行程・コース
天候
晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
JR御殿場線の「御殿場駅」下車、のち十里木方面のバスに乗り「愛鷹登山口」バス停で降りる。
この登山記録の行程
愛鷹登山口(09:00)・・・山神社駐車場(09:20)・・・富士見峠(10:04)・・・鋸岳展望台(10:37)・・・富士見台(11:18)・・・越前岳(11:40)・・・馬の背(12:35)[休憩 20分]・・・十里木バス停(13:35)[休憩 5分]
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は、静岡県は御殿場の、愛鷹連峰の越前岳に行ってきました。本当は2年前に計画してたんですが生憎体調不良で流れたままで、今回機会を捕まえて行ってきました。理由はそれ以外にも、もう10年以上前に転勤生活で御殿場にいまして。その時は全然登山はやっていませんでしたが。
その意味でも、自分にとっては思い出深い場所で、久しぶりに行きたい気持ちも重なっていました。
まずは東海道線で国府津駅まで。ここで御殿場線に乗り換えですが、管轄がJR東海になるため区間跨ぎ扱いに。なので一旦改札を出て、再入場します。
時間に余裕があったので駅の外で日の出をパチリ。眼の前が西湘バイパス&海岸線なので眺めは抜群!
御殿場線にいざ乗り換え。車両は身延線と同じのですね。
御殿場線で登山に向かうのは初めてで、同じ国府津からハイキングの格好の人たちが少なくなかったです。松田駅でハイカーさんが結構乗ってきました。もしかして、小田急の新松田から乗り換えてきたとか?そして今度は谷峨駅でハイカーさんがぞろぞろと下車。大野山ハイキングコースなるものがあるのでそっち方面?
ちなみに車掌さんによる運賃支払い対応で電車が6分の遅れ。
国府津から50分ちょっとで御殿場駅到着♪
懐かしい!
。゚(゚´ω`゚)゚。
バスは8:30発車で、駅についたのが8:00過ぎ。なので近くのセブンイレブンで地図と計画書を印刷してきてのんびり待機。そのセブンもずっと変わらず、また道を挟んだ向かいには公営の駐車場があって、以前見ていた景色がまだそこにあって無性に嬉しかったです。
発車の時刻が近くなったとき、待ち列に外国からのハイカーが大勢並んできました。結構外国からの来訪者が多いんですよね、御殿場。
(因みにですが、翌日がFSWでニスモフェスティバルのためか、ニスモTシャツのひとがいました^^)
いざバス発車。記憶の中にある風景が目の前を流れていきます。
そしてとても見たかった景色。富士の裾野のススキ野原。富士山の風景は色んなところで見られますが、個人的にはこの広大なススキの向こうに見る富士山が自分の中での原風景です。
定刻通り、9:00前に「愛鷹登山口」バス停に到着です。ここから西へと山頂を目指します。乗客も8割降りた印象です。
しばらく車道を歩いた先に、北へと尾根に上がる道が。ここがホントの入山口。(※1)
そのまま沢伝いに西進して呼子岳にあがるルートもあるようですが、今回は越前岳へダイレクトに。今回も読図を実施。まずは北向きに谷が走るところで進路変更が発生するのでそこを目指します。(※2)
そして現地に立つと見上げつつもよく様子が分かりました。写真だと見えづらいですが、その場に立つとはっきり視認できました。その先で植林帯が終わり、陽も差してきて明るかったです。尾根に上がる手前の避難小屋の愛鷹山荘のあたりで、件の外国から来たグループが追いついてきました。バス停では自己紹介をしてたので、サークル的な何かでしょうか。
尾根に乗り上げました。富士見峠と言うんですね。東に行くと黒岳立ち寄りできますが、ちょっと帰りのバスの時間を気にしていたのでそのまま越前岳へ向かいます。
その先で、多分今冬発の霜柱を見ました。着実に冬に近づいていることを実感します。
(*´∀`*)
あとはひたすら尾根筋を辿っていくだけなんですが、私の読図で苦手としている洗掘がいたるところにあって、精度が段々不安定になりました(^o^;)
ここまで酷いのは、今年の3月に行った山梨の日向山以来というレベルで、とにかく上がるための段差が見つからなくて難儀するという感じです。なのでそれを避けるために脇に踏み跡が新たにつけられて、下りですれ違う皆さんが軒並みそっちを使うので、また近い将来傷口が広がりそうだなと思ったりも^^;
途中で「鋸岳展望台」というところに出ました。後日、読図で答え合わせをしたらここはドンピシャだったので、ここまでは正確に位置を把握できていたようでそれは良かったです
そしてその展望台からの眺め。名前の通り尾根がめっちゃノコギリしていました(語彙力w)
越前岳はここから70分と看板に書かれてました。頑張って先に進みます。傾斜的なキツさはなかったですがとにかく洗掘の段差で歩きづらい^^;
