カリマー
「コントア 27」

サイズアジャストシステムで、
理想的なフィット感

文＝高橋庄太郎、写真＝小山幸彦　
[PR]2024.04.10

カリマーは英国発祥ながら、日本人の山歩きに適したザックで人気のブランドだ。今年の春夏シーズンから新登場する「コントア 27」は、丈夫な生地やストラップを使っていて耐久性も高く、要注目のモデルである。

最大の特徴は、カリマーならではのサイズアジャストシステムをこのサイズのザックにも搭載したことだ。使う人の体に合わせて背面長が41～50cmの範囲で変えられる仕組みで、なんと背負ったままで微調整できるというユニークな特徴をもつ。納得がいくフィット感にたどり着くまでに何度も背負ったり下ろしたりする必要がなく、無用なストレスを感じずにすむのがいい。

本体の上方には長いファスナーがつけられていて、荷物をすばやく取り出せる。さらにおもしろいのは、容量30L以下の小型ザックには珍しく、フロント下部にも逆U字形にファスナーがついていること。ここからも荷室へアクセスでき、奥に入れたものもダイレクトに取り出せる。脱いだウェアを固定できるバンジーコードやトレッキングポールを固定できるポールキャリアなど、パーツ類も便利に使える。ウエストやサイドのポケットも充実。収納性のよさを重視する人には、うってつけのモデルといえるだろう。