山岳信仰の道を再び。「金峰山古道復活プロジェクト」のクラウドファンディングがもうすぐ締め切り
かつて山岳信仰で栄えた金峰山の道を一般の登山者でも歩けるようにしようと、「金峰山古道復活プロジェクト」が始動した。現在その整備費用の一部1,300万円をクラウドファンディングで募っている。募集期間は2024年1月31日まで。
この古道は甲府市御岳町の金櫻神社から金峰山頂の同神社本宮へと続くかつての表参道「御嶽古道」で、長い歴史をもつルートだが、短時間で登れる登山コースが整備された現在はほとんど利用されなくなっている。プロジェクトでは、御嶽古道の登山口まで車で行けるようするため、荒れた林道を整備する。また、並行してトイレや駐車場などの周辺設備を整備する計画だ。
甲府市のアウトドアショップ「エルク」の柳澤仁さんや柳澤隆広さん、国際山岳ガイドの天野和明さん、登山ガイドの渡辺佐智さん、プロマウンテンアスリートの山本健一さんらがプロジェクトに参加、ほかに、甲府市役所と、事故のない世界をめざすイーデザイン損保とヤマップが連携している。
クラウドファンディング詳細
READYFOR『日本百名山・金峰山の「忘れられつつある登山道」を復活させる!』
https://readyfor.jp/projects/kinpusan