行程・コース
天候
☁ 10℃
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
ルート179号で人形峠を越え穴鴨から482号で南下
座性寺から県道282号で大谷集落を目指す。
集落を抜けY字路に登山口の案内がある。
この登山記録の行程
9:20Ⓟ9:35→9:40若杉山登山口→10:25牧場跡入口→10:40 鞍部→11:05 肩→11:20若杉山13:00→13:28石仏→13:48鞍部→14:24登山口→14:28Ⓟ
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
↑442m ↓446m 6.4㎞ 4:55分 9,948歩
前々から気に掛っていたお山に出かけた。森林公園から鳥取県に見える若杉山。ネットで検索するとこの時期マツムシソウが咲いているらしい。山頂部の深成岩も見てみたい。
スタートしてすぐ登山口駐車場に着く。4・5台駐車できそうな広場が登山口だ。正面に山頂へ2.3㎞の指導票がある。美作山酒会製の朽ちたベンチがある。
ゲートを超えそのまま登って行く。広い登山道、車が上った跡もあり管理者は車で登っているようだ。道路に土嚢が敷かれている。
猪が掘り返した管理道を道なりにジグを切りながら登る。コナラやクリ・コナラの林を登って行く。
さらに登ると道は松林に入って行く。
しばらく登ると前が開け草原に出る。牧野の跡に着いた。前方が奇麗に刈り払われて、リンドウの株だけ残してある。さらに上にもう1か所広く刈られて真ん中にロープに保護された翁草自生地?がある。
歩き始めてほぼ1時間、背丈の低いチュウゴクササの草原鞍部に着いた。西に蒜山から大山の山並み、南西に津黒山、東側にこれから上る若杉山の草原が盛り上がって山頂へ続いている。
ジグザグに斜面を登ると、次々と花が迎えてくれた。マツムシソウとウメバチソウが多い。
ホソバノヤマハハコ、アキノキリンソウ、センブリ等多彩だ。数は少ないがホクチアザミとカワラナデシコも見られた。
肩に乗ると道はまっすぐ山頂に向かう。尾根は灌木に覆われているが、北側は切れ落ちている。下りで回り込んだ石仏の上に続く崖だ。ここを過ぎると山頂だった。なかなか趣のある若杉山表示が迎えてくれた。\(^o^)/
奥にもう1つ若杉山の標柱が立っていて、近くに三角点が埋評されている。3等三角点「若杉山」1020.5mだ。山頂は牧場の土塁の後跡が続いている。土塁を跨いで三角点の撮影、そして360度の眺望を楽しむ。
東側に森林公園の県境稜線が伸びて、千軒平は田代の谷超えに2.6㎞の直線距離だ。稜線を南にたどればきたけ峰から田代峠に下り、登り返して3等三角点「田代峠」1120.4mに続く。そして峠の奥には泉山が見えている。県境の稜線はさらに南から西に延び、大谷峠に下りさらに津黒山に登って、ここから北上し蒜山別所へ至っている。
西側は津黒山から蒜山高原が一望に出来る。先日歩いた毛無山から三平山の縦走稜線も確認できた。下蒜山から上蒜へさらに烏から大山へ稜線が伸び、東大山から三鈷峰を巡り、矢筈ヶ山からすそ野は日本海へ下っている。あいにく、大山山頂稜線だけ雲の中だ。
北は日本海の海岸が山襞に見え隠れしながら琴浦から東へ、羽合海岸辺りまで見える。北栄町の風力発電の風車が印象的だ。
山頂でゆっくりしていると、雲が流れて陽射しが降ってきた。ラーメンライスが今日のお楽しみ。
カフェの後は、土塁沿いに歩いて深成岩の青御影石を見に行く。いかにも固そうな岩がゴロゴロしている。岩の周りも草刈りされていて、岩に上って周りが見渡せる。三朝温泉大橋の材料だったらしい。
さて、下りに向かいましょう。向こうの津黒山の山腹に車が止まっている。帰りは大谷峠に回り帰ってみましょう。サクサク下り13時から80分で駐車地へ下ったが、途中20分程は石仏参りをしたので賞味1時間ぐらいだった。
帰りの大谷峠までは狭い県道だが舗装されてゆっくり走れば安全走行できる。駐車地から約4㎞、300mほど登るが、だいぶ近道だ。美作北基幹林道に出て西に1㎞程走り、先程若杉山から見えた津黒山の車のところまで走り、若杉山を展望し、鏡野町羽出西谷に下った。
帰りは41㎞で帰着したので賞味39㎞の走行、往路58㎞より19㎞も近道だった。(^O^)/
みんなのコメント