富士山や大菩薩連嶺の黒岳を中心にその稜線が見えます。視界の開けた場所が最後にあるので、そこから富士山も黒岳も素晴らしい景色になります。
最後は木々を抜けると突然頂上部が見えてカヤト原が広がります。とっても気持ちいい場所です。開けているのできっと振り返るとすごい景色なんだろうなあと想像してしまいます。なのでぐっとこらえて最後まで振り返らず頂上標についたら振り返ります!とそこには想像をはるかに超えた富士山の絶景が待っていてくれます!登って来ると皆さん歓喜の言葉です。私も叫んじゃいました(笑)。
この雁ヶ腹摺山の頂上からみる景色は、昔の旧500円札に描かれた富士山の絵の風景なんです。富士山、三ッ峠山、滝子山が重なる景色が広がります。ちょうど秋で紅葉も見ごろになり、錦広がる富士の絶景という感じです。また今日は丹沢方面から雲が伸びていて、ちょうど富士山の前をその雲が伸び、雲の演出によってさらに素晴らしい景色になっているのではと思います。まさしく「一期一会」の絶景です。今日来てよかったという景色に巡り合えました。秀麗富嶽十二景の1番山頂、富士山の見える山を調べて最初に行きたいと思った山。いま、ここに立ててとっても感動です。

■姥子山への縦走
大峠1560mー雁ヶ腹摺山1874mー姥子山1503mと、なんと姥子山は大峠よりも低い位置になります。なので縦走といえば山と山を尾根を伝って歩くというイメージですがここではちょっと違います。姥子山まで行くとちょうど雁ヶ腹摺山を2回登る山行になります。姥子山から大峠に向かうルートは雁ヶ腹摺山を経由する道しかありません。迂回路がないので2度の山登りをするっていう縦走です。なので雁ヶ腹摺山だけとする方も多く、姥子山まで行く人は少ないと聞きます。登山道ですが大峠から雁ヶ腹摺山まではかなり人の手が入って整備されていますが、姥子山へはどちらかというとそのまま経過したものが残っているっていう登山道です。リボンがたよりですが、あまり目立たずちょっと道に迷いそうになります。リボンを確実に確認しながら進めば問題なくいけますが、踏み跡が薄かったり、尾根が広いと複数の道があったりするので、十分確認をしていく必要があります。分岐は白樺平のところに1つだけあるので、標識に従って尾根を下れば大丈夫です。途中舗装路の林道に出合います。舗装路を超えるといよいよ姥子山になります。姥子山は双耳峰でまず西峰1503mを登ります。西峰が最高点ですかね。小さな石の板に手書きで「姥子山西峰」と書かれていました。さらに登山道はのび東峰へ向かいますが、ここが今回一番の難路です。岩場になるので少し注意です。大きな岩塊もあってトラバースしたりします。東峰は岩峰で頂上は5人程度がいられるスペースです。頂上直下で先ほど登頂した雁ヶ腹摺山が大きく見えます。3段の尾根になっているところを下ってきたのがよくわかります。最後の岩場を攀じ登ると姥子山東峰の頂きです。ここに秀麗富嶽十二景の頂上標があったはずですが、その支柱だけ残っていて看板はありませんでした。
姥子山の頂上は雁ヶ腹摺山での景色よりも絶景です。もちろん雁ヶ腹摺山からの景色もピカイチですが、それを上回る絶景がまっています。ここまで下りてきてまた大峠まで戻るために雁ヶ腹摺山を登り返さなくてはならないとしても、ここへくる価値が十分あります。東峰は岩峰上なので高度感を感じます。眼下に山々が広がり、富士山もより距離が近くなります。残念ながら今回は富士山が雲の中になってしまったので、これはぜひとももう一度来ないとなあって思いますが、それでも十分満足のおける大絶景が広がっていました。ここでお昼をとりながらゆったりと景色を見ながらの早めのお昼にしました。が・・・大きな黄色スズメバチ?が1匹離れず大騒ぎなひと時になりました(笑)。刺されたら大変ですからとっても怖かったです。

■下山
姥子山からだと下山というよりなんかまた登山開始!っていう感じで、戻る場所もここより高い位置なのでなんか変です(笑)。
姥子山東峰岩峰を下り西峰へ登り返し、舗装路の林道までまず戻ります。「雁ヶ腹摺山→」の看板があってここから登山開始です。紅葉を楽しみながら風を感じて、ゆっくりと意外と急な尾根道を登っていきます。途中地形図の1651mのポイントに大きな岩が集まる場所があって、そこで一休み。坐るのに丁度よい岩があって最適です。ここからはずっと登り雁ヶ腹摺山頂を目指してGOです。
また雁ヶ腹摺山の頂上まで戻ってきました。今度は富士山はありません。雲の中です。朝の景色とは全然違う景色。それでもここから見る風景は自然にあふれ、落ち着いた時間を忘れさせてくれる景色が広がっています。ゆっくり休んで、さあ大峠へ向かいます。
尾根道は急です。クサリ場もあるので落ち着いて下ります。下り初めてすぐに黒岳から三ッ峠山までの稜線がまじかに見えるビューポイントがあります。もちろん雲がなければ富士山も大きくみえます。最後に大絶景です。尾根道をぐっと下り鋭角に曲がりトラバース道で大峠に戻ります。

