行程・コース
天候
晴れ!
登山口へのアクセス
その他
その他:
[往路]指宿港~根占港
<フェリーなんきゅう(なんきゅう10号>
①9:10発 指宿港 - 9:30着 根占港
<南大隅町 観光周遊バス>
②9:40根占港 - 15:50着 根占港
[復路]根占港 ~ 指宿港
<フェリーなんきゅう(なんきゅう10号>
①16:00発 根占港 - 16:20着 指宿港
この登山記録の行程
指宿港待合場09:07 - 09:41根占港 - 10:48佐多岬11:37 - 12:20佐多伊座敷(昼食)13:00 - 13:52雄川の滝駐車場 - 14:30雄川の滝14:34 - 14:50雄川の滝駐車場15:13 - 16:28指宿港待合場
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
NHK大河ドラマ「西郷どん」のオープニングのタイトルバックで映し出される映像に、エメラルドグリーンの滝壺があります。そうなんです、これが「雄川(おがわ)の滝」なんです。雄川の滝までは公共交通機関でアクセスするのが難しかったのですが、 指宿港からでる高速船「なんきゅう10号」に接続し佐多岬と雄川の滝を巡る観光周遊バスが運行されているとの情報をゲット。
早速、観光周遊バスを使って「雄川の滝」にでかけてみました。詳しくはレコをご覧いただくとして、訪れた場所がどこにあるのかおわかりいただけるよう、歩行だけでなく、高速船、観光周遊バスでの移動によるGPS信号も含めてアップしてみました。
<参考情報>
■雄川の滝
http://www.kagoshima-kankou.com/guide/51100/
■フェリーなんきゅう(なんきゅう10号)
http://nankyu-ferry.com/time/nankyu/
■南大隅町 観光周遊バス
https://www.town.minamiosumi.lg.jp/kanko/kanko_bus.html
■そば処 甲貴(こうき)
http://373osumi-skk.com/kankou/sobakouki/
フォトギャラリー:70枚
おはようございます。ここは指宿港にある「なんきゅう10号」の待合所です。今日は指宿港から高速船(なんきゅう10号)で「根占(ねじめ)港」に行き、根占港で南大隅町観光周遊バスに乗り換えて、佐多岬、雄川(おがわ)の滝を巡ります。
高速船(なんきゅう10号)はの発着場。
指宿のダイヤモンドヘッド とも言われる魚見岳とその右手に見えているのは知林ヶ島。
なんきゅう10号が根占港から到着しました。指宿港から根占港までの所要時間は約20分です。
海がとても穏やかで船が揺れることもなく、根占港に到着しました。幸先良し!
根占港には周遊観光バスがお出迎え。ポンチョタイプの25人乗りのバスです。バスに乗っての最初のミッションが、昼食予定の佐多伊座敷で食堂に予約入れること。休日は特に混むようで、地域の運動会とも重なったこの日、ちょっと心配しましたが、無事に蕎麦屋に予約を入れることができました(笑)。
まずは、佐多岬に向けて出発します。車窓から見えている川は雄川(おがわ)です。この上流に雄川の滝があり、車窓から見えているこの付近は毎年行われているドラゴンボートフェスティバルの会場だそうです。言い忘れましたが、このバスには、地元のバスガイドさんが添乗しており、ご当地の話題をとってもわかりやすく案内をしてくれます。
車窓から見える錦江湾。遠くに見えるのは、わが郷里がほこる薩摩富士「開聞岳」です。ちょうど、クルーズ船が湾に入ってきており、開聞岳とのツーショット写真をゲットすることができました。
約1時間ほどで佐多岬に到着しました。バスの移動時間もガイドさんの楽しい話で苦にならず。
現在地はここです。案内板をよく見ていただくと、点線が入っていますが北緯31度線になります。北緯31度は、カイロ、上海、ニューデリーと同緯度になるんですよ。ガイドさんの受け売りです(笑)。
さぁ、佐多岬に向けて出発!
途中、このように仮設足場を歩く箇所も。バリアフリーの工事中だそうです。
木々の間から佐多岬の展望台が見えてきました(展望台は写真中央の三角のピークにあります)。
日差しが強く汗が噴き出してきます。
こちらはアコウの木。アコウの木は「絞め殺しの木」の仲間として知られており、気根の集合体。先端が地に着くと、そこで毛細血管のように分岐して地面をつかみ、時には元々の親の木を絞め殺すこともあるとか・・。
こちらは、ガジュマルの木。こちらも気根の集合体ですが、アコウの木のように絞め殺すことはありません。
こちらは縁結びのパワースポットとして有名な御崎神社。
鳥居の傍らにあった首・・。今年の5月に、大野岳の大野岳神社で見た不屈の仁王像のお顔にそっくり。大野岳神社の仁王像の一体は廃仏毀釈で壊されていましたが、おそらく御崎神社も廃仏毀釈で壊されたのでしょうね。
こちらが、御崎神社の本殿。赤い屋根と白く塗られた壁がいかにも南国風です。御崎神社は、708年(和銅元年)3月に神託によって岸壁の洞窟に浜宮が開設されたのを起源とし、1609年(慶長14年)に浜宮が現在地に移転された際に、御崎神社と改称されたそうです。
展望台までもうすぐです。それにしても暑い・・、とにかく日差しが痛いという感じです。
本土最南端佐多岬に到着~♪
展望台に登ってみましょう。
絶景が広がっています。
まずは、薩摩富士「開聞岳」バックに。
今度は縦のアングルで(笑)。
まさにコバルトブルーの海!
