行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:目黒5:30→山手線→東京5:50~6:08→上越新幹線→越後湯沢7:24~8:02→上越線→六日町8:23~30→越後観光バス→中手原8:50
復路:八海山ロープウェイ山頂駅14:00→〃山麓駅14:05~15:25→越後観光バス→六日町駅角15:52→湯らりあ15:54~16:30→六日町16:35~17:09→ほくほく線→越後湯沢17:28~33→上越新幹線→東京19:00~08→山手線→目黒19:27
この登山記録の行程
中手原バス停330m8:50→芝原二合目登山口460m9:07→清滝(四合目)750m9:45~55→出迎の松(五合目)900m10:11→ノゾキの松(七合目)1360m10:57→八合目1500m11:25→千本檜小屋1650m11:45~52→地蔵岳12:00→大日岳1770m12:30~40→迂回路分岐12:48→千本檜小屋13:04→薬師岳1654m13:08→祓川水場13:24→女人堂1370m13:28→八海山ロープウェイ山頂駅1167m13:56
合計5時間6分
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
先週谷川岳の西黒尾根を登ったので、その余勢をかって今週はより激坂フェチ向きの鎖ジャラジャラ、八海山の「屏風道」を登って来ましたー!
ついでにNHK大河ドラマの「愛」の直江兼続で有名になった雲上のアスレチック「八ッ峰」も往復♪
帰りはロープウェイで楽して八海山スキー場に下山し、六日町駅前の「湯らりあ」へ♪♪
多少慌ただしく、ガスで景色もあまり見えなかったけれど、充実した1日となりました。
鎖があれば景色なんか~!
まず、東京駅6時8分発の上越新幹線とき301で越後湯沢へ行き、上越線に乗り換えて六日町へ。
すると駅前に八海山スキー場行のバスが待っているので、それに乗り込み、屏風道は終点1つ手前の「中手原」バス停で下車します。
時間は8時50分。意外に近いぞ新潟!鴨沢から雲取山登るより早い!ってゆーか、奥多摩が遠すぎるのか?
バス停からしばらく南魚沼産コシヒカリの田んぼの中を上ると、林道終点近くの車がたくさん駐車してある広場が屏風道と新開道の分岐です。
9時7分、増水して渡れなくなった時用のカゴが設置してある沢を渡り、対岸からとりつきます。
でも、まだ鎖場は始まりません。四合目の清滝まで、沢を何本か超える穏やかな道が続きます。
穏やかな道だと思って、ここでスピード上げすぎると後半の鎖場でバテるので注意!
そして9時45分、清滝到着!沢に降りて水を補給します。
屏風道攻略ポイントその2、水は500cc以上は持って来ず、清滝で補給すること!
とにかく、後半の鎖場の連続がキツいので、前半の労力はなるべく抑えましょう!
水を補給して道に戻ると、すぐに鎖場の連続攻撃が始まります。
登り一辺倒のたいして難しい鎖場ではないので、トレイルランナーの人はトレランシューズでも登れなくはないですが、柔らか過ぎて爪先で岩の窪みや突起に乗れないので、ローカットのトレッキングシューズのほうがベターです。
登山靴は重すぎなければ何でも可!
鎖場を数本登りきると、五合目の「出迎の松」に到着します。振り返ると魚沼盆地が一望出来ます。
さらに鎖場の連続攻撃は続き、いい加減ウンザリしてきたところで、七合目のノゾキの松に到着。反対側の絶壁から滝が見下ろせます。
ここからしばらく斜面のトラバースが続き、6月頃まで雪渓が残る涸沢をよじ登って、右手の斜面にとりつくと、屏風道では一番難易度の高い垂直のいつも湿っている鎖場があります。
ここを越えると八合目で、最後に斜めに長い鎖が張ってある鎖場をトラバース気味に越えると、ようやく平坦な見晴らしの良い尾根上に出て、正面に千本檜小屋が見えてきます。
あとは最後の力を振り絞って、惰性ですすめば、11時45分、千本檜小屋に到着しました!
