行程・コース
天候
初日:曇り時々晴れ 2日目:曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
JR紀伊勝浦駅から熊野交通バスで那智山バス停(終点)まで約30分。
この登山記録の行程
【初日】
那智山バス停(7:30)⇒熊野那智大社(7:40/7:45)⇒那智高原休憩所(8:25/8:30)
⇒登立茶屋跡(9:05/9:10)⇒舟見茶屋跡(10:00/10:10)⇒色川辻(10:35)
⇒地蔵茶屋跡(11:30/11:50)⇒石倉峠(12:10)⇒越前峠(12:45/12:50)
⇒楠の久保旅籠跡(14:05/14:15)⇒円座石(14:50/14:55)
⇒大雲取越登山口(15:20/15:25)⇒小口自然の家(15:30)
【2日目】
小口自然の家(7:10)⇒小和瀬渡し場跡(7:25)⇒桜茶屋跡(8:45/9:00)
⇒桜峠(9:15)⇒石堂茶屋跡(9:40/9:50)⇒林道交差(トイレ有)(10:10/10:25)
⇒百閒ぐら(10:40/11:00)⇒万才峠の分岐(11:25)⇒松畑茶屋跡(11:30/11:35)
⇒請川バス停(11:50)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
念願の雲取越に1泊2日で挑戦。前日に本宮の大斎原そばの駐車場に車を停め、バスを新宮で乗り継いで那智勝浦へ。翌朝、JR那智勝浦駅発の始発バスで那智山へ行き、大雲取越を踏破して小口自然の家に宿泊。そして2日目は小口から小雲取越で本宮に戻り、車を拾って帰るという行程です。なお、今回は家内同伴。体力にやや不安があるため荷物(10kg超)はほとんど自分が背負っていくことに。まあ大丈夫でしょう。
【初日】
那智大社を出発するといきなり石段の急坂。妙に侘しい那智高原を抜けて登ります。舟見茶屋跡に着くまでずっと登り続きで結構疲れました。その舟見茶屋跡は大雲取越で唯一と言ってもいい展望ポイント。休憩所から勝浦の海を一望できます。
道はよく整備されています。また、番号道標が500mおきに設置されていて道迷い防止の目印になります。大雲取越は1番から29番、小雲取越は30番から54番までありました。ちなみに、なぜか地蔵茶屋跡までは石板なのにそこから先は丸太製でした。その地蔵茶屋跡には休憩所の他にトイレと自販機もあって便利。ただし、傾斜がきついところや岩がゴロゴロした箇所もあるので、ちゃんとした登山装備は必要です。
この日の難所は越前峠を越えた後の胴切坂。小口まで延々800mほどを一気に下ります。石畳には苔が付着しており、傾斜が急なこともあり滑って転びやすいので要注意。特に雨天時は精神的にツライと思われます。心をやられてしまった人は小口に降り立った所にある南方商店でアイスでも食べて癒されましょう。
【2日目】
この日も小和瀬渡し場跡から一気の登り。桜峠まで続きます。が、そこを過ぎると細かなアップダウンが続き、その後、百閒ぐらから請川まで下ります。その下りも大雲取越に比べれば随分マイルド。道には岩も少ないので格段に歩きやすいです。
百閒ぐらは絶好の見晴らしポイント。天気が良ければ果無山脈まで見えるとか。熊野の深い山々を堪能できます。その百閒ぐらの手前の林道交差ポイントから林道に沿って100m行った所にトイレがあります。小雲取越では唯一のトイレですし綺麗に整備されてますので覚えておいて損はないでしょう。
全般を通じて、なかなか歯応えのあるコースでした。また、苔生した石段や修験者の行場が随所にあり、中辺路よりも熊野古道の雰囲気が色濃く残っています。ただ、残念なのはほとんどが樹林の中を歩くため、展望の利くポイントはほんのごく僅かだという点。黙々と歩くことが大半で、まさに修行のような道でした。
フォトギャラリー:24枚
装備・携行品
シャツ | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック |
水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 修理用具 |
医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
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