憧れていた雁ヶ腹摺山。やっと登頂することができました。これまでも夜中に山道を通っていくつかの山へ向かいましたが、その経験が活かせるからこそ山深い大峠にこれたのだと思います。少し警戒しすぎてたと思いますが、とっても良い峠道だということもわかり、これからはここへ来ることが増えると思います。今度はこの大峠を起点に大菩薩連嶺の北上と南下をやっぱりやってみたいものです。それと姥子山から再度富士山の大絶景をリベンジですね!また来ます。



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フォトギャラリー:85枚

朝焼け前の富士山の絶景。寒々しい空気の中凛とした富士山が大きく広がります。

大峠1560m。

見たかった朝焼けの富士山の絶景です。冠雪の富士山に朝陽があたり輝きます。これは写真に収めたい景色ですね。

大峠は、雁ヶ腹摺山の登山口だけでなく、大菩薩連嶺黒岳の登山口でもあります。

大峠雁ヶ腹摺山登山口。緑のボックス内にカウンターがあるので、それを押して出発です。

初めは穏やかな森を進みます。

ところどころ紅葉していて、ほんと気持ちの良い登山です。

こんな橋を通過します。けっこう長くて、意外と高度感あるんです。注意して渡りましょう。

ここから尾根の直登が始まります。トラバースは終わりです。

尾根を九十九折りに直登する登山道です。

紅葉が素晴らしい!きつい登りもこれを見たら頑張れます。

木も少し低くなってダケカンバの白い木がとっても綺麗な登山道。でも、尾根の直登です。

木々の間から富士山が見えるポイントがありました。

ここわかりづらいかも知らないですが、クサリ場です。使わなくても充分登れますが、下りではあると助かります。

振り返ると絶景!のビューポイント。

富士山のビューポイント!これを見たかった。

こんな大きな岩もあります。名前があっても良いですが、名無し岩のようです。「頂上への門番」とでも言っておきましょう。

門番の岩を超えると雁ヶ腹摺山頂上直下カヤト原。いきなり開けるので驚きました‼️

雁ヶ腹摺山1874m山頂です。

秀麗富嶽十二景「雁ヶ腹摺山」一番山頂看板。

雁ヶ腹摺山からの富士山の絶景。今日一番の絶景です。これまでも秀麗富嶽十二景の山に8座立ちましたが、もしかしたら、一番の景色かもしれません。満足の絶景にめぐり会えました。

富士山へ少しズームアップ。

この景色は旧500円に描かれた富士山です。

それに合わせて写真を切り取ってみました(笑)。同じ風景です!これを見たくて楽しみに登ってきました。

紅葉もバッチリ。

姥子山・大峠の分岐。左へ行けば姥子山です。富士山に雲がかかり始めました。

姥子山への分岐を通り、まずは穏やかな道を少し下ります。

そして、本格的に下りになります。危険なところはないので、滑らないように下りましょう。

姥子山へのルートは尾根を下ります。ところどころテープが巻いてあるので、これを見落とさないように進みます。見落とすとちょっと迷いそうになります。

紅葉と青空が木々の間から見えて景色のよい森です。

紅葉の尾根道を下ります。

とにかくどんどん下ります。リボンを確認したり、GPSで位置を確認すると不安がなくなります。

突然こんな大きな岩が現れます。この先ちょっと迷いそうな雰囲気になりますが、リボンと標識があるので大丈夫です。

リボンを頼りに岩の間を縫うように進みます。この少し先が地形図の1651と書かれた場所になります。岩が多いですが、良い椅子になるので休憩にいいです。

さらに下ると景色が変わります。ササが現れます。

そして少し登り返します。

姥子山の分岐に着きます。ここで姥子山の方に進みます。

しばらく尾根を下ります。

舗装路の林道に着きます。立派な林道ですが使われてないです。

林道を渡り、姥子山西峰へ向かいます。

けっこう荒れた急坂を登ります。

姥子山西峰1503mの頂上に着きます。眺望はありません。地形図の頂上です。

ここからさらに奥へ進みます。このルートで一番注意を要する場所になるので、注意して進みます。

大きな岩が尾根を塞ぎます。迂回して通り越します。

岩場の細い尾根を進みます。注意です。

西峰と東峰の鞍部。

姥子山東峰へ登ります。

姥子山東峰直下の岩場

けっこう険しくなるので注意です。

でも、雁ヶ腹摺山の絶景をみることができます。

姥子山東峰の岩峰頂上へ

姥子山東峰の頂上に着きました!ここは岩峰上で大人5人くらいがいられる広さです。

秀麗富嶽十二景「姥子山」一番山頂看板があたであろう支柱。

姥子山東峰は絶景が広がります。ではみていきましょう!
雁ヶ腹摺山。さっき頂きに登頂しました。あそこから来たんですね!