有人の食事の出る山小屋と避難小屋が並んで建っています。ロープウェイから登ってきた人がたくさん休んでいます。
二合目の駐車から2時間38分、清滝で水を補給した時間を除くと、ちょうど2時間半といったところ。中手原バス停から2時間55分。
お疲れ様でした~!としたいところですが、少し休んだら、八ッ峰にとりつきます。
まずは地蔵岳と不動岳の間の濡れたトンネルみたいな鎖場を登って地蔵岳へ!山頂にお地蔵さんがあります。
折り返して、次の不動岳を越えると、ロープウェイからの人はたいていここまでしか来ないので、人もまぱらになり、山頂標識の読めない七曜岳へ。
次の白河岳は鎖につかまってトラバースし、白川岳の標識がある釈迦岳へ。
釈迦岳から急な鎖場を下ると、帰りに使う迂回路の分岐に降り立ち、急なハシゴと鎖場を登り返すと、摩利支岳に到着。
摩利支岳からまた急な鎖場を下り、最後に、垂直のハシゴと鎖場を登りきると、ようやく12時30分、大日岳1770mに到着!
今度こそ、お疲れ様でした~!10分休憩。
大日岳からは、先に進んで迂回路に出る道もあるんですが、崩落による通行止めが解除されているのかどうかよくわからなかったのと、今日は靴がふにゃふにゃで危ないので、元来た道をさっきの迂回路分岐まで戻ります。
八ッ峰の迂回路は、途中に月の池という三日月形の虫のいっぱいわいてる池がある、迂回路のクセに鎖場が多くで時間のかかる道です。
でも頑張って急いで戻り、13時4分、千本檜小屋到着。八ッ峰往復、大日岳での休憩除いてちょうど1時間といったところ。
千本檜小屋から、いったん軽く下り、また軽く上り返すと最後の薬師岳山頂につき、いつも渋滞する長い濡れた鎖場で今日も待たされ、その後、雨がポツリポツリ落ちて来たので、小走りに人を追い抜きながら下ると、水場のある祓川を経て、立派な避難小屋のある女人堂に着きます。
時間がまだ十分にあったので、ここで休憩していきたかったんですが、先ほどの雨が心配だったので、そのまま小走りに下り続けて、13時56分、八海山ロープウェイ山頂駅に到着!
14時のロープウェイに間に合いそうだったので、急いで靴の泥を落として、ここからは楽してロープウェイで下ります。
※八海山は山麓の標高が低いため、下はかなり蒸し暑くて、歩いて下るとズボンまで汗ドロドロになる。電車の人は要注意!
ロープウェイの山麓駅に着いて、バスの時間まで1時間以上あったので、土産物屋のぞいたり、喫茶店でビール飲んだりしていると、予想通り夕立が降ってきて、バスに乗り込み、六日町駅に向かう途中で土砂降りに!
やっぱ、早めに下山して良かった!
その後、六日町駅の1つ手前の六日町駅角バス停でバスを降り(雪国のアーケードは土砂降りでも傘いらずで本当に便利)、地元の人の間では銭湯といった方が通じる「湯らりあ」へ。
銭湯でもアルカリ性単純泉のちゃんとした温泉です。でも石鹸もシャンプーもないので要注意!料金は400円。
八海山の汗ドロドロを落としてサッパリした後、ほぼやんだ雨の中、六日町駅前の専門店街が図書館になってしまったスーパーで2割引になってたウナギ弁当と新潟の山へ行ったらこれを飲まないと始まらないエチゴビールを買い、帰りはほくほく線で越後湯沢に出て新幹線に乗り継いで東京に帰りました。
八海山ロープウェイ アクセス
http://www.princehotels.co.jp/amuse/hakkaisan/access/
湯らりあ - 六日町観光協会
http://www.muikamachi.jp/hotspring/higaeri.html
フォトギャラリー:65枚
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | トレランシューズ |
バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 | タオル | 帽子 |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
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