で、その先で「危険」の看板が。そのすぐ先に近寄れるポイントがあったんですが、、、びっくりするくらいの大崩落地帯でした。ごっそり持っていかれています。
(´゚д゚`)ヤベェ
気付かずに近づいたら真っ逆さまですね。地図でみても、雨裂のマークが集中しています。(※3)
その先、、、お、頂上かな?と思ったら、、、ただの展望台でした^^;
しかもこの辺から富士山の周りに雲ができ始めて、てっぺんが隠れてしまいました。
これも帰宅後の答え合わせですが、300mほど先にズレていました^^;
(※4)
あとはさほどの苦労もなく、頂上に到着しましたー
\(^o^)/
駿河湾がよく見えます。富士山と同じくこれも見たかったので満足満足☆
頂上到着が11:35で、ここで帰りのバスが気になりだします。十里木に下山して14:55の便を予定してましたが、うまく行けばその前の13:45が捕まえられそうで。昼食も降りていった先に眺望のいい場所があると聞いていたので、まずはそこまで行ってからランチタイム取るか含めて決めようと。
山頂付近はぬかるみがひどかったので、それもあってさっそく下山にかかります。その先、踏み跡があちこちに走っていたのが驚きで、なかには登りと同じように洗掘されまくったラインもあり。。。気分的な問題ですが、なるべく新しそうなところを避けて歩きました^^; 掴みやすい木があちこちにあるので、手袋して両手をフリーにすればかなりスムーズに進んでいけたのはよかったです。そして12:35、展望台に付きましたー。
富士山が真正面にドーーーン!あいにくの曇りでしたがこりゃすごい
(´゚д゚`)
ここから下山までは40分。ギリ昼食出来そうなのでそそくさと済ませます。コンビニのものですが春雨スープ美味しい(^p^)
横を見ると冠雪した南アルプスも見られましたーー(笑) 食事も終わってさあ出発。このとき12:55。計算上はバスが来る10分前にゴールの見込み。ただ初めてのところなのでバッファとしては若干心もとないです^^;
慌てずスムーズを心がけ、まずは十里木展望台に。ここもいい眺めです。ここまでくると麓の駐車場もすぐです。
最後、年配の男性と一緒になり、ここまで埼玉北部から車で4時間かけてきたと言われていてバイタリティすごいと思いました
(´゚д゚`)
13:25、駐車場まで下山完了です☆バスに間に合う時間で良かったです。
\(^o^)/
バス停はも少し東へ車道を歩いたところに。
12:35につきました。予定通り。一便逃すのも恐怖ですね(笑)
あとはのんびり帰るだけでした。バスで熟睡して気づいたら御殿場駅で皆さん降りたあとだったりでバタバでした(笑)
今回は2年前に行けなかった愛鷹連峰を訪れることができて楽しかったです。また同じくらい、御殿場という土地を再訪できたことも嬉しかったです。今後、御殿場線沿線の山についても色々訪れられたらいいなと思いました。
今回はこんな感じです。
フォトギャラリー:43枚
国府津にて。電車が区間跨ぎのため、いったん改札の外へ。そのついでに日の出をパシャリ☆
赤く染まる町は美しいですね(*´ω`)
国府津駅で御殿場線に乗り換え。車両は身延線と一緒でした。
久しぶりの御殿場!(´;ω;`)ウゥゥ
ひたすら懐かしいです(´;ω;`)ウゥゥ
富士山が常に見えている御殿場。
板妻からの眺め
この景色が見たかった。すすきの原with富士山!
定刻通りに愛鷹登山口バス停到着
登山口
この鳥居をくぐって上がっていきます。
進路が変わるところ。真北へ谷筋が走っています。
はしご
避難小屋の愛鷹山荘
小屋のすぐ先に富士見峠。
今冬はじめて目にした(ハズの)霜柱。本格的な冬がもうすぐやってきますね
洗堀しゅごい...
鋸岳展望台より。めっちゃノコギリしてますねぇ
危険の看板が...
その先がヤバイ光景でした...
崩落ハンパない...
コンパスに気泡が(白目)
富士見平まで来ました
昼近くなると雲が出て隠れちゃいました。
もうすぐてっぺん。
頂上到着!
えちぜーん/(^o^)\
駿河湾が見える眼福♪
雲が、駿河湾の方から富士山の方へ流れて行ってます。
さて早速下山にかかります
馬の背展望台から。真正面に富士山ドーーン!
南アルプスも見えました☆
ふもと近くの十里木展望台から。
ゴール目前。
駐車場到着。ここからも少し歩いて「十里木」バス停へ。
十里木バス停到着です。
便の少なさは慣れっこです(笑顔)
御殿場駅到着。ここから電車に乗って帰りまーす
馬の背展望台で昼食☆春雨スープがおなかに温かいです☆
※1
※2
※3
※4
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | 熊鈴・ベアスプレー | 携帯トイレ | 行動食 | 燃料 |
クッカー |
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