行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
県道の路側帯に車を停めて歩く
この登山記録の行程
県道(100m、14:30)枇杷川(75m、14:35)登山道(155m、)陰陽山(216.7m、15:15)枇杷川(70m、15:35)県道(100m、15:45)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
ゴルフ場西方のY字路を右に入って県道102を南下し、登山道が描かれた付近に車を停める。左手(東)の民家の方へ舗装道路が伸びているが登山口の案内は見当たらず、更に百mほど南下して生活道路へ折れて登山口を探す。
庭先に御婆さんを見付けて、「陰陽山に登りたいんですが、登山道を知りませんか」としつこく問い質して、「100mくらい戻った所の畑の中に枇杷川へ下る道があるけど、橋が無いので川の中を歩いて渡らなければなりませんよ。今は水が少ないけど・・・猪道で荒れてますよ」と聞き出し、引返して先刻の路側帯に車を停めて半信半疑で歩き始める。
道路は民家の前を通り過ぎて勾配を増して川へ下り、橋が架かって轍が残る道は下流の方へ向かっている。登山道は直進して描かれており、薄い踏跡を追って竹藪を抜けて檜林へ上がると、四散して消えてしまう。
「山頂までの標高差は100mだから、頑張れるだろう」と、尾根の背に描かれた登山道を当てにして藪を漕いで登り始めるが、踏跡も獣道も現れない。次第に傾斜が増して登り難くなるのを無視して強引に登り続けると、標高155mで尾根の背に出る。
明瞭な登山道が通じている。「彼我の、何という違いだろう!」と安堵しながら登山道を行くと大岩が現れ、基部に祠が置かれている。登山道はここまでしか無く、大岩の間を攀じて山頂に出ると小さな三角点が立っている。傍らの木に古い『大杉山』の名板が掛かっているのが目に留まる。
藪漕ぎの途中では「4山目を欲張ったのは失敗だったか」と弱気になったが、「今日1日で登った高さは1,000mに満たないだろうし、実行動時間も大した事はないが、長い空白の割には頑張ることが出来た」と、午後の静かな山頂で呼吸を整えながら1日を振り返る。
登山道を下る。次第に勾配が増し、落葉に埋まった溝道を急降下すると大きな鳥居が現れ、数十m先で土道に合流する。参道の分岐には『大杉熊野山へ登〇道』と墨書きされた古い木柱が立っている。上流方へ100mほど行くと往路の橋と出合う。
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