行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
湯ノ沢峠までマイカー 焼山沢真木林道が通行止めのため、上日川ダム近くの一の平林道でアクセス
この登山記録の行程
湯ノ沢峠(09:24)・・・大蔵高丸(09:54)休憩2分・・・ハマイバ丸(10:20)休憩2分・・・米背負峠(11:00)・・・大谷ヶ丸(?)・・・途中休憩2分・・・大谷ヶ丸分岐(12:08)・・・滝子山(12:22)休憩30分・・・大谷ヶ丸分岐(13:02)・・・大谷ヶ丸(13:55)休憩8分・・・米背負峠(14:28)・・・ハマイバ丸(15:18)休憩7分・・・大蔵高丸(15:48)・・・湯ノ沢峠(16:14)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
16年11月に雪がある中登った秀麗富嶽十二景の一つ滝子山ですが、その時は山頂でガスが濃く眺望が全くありませんでした。今回、改めて富嶽を求め行って参りました。ルートも前回は麓の桜森林公園からでしたが、大菩薩嶺からの縦走登山道に近い所まで林道が入っている湯ノ沢峠からのアプローチにしました。途中、大蔵高丸、ハマイバ丸、大谷ヶ丸と「丸」を巡る山歩きです。
マイカーで湯ノ沢峠まではやまと天目山温泉から焼山沢真木林道で予定しておりましたが、通行止めのため上日川ダム近くまで切れ込み、そこから戻るような形で一の平林道での迂回路となりました。そのため予定よりかなり遅れて9時過ぎの湯ノ沢峠到着、既に5~6台車が停まっています。天気は雲が若干あるもののかなり気温が高く絶好の山日和といった感じです。
湯ノ沢峠にはバイオトイレや避難所もあり、トイレで用を足してからの山歩きスタート。駐車場から1~2分で縦走路に出て、そこからすっかり秋景色になったお花畑を抜け30分程で大蔵高丸に到着します。山頂からは左右のバランスが非常に良い富士山を見ることが出来ます。南アルプスもうっすらと見ることが出来ました。更に気持ちの良い登山道をハマイバ丸に向けて歩きだします。30分弱でハマイバ丸に到着、大蔵高丸と共に秀麗富嶽十二景3番山頂で富士山が雄大に見えます。ハマイバは漢字で書くと「破魔射場」のようです。
いったん下って登り返した所にタケノコのように地面から突き出た天下石があります。天下石から先、米背負峠までは100メートル程ぐんと標高を下げます。ここから大谷ヶ丸へは標高を下げた分登る感じで結構体力を使いました。大谷ヶ丸から滝子山への分岐は大谷ヶ丸山頂手前を左に折れていきます。ここからはガイドブックに書いてある通り踏み跡が薄い道となります。赤テープもほとんど無く、先週の台風の影響なのか所々に倒木が道を遮断してロストしそうになります。足元が柔らかくなっていないか慎重に踏み跡を辿り、何回かは近辺を行ったり来たり確認しながら歩きます。何とか笹子からの登山道と合流、そこから白縫神社の社を経由して15分程で滝子山に到着します。時間が12時20分だったこともあり、秀麗富嶽十二景第4番で人気の滝子山山頂はかなりの登山者がお昼休憩をしていました。
南方向は富士山の手前に三つ峠、その左方向に御正体山など道志山塊を見ることが出来ます。西丹沢の大室山はガスで確認出来ませんでした。右方向も御坂山塊でしょうか、山歩きの疲れがとれる景色です。北方面に振り返ると500円札の富士デザイン撮影地で知られる雁ヶ腹摺山を右手に黒岳、白谷ノ丸、更には今日歩いてきた山々を望むことが出来ます(それにしても黒岳は本当に黒い)。お昼はガスバーナーを使ってしょうゆラーメンとサラダチキンでお腹を満たします。30分の休憩を経て下山を開始します。
大谷ヶ丸までの踏み跡の薄い道のりを何とか乗り切りほっとしたのか、米背負峠までの道で別の尾根に向かってしまうという失態を犯してしまいました。スマホのGPSを起ち上げ(携帯電波が通じていませんが、行きのルートとのズレを確認)戻ることができました。ここで一気に疲れが出てしまい、ハマイバ丸にはようやくたどり着いたという感じでした。スタートの湯ノ沢峠が標高1650メートル、最高地点が大蔵高丸の1781メートルとそれだけ考えると大したこと無いと思えますが、大谷ヶ丸から滝子山までの1番低い地点では1500メートルを切りますし、片道7Km程のアップダウンを繰り返すコースで足に疲れが来たようです。
ハマイバ丸で座っての休憩を取り、ラストスパートです。途中、ガスが出てきて遠くで雷が一回だけ鳴りましたが、何とか雨に降られませんでした。大蔵高丸を経てススキ畑になったお花畑を抜けて湯ノ沢峠へ到着。疲れましたが眺望を得られた楽しい山行でした。下山後は、やまと大和天目山温泉の高いアルカリ性ながら成分的にはマイルドという世界的にもユニークな温泉につかり疲れを癒して帰宅しました。
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湯の沢峠駐車場
あの先がすぐ登山道です
バイオトイレ
白谷ノ丸
秋です
大蔵高丸
南アルプス
どっち方面だか忘れました
大蔵高丸の標柱と富士
ここからの富士は左右のバランスが良い
水墨画のような山々
黒岳と白谷ノ丸
南アルプス
登山道と富士
若干、紅葉が始まってます
すすき越しの富士
雲が絵みたいできれいです
ハマイバ 秀麗富嶽十二景
漢字はこう書くのですね
三角点もあります
秋の始まりと富士
富士、三つ峠、大谷ヶ丸、その左が滝子かな?
多分、大谷ヶ丸
天下石1
天下石2
米背負峠
滝子山への分岐、ここから踏み跡薄い
大谷ヶ丸
白縫神社(鎮西ヶ池)
滝子山 標柱、標識曲がってます
秀麗富嶽十二景4番山頂からの富士 手前の山々が三角錐の集合体みたい
大谷ヶ丸 奥が南アルプス
右端が雁ヶ腹摺山、しかし黒岳は本当に黒いですね
本日のルートが見えます
雲が立体的に見えます
すすきとガスと山々と雲
ガスが濃くなってきました、遠くで一回だけ雷鳴が・・・
少しだけ紅葉気分




