行程・コース
天候
小雪、軟風 後 晴れ、至軽風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
中央自動車道の「諏訪IC」から左折して国道20号線を北上し、約4km先の「元町」の交差点を右折して山を目指します。「ビーナスライン」に入り、うねうねと登って行くと「霧ヶ峰/車山」の手前に「ビーナスライン」を挟んで両側に100台以上駐車可能な「車山肩」の無料駐車場(霧ヶ峰ロイヤルイン前バス停)に着きます。左手の山小屋の裏にバイオトイレがあります。「諏訪IC」から約20km・40分です。
さらに「ビーナスライン」を先に進むと、リフトのある「車山高原」です。
この登山記録の行程
車山肩駐車場(06:45)・・・車山(霧ヶ峰)山頂(07:30)・・・車山乗越(07:55)・・・車山湿原分岐(08:05)・・・蝶々深山山頂(08:20)・・・沢渡分岐(08:30)・・・山彦谷南ノ耳山頂(08:50)・・・山彦谷北ノ耳山頂(09:10)・・・男女倉山(ゼブラ山)山頂(09:45)・・・男女倉山分岐/奥霧の小屋(10:10)・・・ヒュッテみさやま(11:20)・・・車山肩駐車場(12:25)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
「車山肩」の大駐車場に早朝6時に着いた時は、小雪が舞っていて外気温は-16℃でした。
駐車場は一面の雪で覆われていたので、駐車場からスノーシューを履いてスタートしました。
右手の小高い盛り上がりが、日本百名山「霧ヶ峰」の主「車山」で、駐車場と山頂の標高差は
約130mなので1時間もかからず登れます。「霧ヶ峰」は登る山ではなく、遊ぶ山と言われて
いるので、厳冬期の2月に登山の目的の人はいませんが、短距離なのでトレースはあります。
朝日が昇る中、登った感が少しも無いまま「気象観測ドーム」の建つ「車山」山頂に着きます。
木道を通り「気象観測ドーム」の反対側に行き、「車山神社」にお参りしてから周遊開始です。
スキー場のリフトトップを右手に見ながら雪のスロープを下って行きますが、ノートレースです。
多くの観光客(登山者?)は車山までピストン後、「八島ヶ原湿原」周辺を散策して終了です。
トレースは動物しか無い、フッカフカな雪の上をスノーシューで1人快適に直進して行きます。
またしても登った感がまったく無いまま「蝶々深山」山頂に着きますが盆地の中央感覚です。
そのまま直進して軽く下り、右手に輝く小高い「山彦南ノ耳」の頂を目指して登って行きます。
朝日が当たり、降り続く小雪がダイヤモンドダストとして輝き舞う「山彦南ノ耳」は絶景でした。
振り返ると、非常に分かりやすい「車山」の「気象観測ドーム」が自分の位置を明確にします。
ノートレースの雪原を緩やかなアップダウンで進み、「山彦北ノ耳」を過ぎて左に方向転換し
「男女倉山(ゼブラ山)」でさらに左に向きを変えて「八島ヶ原湿原」に向かい下って行きます。
「八島ヶ原湿原」からは多くのトレースがあり、観光で周遊する方達の人気の高さを感じます。
雪で一面覆われた白い「八島ヶ原湿原」の周囲の木道を反時計回りに黙々と歩き続けます。
雪で歩きにくい木道を、飽きるほど1時間近く歩くと、冬期休館中の「ヒュッテみさやま」です。
「諏訪神社奥社」でお参りの後は、スタートの「車山肩」を目指して長い長い登りが始まります。
緩やかなアップダウンを繰り返しながら下ってきた分、最後は一気の登りで帳尻合わせです。
雪から晴れへと天候が回復した中、最後に汗をかかないようゆっくりと登り続け、ゴールです。
外周の山々を巡り、次のピークが明快で、全景を見渡しながら縦走し、白い湿原を周回する
楽しい雪の山旅でしたが、絶えず「車山」の「気象観測ドーム」が見えていて、自分の歩いた
軌跡がわかる、とても安心できる「日本百名山」の雪山でした。
フォトギャラリー:56枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ナイフ | 修理用具 | ツエルト |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 | ライター |
アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ | 雪山用登山靴 | スノーシュー |
ハンマー |
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