行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
本間橋脇に駐車
この登山記録の行程
本間橋0645……0845無名ノ頭0850……0900本間ノ頭0900……0900栂立分岐0900……0950蓬平分岐0950……1003蓬平1003……1010ヌタノ丸分岐1010……1020ヌタノ丸1022……1033ヌタノ丸分岐1033……1055蛙沢平1055……1110沢スジ下降点1110……1117早戸川林道1117……1125本間橋
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
丹沢バリ・読図系です。
本間橋から無名ノ頭の北尾根を登り、本間ノ頭から旧道(廃道?)に逸れて蓬平、ヌタノ丸、蛙沢平を回ってきました。
蛙沢平は本間橋から後方正面に見えます。
伝道方面に向かう時は見送ってくれて、帰って来ると出迎えてくれます。
正式な登山道は特に無く、登っても展望が無いことは知っていましたが、一度いつものお礼方々登ってみたいと思っていました。
今回、5時間程度の山行を企画するにあたり、近くの蓬平とヌタノ丸を加え、次いでに無名ノ頭の北尾根を登る事にしました。
無名ノ頭の北尾根は地理院地図には線が引かれていますが、メジャーどころの山地図には書かれていなく、一番詳しいと思われる「東丹沢登山詳細図」ですら紹介していません。
確かに歩いてみると、上部で辛うじて踏み跡の名残が感じられるレベルです。
1000mより下の植林帯は結構な急斜です。降りは道迷いより滑落に注意かと思います。
ちなみに無理矢理尾根を直登した感触だったのですが、GPSログを見るとそれがそのまま往時のルートだった様です。
ここを歩くとお隣の本間ノ頭の北西尾根ルートが輝いて見えると思います。
その本間ノ頭の北西尾根は1100m付近から実際のルートと地理院地図の線が分かれていますが、鹿柵の設置が理由かも知れません。
今回は現行の道を970m近辺まで進み、そこから鹿柵を何とか越えて、蓬平に向かう隣の尾根にトラバースしました。
その後はひたすら植林帯を歩きました。ひたすら道なき尾根を降りていきます。
鹿柵越えも何度かありますので、バラ線に注意です。
蓬平は植林帯のど真ん中でした。静かで良いところでしたが、ご飯にしたりすると林業の方の迷惑になりそうな場所です。
ヌタノ丸も同じ様な感じです。
手製の標識がありましたが、道は特に見当たりませんでした。
最後のヌタノ丸分岐から蛙沢平に向かう尾根が、今回のコースで一番ヤセていたかも知れません。
蛙沢平も松林の中で特に道もありませんが、標識代わりの大木がありました。予想外で、少しうれしかったです。
最後は早戸川林道に無理矢理下りました。
地形図を見るとほぼ法面か金網かガケなのですが、一箇所だけ沢スジがダイレクトに林道に降りている箇所がありましたので、そこから下山しました。
距離も時間も短い山行でしたが、メジャールート、破線ルート、廃道(?)、コース外、沢スジとなかなか盛り沢山の内容になりました。
久し振りに読図しながら歩いたと思います。
面白かったです。
フォトギャラリー:61枚
今回も登場人物の紹介が必要かも知れません。
丹沢でございます。
本間橋からの山行をいつも見送ってくれる蛙沢平。
いつか登ろうとは思っていました。
てことで二週続けて本間橋です。
橋を渡った直後の左手の尾根が無名ノ頭の北尾根です。
廃道扱いでしょうかね。
柔らかい土を無理矢理登ります。
なかなかの高度感。
ひたすらスギの小枝を踏み越えて行きます。
たまに出てくるテープです。
量は多くありません。
踏み跡も断続的に出てきます。
植林帯を抜けました。
水源標です。無名ノ頭まで10本以上はありましたから、降りで長くこの標柱を見ない場合はルートミスしている可能性があります。
鹿柵登場。
潅木帯に入りました。
今日も遅かったお日さま。
北斜面ですしね。8時半です。
1200mを超すと雪化粧です。
先週の白馬尾根ほどではありませんでしたが。
最奥、正面中央が蛭ヶ岳です。
そこから右に伸びる尾根に市原新道。ひとつ手前の中央が白馬尾根、一番左の尾根に大滝新道です。
立派なさるのこしかけを見かけました。
手袋より大きいです。
と言うか、持って走ってクリボーにぶつけたいデザインですね。
無事無名ノ頭に登頂。
ゆっくり登って2時間でした。
では本日唯一のメジャールートを歩いて本間ノ頭に向かいます。
登山道はありがたいですね。
程なくして到着。
三等三角点「鳥屋村」です。
それでは本間ノ頭の北西尾根に向かいます。
注意しながら歩いて
栂立尾根への分岐を通過。
本間ノ頭の北西尾根ルートも、植林帯に入るまでは割と踏み跡明瞭です。
ただ現在のルートをそのまま進むと蓬平に行けませんので、鹿柵を越えて東へトラバースします。
これ以上降ってからだと沢越えになります。
鹿柵越えの脚立です。奥のを越えました。
蓬平へ向かえる尾根に乗りました。
林業の方専用の休憩所でしょうか。
お洒落だ!
蓬平へは
歩きやすい良い尾根が続いていました。
ここが蓬平でしょうね。
静かで平坦なピークです。
蓬平を過ぎたら、再び鹿柵を越えて今度はヌタノ丸を目指します。
モズのはやファンタが目印です。
いつのだろう?
ヌタノ丸へのコルで、左右に横断する謎道が登場。
南方面。
北方面。
ヌタノ丸への尾根道は「道がない」のに、こちらはかなり踏み固められた道です。
出自不明です。
オマケになんかくつろいだ跡も。
たまに酒瓶や栄養ドリンクの空き瓶がまとまって棄てられていたのですが、林業の業者さんか、或いは猟師さんか。
謎です。
焚き火の様な跡まで……。
ともあれ、ヌタノ丸に登頂しました。
手製標識です。
シンプルでいいですね。
三等三角点「鳥屋村4」です。
木々の向こうに蛙沢平が見えました。
ヌタノ丸分岐まで戻って、大トリの蛙沢平に向かいます。
結構なヤセ尾根です。
ヌタノ丸が見えました。
ついに蛙沢平に登頂しました。
標識はありません。
ですがシンボルの様な巨木がありました。
ああなんか出迎えられている。
ひと息ついて、下山開始です。
道なんてありません
と思っていましたが、ありがたいトラバース道がありました。
予定していた沢スジに出ました。
滑らないよう気をつけて降りて行きます。
幾ら時間をかけても良い状況です。
林道まで出ました。
多分ここ以外は法面や垂直、金網だと思います。
少し歩いて
本間橋まで戻って山行終了です。
楽しかったー!
また来ます。
地味ながら好きな山ですね。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン |
GPS機器 | 燃料 | ライター | カップ | クッカー | |
【その他】 モバイルバッテリー、予備ヘッドライト、2バンドラジオ、風力計、シットハーネス、ロープ(8mm×30m)、カラビナ、クイックドロー、スリング、ATCガイド、ウエビング、スカイフック、ハーケン、プルージックコード、ビレイコード、ピッケル、ナッツ、予備手袋、アマチュア無線機 |
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