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20181027 四阿山登山

四阿山( 上信越)

パーティ: 1人 (まさゆき さん )

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

菅平牧場登山口(12:00)・・・中四阿・・・分岐・・・四阿山(13:45)[休憩 45分]・・・分岐・・・中四阿・・・菅平牧場登山口(16:10)

コース

総距離
約9.3km
累積標高差
上り約892m
下り約892m
コースタイム
標準4時間5
自己3時間25
倍率0.84

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

土曜の予報は「午前中は雨で、お昼ぐらいから晴れ」との予報で、その状況でコースタイム的に登れるのは四阿山だけだったので急遽前日に登ることに決定。
(木曽駒ケ岳も天気だけなら行けたが、風速予報が20メートル以上だったので標高の高いアルプスは断念した。)

午前中は寒冷前線を抜けつつ現地に向かうため道中の高速で降られる想定だったが、路面を湿らす程度の小雨で拍子抜け。
そしてトンネルを抜けて軽井沢まで来ると、前線も遠ざかって晴れになってくれた。雨雲の動きは概ね予報通りのようだ。

11時半頃に菅平牧場に到着すると雨は完全に晴れていたが、山頂はまだ曇っていた。
登頂する頃に晴れてくれることを願って出発。

駐車場から登山口までは舗装路を進んでいくが、この辺りは平坦でなだらかな地形が広がる。
スノーシューの案内もあったので、冬に来るとアルプスを眺めつつの雪遊びを楽しめそうだ。

登山口に入ると、シラカバの紅葉の中を進んでいく。
葉の色も鮮やかさを失いつつあり、まさに晩秋といった光景である。
少し登ると葉も落ちてしまっていたが、シラカバの白い幹が青い空を背景にかえって際立ち、冬の樹氷を見ているかのような錯覚を覚える。

稜線に出ると、一気に眺望が開ける。
この日は浅間山の山頂付近は雲に隠れ、アルプスも全体的に雲で隠れてしまっていたが、四阿山の雲は徐々に薄くなってくれたので、ガスに囲まれずに登っていけた。
ただ風は予報通り強風で、樹林帯を進んでいるときから上空をゴオーーーと強風の音がしており、稜線に出ると冷たい風で一気に体温がもってかれる。

体が冷えないよう少し強度をあげて登っていき、山頂に到着。
先ほど見えていた太平洋側だけなく、日本海側の眺望も開け、岩に登ると360度のパノラマが広がる。
山頂はそこまで広くないが、午前が雨だったおかげか、4人のグループ一組がいるだけで、ほぼ貸し切り状態だった。
お昼をのんびり食べながら、景色を満喫する(風は体がたまに煽られるぐらい強かったが)。

せっかちな自分にしては珍しくのんびりしていたが、強風で寒さに耐えかねて3下山を開始する。
しつこく浅間山の山頂に残っていた雲も16時頃にはようやく取れていた。
流石に浅間山の前掛をその時間から降りると日没に間に合わないので、浅間山を翌日に回して正解だった。

牧場に戻ると風は穏やかだが、気温はかなり低くなっていた。
この時期になると麓でも日没前からかなり冷え込むようだ。

市街地で夕飯をとったあと、麓の日帰り温泉に寄ったが、登山で程よく疲れた体に露天風呂は最高であった。
この時期は温まれば湯船の外は寒くなく、長湯してものぼせないぐらいでちょうどよい。
心身ともに癒される山行を楽しめた一日となった。

四阿山は隣の浅間山と比べると知名度はそこまで高くないが、周囲に山がないため眺望は抜群によかった(晴れていたらアルプスが近いので、浅間山よりよい景色が見られただろう)。
その割にコースタイムも短く、傾斜もきつい箇所はほとんどないのでお勧めである。
もちろん今回のようにお昼から登ると日没までそこまで余裕はないので、ヘッドランプ、非常食、ツェルトは必須であるが、そこまで気合を入れずに登れるのは大きなメリットである。
今度は雪山の季節にアルプス山脈を眺めるために登りたいと思う。

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登った山

四阿山

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