行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
その他: レンタカーで鮎川港へ走り、フェリーで金華山へ渡る
この登山記録の行程
亀石港(11:40)黄金山神社(100m、11:50)水神社(330m、12:25)金華山(445m、12:40)車道(10m、13:30)亀石港(13:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
日曜日に重仮設業協会の講習会を仙台で開催することになり、土曜日に駅レンタカーで神室山に登る計画を立てるが、雨模様となったので方向転換して標高の低い海岸の山に登る。
鮎川港から金華山への船便は数社が運航しているようで、客の呼び込みが盛んだ。往復1,800円という高速艇「ホエール号」が30分毎に走っており、20分で亀石港に着く。
港から急坂を歩いて黄金山神社へ登る。鮎川港では、「今日は竜神踊りをやっている。これから行っても見られるよ」と言っていたが、土曜日は11時と13時の2回で、折悪く休憩時間帯にぶつかって叶わない。境内では、思い掛けず鹿が遊んでいる。
能楽堂の脇から登山道に入る。石の多い程好い傾斜の道で、散歩気分で山頂を目指す若いカップルと相前後して歩く。沢沿いの道は水気が多く、汚れないようにとスパッツを着用して行くと、水神社の真ん前から水が浸み出している。
柵で囲って鹿害を避ける森林保存活動が継続的に行われており、いたる所で目に付く。ブナの大木を眺めながら登って標高355mで尾根の上に出る(12:30)。野芝に覆われた手摺と鹿除け柵の尾根を100m登ると山頂の大海祇(おおわだつみ)神社に着く。大きな石囲いの中央に三角点標石の凹地が残っている。
山頂から南へ少し行くとベンチの休憩場所が在る。イチイの大木が茂ってたくさん実を付けており、登山道に落ちていた木の実の正体が判る。野芝とワラビの間を南へ向かう。東北の島という感じではなく、暖かい九州と勘違いしそうな雰囲気がある。二の御殿跡の鞍部へ下り(265m、13:05)、右折して沢沿いに海岸を目指す。
ヤマシャクヤクが結実しているのを珍しく眺めて下ると、猿の家族に出会う。鬱蒼と茂った樹林の下では女性が森林ウォッチングを楽しんでいる。ホテル跡まで下ると海が開けて見晴らしが好いが、陸(松島)が近過ぎて宿泊客が少なく経営が成り行かなかったのだろう、建物は酷く傷んで廃墟と化している。車道に出て海岸沿いに歩いて港に戻る。
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