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信仰の七七頭ヶ岳、下山後の胡桃谷の名水がなんと美味しいことか

七七頭ヶ岳( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (Yamakaeru さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 県道264号線で余呉町上丹生を目指す。「丹生神社茶碗祭」という施設が目印。
目の前には丹生富士の呼び名からすぐに目的の七七頭ヶ岳と分かる山が見える。
3kmほど少し進むと左手に八田部橋があり、右折して橋を渡っとところにすぐに登山口駐車場(らしきもの)がある。5台程度は駐車可。トイレは無し。
八田部橋は車一台程の幅で看板等はないため見落とさないよう注意のこと。

この登山記録の行程

七七頭ヶ岳・上丹生登山口駐車場(10:40)・・・七七頭ヶ岳山頂(11:19)・・・瑠璃池(11:25)・・・墓地方面へ・・・墓地(11:59)・・・胡桃谷の名水(12:17)・・・七七頭ヶ岳・上丹生登山口駐車場(12:38)

コース

総距離
約6.6km
累積標高差
上り約634m
下り約634m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

昨日の白山の感動が冷めない。
夏らしい青空と強い日差しの向うに見える山を眺めていたら、とにかく今日は低山でしっかり汗をかきたくなった。

やってきたは滋賀県余呉町は上丹生にある七七頭ヶ岳(ナナツガダケと呼ぶ)にやってきた。
ラッキー7が二つもある。いわれは、上丹生、菅並、摺墨(スルスミ)地区など、七つの尾根を集めた頂きの山という意味らしい。では、七頭ヶ岳では??と思ったりもするが、ラッキー7は多いほうがいい。きっと。
七七頭ヶ岳は丹生富士と呼ばれるだけあって、車で走っていても特徴的な整ったその三角形から一見してすぐに分かった。
七七頭ヶ岳は進行の山で山頂に観音堂が設置されている。低山ながら関西百名山にも選定されている。
ただ、登山口の看板や案内は殆どないため、駐車場を通り過ぎないように。
上丹生登山口の駐車場(らしき場所)に車を停めて歩き出す。入口に「七々頭岳観音参道」と書かれた石碑があった。どうやら登山口に間違いないらしい。
林道を少し進むと登山道の入り口が沢を渡ってすぐのところにあった。
名前の由来となった尾根の一つを伝って登るのか。ただ、思った以上につづら折りの急登が続く。尾根まで出れば縦走感も味わえるかと思ったが、結局、最後まで登りだったような気がする。道は草が少々茂っているものの、しっかりしていて迷うことはない。
今日はたっぷり汗をかこう!の目的を達し、休むことなく登ってきたこともあり1時間をゆうに切っての山頂。西林寺と書かれたお堂があった。これが観音堂か?お堂に頭を下げて、持ってきたお茶でしばし休憩。
山頂は眺望がないものの見事なブナ林が広がっていて気持ちがよい。
下山する前に、伝説の瑠璃池とやらを見に行く。瑠璃池へは、山頂から少し下ったところにある。赤土で急な下りにつき転倒に注意だが、10分程度で往復できる。
行ってみると、枯れた池を想像していたが、池というよりは小さな水場がそこにはあった。昔は、豊富な水があって、池状になっていたのかも知れない。水場と言っても水滴が垂れる程度なので、ごくごくとは飲めなかったが、手にためて飲んでみた。
再び山頂に戻り、下山する。山をそのままつっきり、下山後は一般道を通って周遊したかったので、墓地方面に降りる。
墓地方面への道は、正直、看板が出ていないため見つけるのが困難。よくよく見ると西林寺のお堂わきに小さな獣道のようなものがある。そこを進むと違う尾根沿いで下っていく。
登りの時と違い、こちらは幾分、縦走感のある道が続く。相変わらず眺望はないが、樹木の間に大きな山が右手に見えた。たぶん、横山岳か。
勢いよく尾根沿いを進んでいたら、足元に木の枝が3本ほど横に寝かしてあったのを踏みそうになり、飛び越える。そのまま数歩進んで、?と違和感を感じあれって進入禁止のサインではと思い、振り返る。
やっぱり、鋭角に折れ曲がり谷に向かう小さな道があった。
どう見てもまっすぐの道が綺麗に延々延びていたから、見落としていたらきっと大変なことになっていただろう。
さて、ここからが別な意味で大変。急登が違てな人はこっちから登った方がいいだろうなあとさっきまで思っていたが、そもそもこちらのコースはかなり荒れている。草が覆い茂っていて斜面などは滑りやすく危ない。ところどころ藪漕ぎの感覚だった。決して道を見失う程のレベルではないため、登って登れないことはないが、大変とだけ付け加えておこう。
下山すると、綺麗に整地された墓地の横に出た。墓地には駐車場もあり(トイレらしきものも?)、きっと登山者もこの駐車場を使っているのだろう。
上丹生の登山口にはなかったのに、こちらには立派な登山口の看板と登山届のポストが設置されていた。(だったら登山道ももう少し整備してほしい。。。)
沢の水ですっかり蜘蛛の巣だらけになった顔を洗い、一般道を歩いて最初の駐車場を目指す。
高時川ではアユの釣り師が風情を出していた。
途中に県道わきに大きな看板が見える。「胡桃谷の名水」と書かれている。
看板の下には勢いよく水が流れ出している。
すっかり空になったペットボトルを使って水をため試しに飲んでみる。
うぉーー!と、うなるほど冷たくて美味しい。今ならお金を払ってもいいと思えるぐらい冷蔵庫から取り出したかのような清涼感。美味しすぎて、胃を傷めないよう水分の取り方には注意しているにも関わらずがぶ飲みをしてしまった。
汗をかきながらの七七頭ヶ岳登山。その後、疲れを吹き飛ばすほどの名水。このセットはお勧めだ。

追伸:車について、靴を脱いだら、変な虫が張り付いていた。足元が見えない状態で草をかきわけ歩いたせいか。ダニ系でなくてよかった。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • 毎回、藪からお誘いがかかるんですね(笑)。

  • 半ズボンだったので何やら足が痒いです。笑

登った山

七々頭ヶ岳

七々頭ヶ岳

693m

よく似たコース

七々頭ヶ岳 滋賀県

落葉樹に包まれた信仰の山と伝説の池

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
2時間50分
難易度
★★
コース定数
12
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