右手に見える山頂を雲で覆われた島は「硫黄島」、左の島が「竹島」。
残念ながら、種子島、屋久島は見えないので、こちらで我慢してください(笑)。
中央の大輪島の断崖上にポッチと見えるのが「佐多岬灯台」。
ちょっとアップしてみました。昭和60年から無人で、「日本の灯台50選」にも選ばれているそうです。
こちらは大隅海峡。
絶景を楽しんだのちに、再び佐多岬の駐車場に戻ってきました。天候に恵まれたこともあり大賑わいです。
昼食の予定の伊座敷に向けてバスで移動です。車窓から見えているのは「大浜海岸」。砂が黄金色に輝いて見えることから、「黄金の浜」とも言われているそうですよ。
こちらが、本日のランチを予約した「そば処 甲貴」。普通の蕎麦屋さん(?)をイメージしていたのですが、普通の民家でやっている蕎麦屋さん(?)でした。これだと、大勢のお客さんがくると対応できないのもわかるような気がします。
蕎麦がついた親子丼セット。ちなみに蕎麦は手打ちだそうで、卵、ネギと鶏肉が特製だしにマッチした親子丼はなかなか美味。これで650円、なかなかお得感がありました。
バスの出発まで少し時間があるので、伊座敷の街を散策します。
こちらは伊座敷港。今日は漁はお休みでしょうか、多くの漁船が係留されています。
バスは伊座敷から雄川の滝に向けて移動します。車窓から見えているのは諏訪神社の並立鳥居。対になっている鳥居が縁結びにご利益があると言われているそうで、近年カップルに人気が高まっているそうです。
雄川の滝の駐車場に到着~♪
聞くところによると、この日だけですでに1000人ほどが訪れているそうです。駐車場待ちの車が数珠つなぎになっていましたが、この周遊観光バスの運行は優先されているようで、駐車場待ちの車を尻目に、ほぼ予定通りの時刻に到着することができました。
駐車場から雄川の滝までは1.2kmもあります。ちょっとしたハイキングですね。
日差しが容赦なく照り付けて・・・暑い・・・。。
見えてきたのは、滝見(たきみ)大橋。
橋長が150mもあるそうですよ。
雄川の滝までのアクセス道は雄川沿いに付けられています。
清涼感があふれる雄川~涼♪
癒されますね~♪
雄川ブルー♪
雄川の上流に、ようやく雄川の滝が見えてきました。
滝壺には近づけないようで、あの展望台から滝を眺めるようです。
それでは、雄川の滝の全景。岩肌を水がなめるように落ちているイメージだったけど、水量が予想以上に多いような・・。これはこれで近寄るとキレイですけど。雄川の滝の上流にダムがあるようで、ちょうど放流中でした。
ドドドドドドドドド・・・・
この上流にダムがあるようです。
水の落ちる勢いで吹き上がった風で、岩肌から流れ出る伏流水ががあおられています。ところで、岩肌をよく見るとまぎれもなく、タモリさんが大好きな柱状節理ですよね。
岩肌から流れ出る伏流水が流れ落ちたところはブルーになっています。光の加減によってはエメラルドブルーにもなるそうで、残念ながらこの日はブルーのまま。NHKのオープニングのような映像は見ることができませんでした。
再び駐車場に戻ってきました。ちなみに、駐車場には仮設トイレが設置されています。助かりますね~。
駐車場の近くの石、よく見るとハートマークが(笑)。
雄川の滝を定刻に出発。10分ほど早いですが、根占港に到着しました。
すでに、なんきゅう10号がスタンバっています。
根占港から見た桜島
今日も噴煙を上げているようですね。
雄川の河口。
再び指宿港に戻ってきました。
瀑布状態ではありましたが、念願の「雄川の滝」をとうとう見ることができました。おまけに佐多岬にも行くことができ、短時間のツアーではありましたが、なかなか充実していました。ちなみに、このツアーは来年3月31日までの予定だそうです。何はともあれ、今日も無事で「おやっとさぁ」でした。
装備・携行品
アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | 水筒・テルモス | タオル | 帽子 |
腕時計 | カメラ | 行動食 |
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