• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

20181104 木曽駒ケ岳登山

木曽駒ケ岳( 中央アルプス)

パーティ: 1人 (まさゆき さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

利用した登山口

千畳敷  

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

千畳敷(08:15)・・・乗越浄土・・・宝剣山荘[休憩 5分]・・・中岳[休憩 5分]・・・木曽駒ヶ岳(09:30)[休憩 15分]・・・中岳[休憩 5分]・・・宝剣山荘[休憩 5分]・・・乗越浄土・・・千畳敷(10:40)

コース

総距離
約3.6km
累積標高差
上り約450m
下り約450m
コースタイム
標準3時間5
自己1時間50
倍率0.59

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

当初は午前中は晴れ予報だったのに、直前で朝から曇りの予報となってしまい、行くべきか非常に迷う。
せっかくロープウェイとバス代を払うので天気がいい時に行きたいというのはあったが、来週以降は積雪がどうなるかわからなかったのと、あまりに天気がいいと混雑がひどそうだったので決行することにした。
もし天気がいまいちでも、中央アルプスの景色は来年の空木岳の時にリベンジすればよいと思ったのもある。

当日朝7時頃に到着すると、曇り予報にも関わらず晴れていて気持ちがよい天気だった。
ただ、奥の方は雲がかかっていたので、ロープウェイ駅はせめて雲の下であってほしいと思いつつチケットを購入。
ロープウェイとバスの往復で3900円とかなりの出費で、3000円の名古屋行きのバス代よりも高い…日本一の高度差のロープウェイとはいえ、どうしても高いと感じる価格設定である。
まあ1000メートルぐらいの高度差を10分未満でショートカットしてくれるので、ありがたいと思うことにした。
天気予報があまりよくないためか、始発便を待つ人はそこまでいなかったが、後ろに並んでいた人は最初の1台に乗ることができなった。
紅葉のピークの時期は2時間待ちとかが当たり前と聞いていたが、11月の曇り予報でこれなので、晴れだったら最初に乗れなかったかもしれない。

バスに揺られて山奥に入っていく。
紅葉は麓まで降りてきており、車道から見る景色は今が一番綺麗な時期だ。
普段は運転していてじっくりとは見れないので、気楽に紅葉の景色が流れていくのを見るのもたまにはいい。

30分ほどでロープウェイの駅に到着。
そのまま15分後のロープウェイに乗る。
自分は場所取りを誤って山側にしてしまったが、今日は山側は曇りなのに対し、麓側は向かいの南アルプスが見えるのでそちらの方がよかったようだ(ロープウェイ下の滝の紹介など、途中のアナウンスは山側にいる人向けなので、反対側でも一応楽しめた。)

千畳敷駅に近くなると雲の中に入ってしまった。
残念だが今日は眺望は諦めた方が良さそうである。

温度は8度で流石にこの時期のアルプスの頂上付近は寒い。
準備を終えて出発すると、しばらくは整備された道を進んでいく。
面白さはないが、安全に登っていける。流石に人気のある山という所だ。

整備はされているが、結構傾斜はあるので、神社の階段上りのような感覚で登っていく。
駅の近くも多少雪は見られたが、稜線まで登ると雪の量が一気に増える。
景色は完全に冬山で、風も強くなったため、ニット帽とネックウォーマーを被り、カッパで防御してようやく我慢できるというレベルだ。

そこから中岳を目指していると、一瞬だが青空が見えた。
頂上が雲海の上にあるといいなと淡い期待を抱きつつ山頂へ向かう。

中岳から山頂への鞍部は吹き溜まりになっているのか、一面雪で覆われ、しかも完全に凍結していたのでかなり滑る。
これは軽アイゼンのデビューに丁度良いと、念のため用意しておいたアイゼンを装着したが、良い具合にアイゼンが雪に刺さり、土の上のように歩けて楽しい。
しかし、山頂への登りの箇所は雪がまったく残っておらず、アイゼンをまた外さなくてはならなかった。
この程度の距離だったらアイゼンを付けないで気を付けて降りる程度で良かったようだ。

山頂近くになると風はますます強くなり、スキー用の手袋でも冷たくなってくる。
この時期でこの寒さなので、厳冬期のアルプスは生半可な準備をしていくと大変なことになるのは容易に想像できた。
自分はもう少し経験を積んでからにしようと改めて思った。

凍り付いた低木の間を抜けて、山頂に到着。
始発で来たということもあり、山頂には2人しか先行組がいなかった。

記念撮影をしたあと、雲の切れ間を待ってみた。
たまに周囲が明るくなり、少しばかり青空が見える。
一瞬ではあったが、雲の切れ間から青空を見れるのは結構嬉しい。
しかし、それ以上雲が薄くなる様子はなく、予報では下り坂でこれ以上待っても雲の下には出なそうだったので下山することにした。

今日は山行時間も大したことないので食事を軽めで来たが、寒さのせいか帰り途中の登りは結構しんどかった。
雪山ではこういう所も油断できないなと感じた。

階段部まで戻ると風も穏やかになり、軽快に降りていけたが、傾斜がある階段を延々と降りていくのも結構疲れるものだ。
帰りのロープウェイはしっかりと麓側のポジションを確保したので、雄大な南アルプスの景色を満喫することができた。

バスターミナルに戻った時間はちょうどお昼だったので、名物の明治亭のソースカツ丼を食べた。
肉厚のカツが登山で腹ペコの体にはとても美味しかった。
自分は昨日温泉に入ったので寄らなかったが、こまくさの湯は温泉とソースカツ丼のセット販売もあるそうでそちらも人気があるようだ。

今回は天気に恵まれなかったものの、そのおかげでほとんど混雑に巻き込まれずに登頂することができた。
冬山のプチ練習にもできたし、麓の紅葉は美しく、ロープウェイから眺望も見れたので、総合的には今回来て良かったと思う。

続きを読む

フォトギャラリー:9枚

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

木曽駒ヶ岳

木曽駒ヶ岳

2,956m

関連する山岳最新情報

よく似たコース

木曽駒ヶ岳 長野県

中央アルプスで半日登山。千畳敷から木曽駒ヶ岳を往復 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
3時間30分
難易度
コース定数
13
木曽駒ヶ岳 長野県

中央アルプス・千畳敷から木曽駒ヶ岳を周遊往復 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
3時間35分
難易度
コース定数
13
木曽駒ヶ岳 長野県

中アの主峰、木曽駒を千畳敷から往復する

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
3時間55分
難易度
★★
コース定数
13

まさゆきさんの登山記録

登山計画を立てる