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伊那佐山・井足岳

伊那佐山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (うめぞー さん )

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行程・コース

天候

曇り時々晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 近鉄榛原駅下車、比布バス停まではバスもしくはタクシーで移動。
バス停から進行方向に少し進んだ先を左折(伊那佐文化センターを目指す)しばらく進むと伊那佐山登山口まで500mの看板があるので従い、そのまままっすぐに進む。
竹橋という歩行者専用の橋を渡った先から道標があるので従い、集落を抜けていく。
バス停から約1kmで登山口がある。

この登山記録の行程

近鉄榛原駅(9:20)・・・比布バス停(9:45)・・・登山口(10:00)・・・猿岩展望台(10:30)・・・伊那佐山山頂(10:45)・・・井足岳(11:45)・・・墨坂神社(13:20)・・・近鉄榛原駅(13:35)

コース

総距離
約8.3km
累積標高差
上り約746m
下り約783m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は伊那佐山と井足岳に行って来ました。
この頃ずっと奈良県の山々に魅了されているので行ったことが無い山が少なくなって来ましたがそれでも色々ガイドブックで調べたら結構いろんな案が出て来ます。
今回もそんな中のプランですが一つだけ注意して欲しいことがあります。
このルートは伊那佐山までは参詣の道なので迷わず到達することが出来ますが伊那佐山から先は道が不明瞭だったり荒れている場所もあるので伊那佐山から先へ行きたい方は上級者同伴のもとチャレンジしてください。
地図とコンパス、出来れば高度計も持参してください。
これからはただでさえ気温が低い季節です。
道迷いから遭難するとビバークするのも一苦労します。
特に高齢者の方は1人で行かずに同行者を設けてからチャレンジしてください。
それではコース案内です。
近鉄榛原駅で下車したら菟田野行きか岩端行きのバスで比布バス停まで行きます。
時間が合わない、もしくは待ちたく無い方はタクシーで比布バス停まで行きましょう。
ちなみにタクシーの料金は1400円ほどです。
4人もいればバス代とそんなに変わりませんし帰路は私のコース通りなら歩いて榛原駅まで戻るので料金は要りません。
この路線、御多分に洩れず便数が限られていますので事前に調べてください。
比布バス停からバスの進行方向に少し進んですぐに左へ入る大きな道があるので左へ進みます。
伊那佐文化センター方面を目指してしばらく進むと大きな看板が左側にあります。
伊那佐山登山口500mと書かれているので従い、まっすぐに進みます。
しばらく進むと竹橋という橋が掛かっていますが右は車道なので左の緑色の橋を渡ります。
渡った先に道標があるので従い、左へ進みます。
すぐに結構な坂道になりますので足をいたわりながら歩いてください。
しばらく進むと道標が家の軒先にあるので見落とさず進んでください。
次の道標が左を示唆しているので従い左へ進みます。
少し進んだ先に分岐があり、右の急坂を上ります。
上がった先に道標があるので左へ進みます。
ここからやっと山道に入ります。
清々しい道を歩いて行くと左側に山の神様が祀られていますのでこれからの山行の安全祈願をしておきましょう。
しばらく道なりに進んで行くと古い石碑があり、右やたき、左嶽大明神と書かれています。
ここは左の道をチョイスしてください。
そこからしばらく進むと前方に分岐があり、その先に立派な鳥居があります。
道標もあるので従えば良いのですが鳥居が正解の道を示唆しています。
鳥居をくぐった先から道は少しづつ険しく急坂になって行きます。
つづら折りの急坂を何回か右へ曲がった先に猿岩展望台の分岐があります。
分岐を無視して進めば山頂ですがここは猿岩展望台へ行くことをオススメします。
分岐から急な下りを少し進めば猿岩があります。
ここからは遠くに金剛山や二上山、手前には音羽三山などが見渡せる絶景ポイントです。
伊那佐山のピストンでプランを立てられるのならお昼はここでいただくのもいいでしょう。
一通り見終わったら山頂を目指して登り返します。
分岐まで戻ったら右へ進みます。
少し進めば道の先に立派な社殿が見えて来ます。
この社殿がある場所が伊那佐山の山頂となります。
この社殿は都賀那岐神社と言い、神武天皇東征の史跡とされる場所です。
また、雨乞いの社とされていて昔はここで雨乞いの神事が行われていたそうです。
神社に向かい、左側には周辺図があるので山座同定を楽しめます。
右側には三等三角点もあります。
休憩ができるほど広い場所ですが聖域なので汚さないようにしましょう。
疲れた方はここからピストンでバス停まで戻るといいでしょう。
ここから先は道が不明瞭だったり荒れている場所があるのでかなり神経を使います。
また、アップダウンもそこそこあるのでナメてかかると危険です。
ご自身の力を客観的に見て判断してください。
都賀那岐神社の三角点の先に山岳会が設置されたプレートがあるので従い、下ります。
しばらくはわかりやすいつづら折りの下りを下って行きます。
しばらく進むと林道に出るのでそのまま進みます。(道標があるので従えばいいです。)
少し進めば左右に分岐していますが左はそのまま林道になっており、唯一のわかりやすいエスケープルートとなっています。
