行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
多紀連山登山者駐車場(無料)
この登山記録の行程
多紀連山登山者駐車場09:26-10:01鳥居堂跡-10:14大岳寺跡10:15-10:42三嶽(御嶽)10:43-11:11西ヶ嶽11:16-12:10三嶽(御嶽)12:11-12:30大タワ駐車場-13:13小金ヶ嶽13:28-13:34迷い込みやすい谷13:35-14:24多紀連山登山者駐車場
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
そろそろ春。近くの山にでも。ただ六甲山は飽きた。飽きてしまった。
そういうわけで、鎖場もあるという手頃なコースの多紀連山。四十八滝もあるらしいが、そこまでルートを伸ばすと結構長距離でしかもピストン。周回できるようなルートは見当たらず。仕方ないのでくるっと回って西ヶ岳のみピストン。
登山口は民家の間から。人様の裏庭に入って行くみたい。塀に案内板が貼ってある。入山するにはゲート有り。獣対策でしょうかね。山をフェンスで囲っているのか、里を囲っているのか。
初めの方は割と急な山道が続き、そのあとはほぼ平坦に近い道。ちゃんと地図を見ていなかったので、こんなにのんびりルートが続くなんて思いもしなかった。汗も引いて心地いい。
のんびりルートが終わる頃、三岳の中腹に三岳寺跡が。500年以上も前に本家の大峰山に焼かれたそう。宗教戦争って今も昔も。平和を唱えながらの人殺し。三岳寺の方々が亡くなったかどうかはわからないけれど、それで根絶した修練の山。こんな山奥まで他の寺を焼きに来るなんて。大峰山に登った時はそんなことはサラサラ思いもしなかったけれど、人の歴史はおよそ例外なく血塗られているものなのだろう。
と、歴史に思いを馳せながら、三岳頂上目指して最後の急登。頂上付近は残雪が結構残り、滑りがちとは言え、軽アイゼンを付けるほどでもなく。
三岳から西ヶ岳へピストン。この行程が想定外にハード。急坂の小ピークがいくつも次から次へと出現。しかも残雪まみれに落ち葉で滑る。距離的にはそれほどないのに時間も体力も集中力も消耗。往復すれば、お陰様で毎度の、残雪の山頂でTシャツというシュールなスタイル。
三岳を下り、一度車道へ。閉園中のアスレチックのど真ん中を横切る登山道。これって、開園中は頭上を泣き叫ぶキッズが通過して行くのだろうか。想像もしたくない景色。
残雪多めの整備された杉山を越えると、岩稜地帯。ザクザクと尖った岩肌が見え隠れする。不要な鎖がちょろちょろと。
小金ヶ岳山頂で早春の暖かな日差しの中で一休憩。あとは沢沿いを下るのみ。間違いやすいルートらしいけれど、そこそこルーファイできれば問題なし。赤テープも結構あるし、踏み跡もたくさん。落ち葉が積もって誰も踏んでいないような場所は引き返しましょう。
下山の際も鉄ゲート。自由な自然からコンクリートに覆われた囚われの身となるのかどうかはそれぞれ人次第。アスファルトの上を歩いていきます。
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