雁ヶ腹摺山のこの3段の尾根をずっと下ってきました。

雁ヶ腹摺山の西方に大菩薩連嶺があります。その稜線が南に伸びています。

大蔵高丸からハバイマ丸の稜線です。

その奥には滝子山、三ッ峠山。

そして富士山・・・・なんですが残念ながら雲の中でした。

御正体山方面です。

ちょっとズームアップ。

お昼を食べていたら、黄色スズメバチ?離れず困りました。

姥子山東峰を後にしようとしたら、富士山がちょっと顔を出してくれました!女神が微笑みました。うれしかったです。

さあ、戻りましょう。これまで歩いたルートをピストンで戻らなければなりません。

足元にリンドウが咲いていました!

姥子山の双耳峰から下り、木々の間からこれから戻る雁ヶ腹摺山が見えます。登り返しです。

舗装路の林道から雁ヶ腹摺山へ戻ります。

雁ヶ腹摺山への登りは急なところもありますが、穏やかな感じの登りで森と紅葉とそよ風が気持ちいいです。

登りです・・・・

登りです・・・・

登りです・・・・紅葉が奇麗です!

木々が疎らになって遠く青空が見えます。頂上はあと少し。

雁ヶ腹摺山まで戻ってきました!

でも山頂から富士山は雲の中です。

雁ヶ腹摺山、山頂直下のカヤト原

大菩薩連嶺の黒岳。

黒岳から大蔵高丸~ハマイバ丸の稜線。

クサリ場です。下りはクサリを利用して下りると楽です。

下山はとにかく紅葉が奇麗でした。それをいくつか写真に収めました。

紅葉

紅葉

これが今日最高の紅葉かもしれません。とっても奇麗でした。

登山口まじかに水場があります。

登山口です!

大峠に戻ってきました。雁ヶ腹摺山やっと登ることができました!とってもよい富士山をみることができました。姥子山の絶景もみごとでした。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ソフトシェル・ウインドシェル フリース ロングパンツ 靴下
レインウェア 登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ
予備電池 タオル 帽子 グローブ サングラス 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 非常食
行動食 テーピングテープ チェーンスパイク トレッキングポール GPS機器

みんなのコメント

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  • ラヴィ08さん、すてきな写真が83枚もあり、一枚一枚じっくりと鑑賞させていただきました。
    その上、行動記録・感想・メモ等が、大変詳しいので、感心しました。文字数を数えてみると、34文字×183行=6.222文字。400字詰原稿用紙に換算して、約16枚になります。
    時間を掛けて、登山記録を起こされているのですね。登山中は、撮影するだけでなく、メモも取られているのでしょうか。
    ラヴィ08さんのその時その時の感動が、写真や文字から伝わって来ました。私も、少しでも見習いたいと思いました。
    私達も、10年以上前に雁ヶ腹摺山に登った記憶が蘇って来ました。やはり、500円札を持参して、景色と比べてみて、確かにここだと思い、感動したことを思い出しました。ありがとうございました。 

  • モーちゃんさん、コメントありがとうございます。
    とんでもないです。文章下手で昔から作文は苦手で、語彙数もないので、ほんとお恥ずかしいです。でも、実際山に行ってみるとその時の記憶っていつまでも残したい、自分の中に留めておきたいって、すごく思います。なので下手でもなんでも、そのとき見たもの、感じたものそのままを書き留めておこうってただそれだけです。あとで読んで記憶を呼び戻すためなのかもしれません。
    山行中は、記録は写真とスマホの地図アプリで行っています。メモは山ではとることはしないです。写真には、位置情報と時間、それと映っている風景から天気の情報や季節感に役立てます。地図アプリは、なにかポイントとなる位置でフラグを立てておきます。そしてその場所の写真を残すことでメモ代わりにして、あとは記憶が鮮明なうちに、帰宅後すぐにこのヤマケイで思うまま書くようにしてます。写真は掲載している3倍くらい実際は撮っていて、歩いた景色がほぼ網羅できるようにはしてます。樹林などは同じ景色の連続ですが(笑)、残すようにしてます。それで記憶を呼び戻してるって感じだと思います。通過時間や休憩時間もそれで算出できるので、メモとかは取らなくても大丈夫!という感じです。
    最近は行動記録を詳しく書こうと試みているので、写真のコメントとかぶってしまうことが多くなりました。なかなか上手くはいかないですね。
    やっぱり雁ヶ腹摺山登られてるんですね。もっと早くに登ればよかったと思うほどいい山で、登れてよかったです。
    大先輩の方から参考になったといわれるのはほんとにうれしく思います。とても励みになります。ありがとうございます。

登った山

雁ヶ腹摺山

雁ヶ腹摺山

1,874m

よく似たコース

雁ヶ腹摺山 山梨県

金山鉱泉から雁ヶ原摺山を往復 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
8時間25分
難易度
★★★
コース定数
37
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