ハイカーや登山者に人気の秩父・武甲山に、新たな登山者用駐車場が完成

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埼玉県秩父市・武甲山、新登山者用駐車場の位置図

位置図

埼玉県秩父市・横瀬町の境に位置し、ハイカーや登山者に人気の武甲山。主要登山口である一の鳥居登山口付近に、新たな駐車場が新設された。一の鳥居登山口には収容台数約30台の駐車場があるが、人気の山のため時期によっては早い時間から駐車場がいっぱいになってしまうことも多く、路上駐車が問題となることもあった。

新たな登山者用駐車場は4月1日から無料で利用可能で、収容台数は約50台。一の鳥居登山口から約200m手前の位置にあり、歩いても数分とのこと。

埼玉県秩父市・武甲山、新登山者用駐車場の写真(写真提供=横瀬町役場)

新たな登山者用駐車場(写真提供=横瀬町役場)

なお横瀬町によると、現時点、登山道の雪はほとんど消え特に問題はないとのことだが、登山を計画の際は、事前に最新情報の確認をしてほしい。

新たな登山者用駐車場の位置をヤマタイム地図で確認する

この記事に登場する山

埼玉県 / 関東山地

武甲山 標高 1,304m

 秩父の名山は年々形が崩されていく。東京から見ても、山頂部の変化が分かるようになってしまった。山名を武光山、秩父岳ともいう。山頂に日本武尊を祭る御岳神社がある。  武甲山のある地域は県立武甲自然公園に指定され、山の斜面は「武甲山石灰岩地特殊植物群落」に指定されていたが、今はこの地帯も完膚なきまでに破壊されてしまった。  現在は表参道の生川(うぶかわ)から登るしか方法はない。生川は畠山重忠の生誕地といわれている。表参道だけに道もしっかりしているが、山頂に近づくにつれて様相は一変する。御岳神社の裏手の展望台に立ってみると、山頂の石灰岩採掘の規模に目を見張る。下山は長者屋敷ノ頭を経て橋立に下るか、山稜を南下し大持山(おおもちやま)から鳥首峠へ下るとよい。  西武秩父駅を起点に生川から表参道を経て山頂に至り、橋立寺まで約5時間30分。  山頂の標高は三角点では1295mだが、最高点の標高は1304mとなる。

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