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28-15 紅葉燃ゆる鳥海山

鳥海山(祓川から入山)( 東北)

パーティ: 1人 (ハンター さん )

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行程・コース

天候

朝方は快晴、次第に昼から曇り

利用した登山口

矢島口  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 祓川登山口駐車場から入山

この登山記録の行程

矢島口(05:50)・・・七ツ釜避難小屋[休憩 10分](07:07)・・・氷ノ薬師[休憩 10分](08:09)・・・七高山[休憩 10分](09:01)・・・頂上参篭所(御室小屋)(09:20)・・・新山[休憩 10分](09:42)・・・頂上参篭所(御室小屋)(10:04)・・・七高山(10:19)・・・(康新道経由)・・・七ツ釜避難小屋[休憩 10分](12:03)・・・矢島口(12:56)

コース

総距離
約10.3km
累積標高差
上り約1,276m
下り約1,276m
コースタイム
標準7時間20
自己6時間16
倍率0.85

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

10月20日、にかほ警察署に道路状況を確認、鳥海ブルーラインは路面凍結の恐れもあるとの事から、10月21日から17時閉門、翌朝8時から開門となるとの情報を得て、入山口を鉾立から祓川に変更する。10月21日の朝、車のタイヤをスタッドレスに交換後出発、今回も象潟町の白滝旅館に宿のお世話になる。宿に入る前に祓川登山口の場所の確認をする。麓からの移動時、鳥海山を見ると、ほぼ山半分から上は雲に覆われていたが、祓川に到着すると、雲も晴れ、山頂部には白い積雪部も見えた。祓川避難小屋の前から見る鳥海山の山容は格別にかっこよく見えた。明日の好天を願いつつ、宿へ向かう途中、再度、鳥海山は雲の中に隠れてしまった。何か神がかりな感じを受けた。
10月22日登山当日、4時30分宿を出発、5時30分頃に祓川登山口駐車場に到着、車両5台が先着していた。月明かりに鳥海山の山容が写し出される。雲ひとつ無い快晴、風も微風状態で、最高の日和を感謝する。
今回も冬装備ではあるものの、上半身はドライレイヤーと厚地のベースレイヤーの2枚だけ。さほど寒さは感じられない。夜明けを待たずに5時50分入山する。
竜ヶ原湿原の木道から山容を見ながら、初めてのコースを色々と詮索する。石段の急登が始まるが、これが延々と続く。賽の河原上部辺りで最初の休憩を取る。周囲の水溜りには氷が張り、冬の到来を感じさせる。七ツ釜辺りまで急登の石段が続いた。氷の薬師での休憩時では、寒風が強まったため、ソフトシェルを着用し、体を保温するが、出発時には脱衣する。適時休憩を取りつつ七高山に到着、正面に新山が聳える。人影が全く無い。一番乗り?無人の状態に一人喜んでいたら、新山山頂にひとりの人影が不意に現れた。残念ながら私は、二番手であった。稲倉岳方向を見下ろすと鳥越川源頭部の鮮やかな色彩の紅葉が目に入ってきた。すかさず写真とビデオを撮影し、新山へと向かう。周囲を見渡すが新雪が見当たらない。強い日差しで溶けたようである。二番手の新山山頂独り占め・・・風も穏やかで、気持ちいい。ここでも写真とビデオを撮影し、しばし休憩の後、下山の途につく。
下山ルートは康新道経由とした。断崖と眼下に広がる紅葉を楽しみながら高度を下げていく。気温が上がったせいか霜は溶け、道は泥濘状態となり、滑りやすくなっていた。注意をしながら足を進める。振り返ると山頂方向は二つこぶの様相を見せ、何ともかっこいい。いかすぜ鳥海山!!
康新道分岐から登ってきた登山道に合流、これを下ることとなる。空を見上げると、いつの間にか雲ひとつ無かった空に雲が掛かりだした。
長い長い石段を下り、竜ケ原湿原の木道を抜け、祓川避難小屋を越えると登山口駐車場に到着、12時56分無事下山する。駐車場には、紅葉を見に来た人と車で混雑していた。駐車場のトイレ内で下着も全て着替え、帰路に就く。
麓までのアクセス路は紅葉のトンネル状態であり、秋の終わりの彩りを十分に楽しませてくれた。
まもなく雪も降り、山の様相は冬へと変わることだろう。雪の白と、空の青との彩りを待ち遠しく想う55歳のおっさんであった。

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フォトギャラリー:167枚

前日、登山口確認時撮影
山頂部に積雪確認

月明かりに浮かぶ鳥海山
雲一つない快晴

祓川登山口

竜ヶ原湿原

氷張る

矢島口5合目祓川

標高を一気に上げて行く

タッチラ坂

石段が続く

山蔭から朝日

賽の河原手前

森林限界辺りも紅葉

賽の河原

賽の河原上部

御田

七ツ釜避難小屋

七ツ釜下部

七ツ釜矢島口八合目
標高1600m

康新道分岐
氷の薬師方向へ

康新道分岐上部

大雪路入口

大雪路中間

大雪路上部

氷の薬師

舎利坂入口

舎利坂中間

康新道山頂分岐

正面に新山

稲倉岳と鳥越川源頭部の紅葉

七高山方向

七高山三角点タッチ

新山山頂にて

胎内くぐり入口

内部の祠

康新道山頂分岐から康新道へ

二つコブの山頂

鳥越川源頭部の見事な色彩の紅葉

萌え~っ!!

この置物は?

康新道分岐

下山

私の下山を待って?空は曇り空へ

アクセス路の紅葉
見事です!!

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け
熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン
トレッキングポール GPS機器 ライター
【その他】 AMラジオ、携帯トイレ

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登った山

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2,236m

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