井足岳へは右の道を進むのですがここが第一の関門で道幅約30cmほどの細い道が結構な角度で上に上がってます。
踏み外しても死にはしないでしょうが怪我はするくらいの高さがあります。
なんとか乗り越えても次のプレートを見つけるまでは不安になるような道が続きます。
今回はできるだけ忠実に写真を載せておきますので参考にしてください。
しばらくは細い道が続きますが赤テープは結構な数を巻いていただいているので見落とさず進んでください。
途中に台風の影響を受けたと思われる倒木が何ヶ所かあります。
また、ややこしいことにその辺りに枝道があるので倒木に惑わされずに周囲をよく見て正しい道を進んでください。
この辺りから急な下りや上りが連続して何回かピークらしき場所を通過します。
伐採地を越えた辺りの右側によく見ると老人ホームが木々の間から見え隠れしているので万が一の時のために場所をよく覚えておきましょう。
いざという時にかなり心の支えになってくれるはずです。
ここから急登になって上がった先に山岳会の設置されたプレートがあり、左を示唆しています。
もう一度急な下りを下って次は熊笹の道を上がって行きます。
熊笹を越えたら道は大きく右へ進路を変えます。
ここからは少し気楽になるような道ですが赤テープは見落とさず進んでください。
なだらかな道はすぐに終わり、山岳会が設置されたプレートを起点に最後の急登が始まります。
道も細い場所があるので注意してください。
上りきった先が井足岳山頂です。
ここは結構広い場所なので休憩すると良いでしょう。
私もここでお昼をいただきました。
この日はここで1人の男性とお会いしました。
聞けばこの方は先週も来られたそうでお仲間をこの山に連れて来るために下見しておられたそうです。
先週は私のルートを逆から来られたそうですが流石に厳しいと思われたそうで今回はできるだけ楽な道から井足岳に登って伊那佐山へと縦走するとのことでした。
定年を過ぎて好きな山に行けるのはいいけどお金がかかるのでできるだけ安上がりにする為にお得な切符を買って行っているんですよ〜とおっしゃる実に清々しい気持ちの良い方でした。
(お得な切符とは青春18切符)
意気投合していろんなお話をさせていただきました。
その節はありがとうございました。
休憩を終えた我々はそれぞれのルートに別れます。
ちなみに山頂広場から少し下りた辺りに三角点があるので好きな方は見落とし厳禁です。
ここからは急な下り坂になるので気を引き締めて進んでください。
また、ある程度下った辺りに左への巻道があります。
赤テープだけ見ているとこの巻道に気づかず間違えた道を進んでしまうので私の写真を参考にこの辺りでは周囲をよく見回してください。
山岳会が設置されたプレートを必ず見つけてください。
そのプレートには榛原→と書かれています。
このプレートの先は不安になるほど赤テープが見当たりませんがプレートを信じて進んでください。
ここでは赤テープよりもこのプレートを必ず信じて進んでください。
しばらく進むと赤テープもありますしプレートもあります。
私の感覚で100m前後でプレートがあります。
赤テープとプレートと地図とコンパスの組み合わせで確実なルートを選択してください。
しばらく進むと小さな沢沿いを歩くことになります。
沢を右へ一回、左へ一回、丸太橋の上を渡りますが苔でとても滑りやすいので注意してください。
ちなみに沢を渡る時は周囲を見渡してください、必ずプレートがあります。
左へ渡った先は右へ進みます。
しばらく道なりに進むと倒木があり、まっすぐの道と右へ曲がる道との分岐があります。
ここもよく見るとプレートがあるので従って右へ進みます。
ここからは道なりに進めばいきなり民家の前の空き地に出ます。
振り返っても登山口とは思えないのでこちらからトライするのはオススメ出来ません。
このルートを熟知している方となら良いでしょうが地図やガイドブックでは少し不安な道となります。
ここからは道なりに下って行きます。
しばらく進むと国道に出ますがこの道は伊勢本街道なのでここまで来れば安心です。
あとは伊勢本街道を左へ進めば左側に墨坂神社の鳥居が見えて来ます。
疲れた方はそのまままっすぐに進めば榛原駅に到達します。
私は歩き足りないのと墨坂神社に興味があったので迷わず墨坂神社を目指します。
祓戸の神様にお参りしてから墨坂神社の本殿を参拝して無事に下山出来たことを感謝します。
御朱印がいただきたかったのですが社務所が閉まっていたので諦めて駅へと向かいます。
駅に着いたら2時の電車に乗れたので京都に3時に着いた私はいつもの温泉と居酒屋で締めてから帰路につきました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 地図 コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

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登った山

伊那佐山

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637m

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最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
3時間29分
難易度
コース定数
14
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