はじめての登山
Step5 山の歩き方

「歩く」という単純な行為にもノウハウがある!

山を歩くための技術

 登山中は、さまざまに変化する地形の中で、荷物の入ったザックを背負って歩くことになります。したがって、いかに疲れにくく、バランスよく歩くかが大切となります。
 登山口での準備、重心を考えた歩行、無理のないペース配分など、歩き方のポイントを知っておきましょう。

1登山口での出発準備

 登山口に着いたら、天候と自分の体調を判断します。この時点ですでに問題があれば、登山そのものを見直しましょう。

 続いて、地図や案内板で、歩くコースを確認。登山計画書(登山届)は忘れずに登山届ポストに投函しましょう。

 また、靴ひもの締め加減やザックのパッキングをチェックします。ケガ予防のため、準備体操をして、体の筋肉をほぐしておくことも忘れずに。

※計画時に10~15分ほどの時間をみておきましょう。

2山での歩行の基本

 山ではゆっくり歩くことが第一です。また、足の置き方も、平地歩きと山歩きでは違います。平地との大きな違いは、着地時に靴底全体で地面をとらえるようフラットに足を下ろすことです。以下に、その違いを説明しています。

  • ●平地歩行
    • 整地された道、平地での歩行では、カカトから着地し、体の重心の軸は歩幅の中間(前足と後足の中間)から垂直に延びる。
  • ●山での歩行
    • 不整地の登山道では、靴底全体で地面をとらえるフラットな着地が基本。踏み出した前足へは、静かに重心を移す。
3歩行ペース

 登山開始から最初の30分程度は、体を慣らすため、意識してゆっくり歩きましょう。以降は「無理なく呼吸を続けられる」が歩行ペースの基準です。

 傾斜が強くなるほど息が上がるので、ペースをゆっくりに、歩幅は平地よりも小さく保ちます。

歩行のリズムと休憩のタイミング

山歩きでは、ある程度歩いたら休憩をとってコンディションを整えることが大切です。最初は登山口を出発してから30分ほどで休憩を入れます。それまでは体を慣らすウォーミングアップ。以降は50分~1時間の歩行に対し、5~10分の休憩をはさむのが、山歩きでの一般的なリズムです。
休憩する際は、通行の邪魔にならない休憩適地を選び、安全で快適な登山を楽しみましょう。

4急坂の登り下り

 急な登りで、息が辛くなったら、立ち止まって呼吸を整えましょう。小石や砂でザラザラと滑りやすい斜面の登りでは、足を逆ハの字に置くと、ふんばりがきくようになります。

 下りでは、惰性にまかせて着地すると、ひざや腰に負担が大きくかかります。速度と歩幅をセーブし、静かな重心移動とフラットな着地をより心がけて下ります。

Step1
Step2
Step3
Step4
Step5
Step6
Step6
Step6
こんにちは、ゲストさん
◆東京の天気予報[山域を変更]
明日

明後日

曇一時雨
(日本気象協会提供:2020年1月23日 17時00分発表)
[ログイン]
ユーザ登録・ログインすることで、山頂天気予報を見たり、登山履歴を登録・整理・分析して、確認できます。
NEW 2020年は「2020」「子(ねずみ)」「オリンピック」にまつわる山へ!
2020年は「2020」「子(ねずみ)」「オリンピック」にまつわる山へ! 2020年、どの山に登る? 新年恒例の「今年の山」の紹介では、3つのカテゴリーで今年にまつわる山を全国からピックアップ。
NEW 雪の浅間山と輝く樹氷を見に行こう!
雪の浅間山と輝く樹氷を見に行こう! 浅間山の絶景が待つ黒斑山スノーシューと、歴史を感じる街歩き。冬の小諸市の魅力を堪能する山旅の提案です。
NEW スノーシューの楽しみ方、冬の山の遊び方
スノーシューの楽しみ方、冬の山の遊び方 本格的な雪山登山は不安で二の足を踏んでいる…そんな人はスノーシューハイキングに行ってみましょう!
NEW 第70回山MONO語り。モンベルのテントを試す
第70回山MONO語り。モンベルのテントを試す 山岳ライター高橋庄太郎さんの連載。今月は快適性重視のモンベルの「ルナドーム2型」。
グレゴリーの軽量バックパックを徹底分析
グレゴリーの軽量バックパックを徹底分析 抜群の背負い心地と通気性を兼ね備えた「ズール」「ジェイド」。最上級のフィット感と快適性の秘密をチェック!
NEW 山梨県 一部山域の冬期登山は計画書提出を
山梨県 一部山域の冬期登山は計画書提出を 山梨県では12月から3月までの冬期期間、八ヶ岳、南ア、富士山の一部山域で登山計画書の提出を義務化する。詳しくはこちら
カリマー 最上位モデル開発物語
カリマー 最上位モデル開発物語 カリマーから、高所や雪山のために開発した最上位モデル「ultimate series」が登場。開発物語をチェック!
冬こそおすすめの富士山周辺の山
冬こそおすすめの富士山周辺の山 澄んだ空気がいっそう景色を美しく見せてくれる冬。だから今こそ行きたい富士山一望の山々へ
冬ならではの景色、氷瀑を見に行こう!
冬ならではの景色、氷瀑を見に行こう! 1月~2月限定! 滝が凍りつく「氷瀑」は見られるとは限らない冬限定の景色。比較的簡単にアクセスできる氷瀑のコースをピック...
冬でも歩けるアルプス! 全国のアルプスファンへ
冬でも歩けるアルプス! 全国のアルプスファンへ 日本全国にはその数は50以上あるともいわれる「ご当地アルプス」。本場を彷彿とさせる!?
梅の香りの漂う早春の山への誘い
梅の香りの漂う早春の山への誘い 寒空にほんのりと漂う梅の花の香りは、五感で春を感じさせてくれる。今こそ梅の香りの漂う山へ――
冬だ! 富士山の見える山へ行こう!
冬だ! 富士山の見える山へ行こう! 日本一の山・富士山は、空気の澄んだ冬はとくに美しい。西は和歌山から北は福島まで――、富士山の見える山を目指してみては?