行程・コース
天候
快晴、至軽風
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
JR高知駅から総走行距離86km・2時間50分の予定で出発。「長沢」までは国道194号線で約57kmを快適に登りますが、「長沢」から県道40号線の山道に入り、約29kmを延々にうねうねと非常に狭い舗装路を登り続けると、いきなり「土小屋」に出ます。石鎚神社下にきれいなトイレが有ります。晴れ予想の紅葉時期の早朝4時40分着で、100台程度駐車可能な「石鎚スカイライン」沿いの駐車場に7番目でした。実際には高知から14kmを過ぎると、後の62kmは信号が無いので2時間20分で着きます。
この登山記録の行程
土小屋(06:00)・・・国民宿舎石鎚・・・休憩所(06:40)・・・東稜基部・・・二ノ鎖(07:20)[休憩 10分]・・・石鎚神社(07:55)・・・天狗岳(08:10)[休憩 20分]・・・石鎚神社(08:45)[休憩 5分]・・・二ノ鎖(09:05)・・・東稜基部・・・休憩所(09:50)・・・国民宿舎石鎚・・・土小屋(10:25)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
「石鎚山」は愛媛県最高峰だけでなく、西日本最高峰ですが、延々と山道を車で登り続けた
「土小屋」駐車場は「JR高知」駅前よりも約1500m高所にある為、少ない高低差で登れる
老若男女に大人気の日本百名山で「日本七霊山」です。その為登山口は各所にありますが
車でのアクセスなら広い無料駐車場とトイレと休憩所がある「土小屋」が便利です。
登山道は「二ノ鎖休憩所」までは非常に緩やかで、1時間半近い登りでも300mも登りません。
多くの登山者は、「二ノ鎖休憩所」からは階段を登り、「弥山」山頂の「石鎚神社」が終点です。
このルートで西日本最高峰の絶景を楽しんでから下山しても、5時間程度なので大人気です。
しかし、この山は「日本七霊山」で、古くから多くの修験者が修行を積んできた信仰の山です。
当然、それなりの道が有り、それが巨大な鎖で登る岩壁です。ロープウェイからのルートなら
「一ノ鎖」から始まりますが、「土小屋」からのルートでは途中の「二ノ鎖」からが修行開始です。
運悪くガスで上部が見えない中で、とても太くて大きな鎖につかまって約50m登って行きます。
ガスと朝露で濡れた滑る鎖で必死に登ると、次は細い鎖が約30mと20mの連続で現れます。
細い鎖の2ヶ所の岩場は、鎖を使わなくても登る事が出来るので、これで安心すると大変です。
最後に待っているのが「三ノ鎖」で、これは太く大きな鎖ですが、ほぼ絶壁のクライミングです。
標高が高いので、朝の鎖はキンキンに冷えていて手が痛いうえに、ガスで濡れているために
とても滑ります。それでも後戻りができないので、必死にしがみついて約50m登って行きます。
額に汗してたどり着いた先は「弥山」山頂の「石鎚神社」です。そして前方には「天狗岳」です。
新たな目標を前にして気持ちも新たに「天狗岳」を目指しますが、ほとんどの方は行きません。
ガスで先が見えない中を一度鎖で下りて、鞍部から両側が切れ落ちた岩山を登って行きます。
一つ目の岩山を超えるとさらに険しい岩塔が現れ、はいつくばって登ると「天狗岳」山頂です。
奇跡的にガスが晴れて快晴となり、瀬戸内海まで見渡せる360度の展望はまさしく絶景です。
下山は階段を利用しましたが、朝9時頃から登ってくる非常に多くの登山者で大渋滞します。
通過を待っていると20人以上も続々と来るので、声を掛けて、タイミングを見て下山しました。
下山した「土小屋」周辺は路上駐車であふれ、それでもまだ車は登って来ている状況でした。
フォトギャラリー:55枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | タオル | グローブ | 地図 |
コンパス | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル |
熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 |
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