「ココヘリ」がGPS搭載の新モデルを発表。補償内容を拡充した契約プランも登場

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

山岳遭難対策制度「ココヘリ」を運営するAUTHENTIC JAPANは、GPSを搭載した新モデルの発信機と、新モデルに対応した2つの契約プラン「COCOHELI GPS+」「COCOHELI SUMMIT」を発表した。

「ココヘリ」は、入会金・年会費を支払って登録する会員制捜索サービス。会員になると、識別番号をもった電波発信機が会員証として貸与される。万が一、会員が山で遭難した場合は、ヘリやドローンに搭載した専用受信機で最長16km先から発信機(会員証)の位置情報を特定し、警察・消防などの公的機関と連携して捜索活動を実施する。2016年5月のサービス開始から8年目を迎え、会員数は2024年2月時点で15万人を超える。

今回リリースされた新モデルの発信機を携行すれば、搭載されたGPSにより移動経路が記録され、追跡できるようになる。これまで、捜索エリアの絞り込みは登山計画書や家族からの情報をもとにプロファイリングしていたが、GPSの位置情報という明確な情報の活用が可能になることで捜索活動のさらなる迅速化と早期発見が期待できる。GPS位置情報の送信にはソニーのIoTネットワーク「ELTRES」を使用。ネットワーク通信圏内であれば発信機の位置情報を3分おきに基地局に送信し、捜索機関はもちろん、家族も地図上で位置情報を確認することができる。発信機のバッテリー残量が少なくなった場合にも直接通信用の電波を約2ヶ月間発信する。

新モデルの発信機に対応する契約プランは、従来のココヘリの補償内容が付帯する「COCOHELI GPS+」プラン(年会費13,200円)と「COCOHELI SUMMIT」プラン(年会費18,700円)の2つ。「COCOHELI SUMMIT」プランは、「COCOHELI GPS+」プランの補償内容に傷害死亡補償と手術・入院・通院補償を加えたもので、広範囲にお金の不安をカバーし、よりいっそうの安心を提供する。

詳細は、ココヘリのウェブサイトへ。

プラン比較

詳細:https://www.cocoheli.com/ch/gps

問合せ先

山岳遭難対策制度「ココヘリ」
https://www.cocoheli.com/

最新ニュース

編集部おすすめ記事