行程・コース
天候
晴
登山口へのアクセス
バス
その他:
JR高崎線高崎駅から群馬バスで榛名湖畔下車
この登山記録の行程
群馬バス榛名湖畔バス停(09:50)・・・登山口(10:00)・・・硯岩(10:25)・・・掃部ヶ岳(11:15/12:10)・・・杖ノ神峠(13:50)・・・群馬バス天神峠バス停(14:25)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
【回想】本年2月1日、榛名を目指し群馬に向かったが、雪のため高崎駅で撤退を決意してから1ヶ月超。再び榛名へ向けて今回は晴天の日を選んだ。始発電車で拝島駅へ、八高線に乗換え高崎駅へ向かった。今回は単独行なので車内では読書。渡辺昇一の『かくて歴史は始まる』を手にしていた。
高崎駅西口のロータリーからバスで終点榛名湖畔バス停まで乗車。到着すると、まだ凍結している榛名湖が目の前に広がり、湖畔に人影は殆どない。真冬ならば湖面に下りると面白そうだ。
榛名山最高峰の掃部ヶ岳登山口は国民宿舎の脇にある。硯岩への序盤の登りですでに足元が凍っておりいきなり転倒。早くもアイゼンの登場となった。
硯岩に立つと榛名山の外輪山を一望できるほか、赤城山や妙義山も見えている。硯岩の分岐点から先の登りは雪道で積雪量もかなりある。高度を上げるにしたがい武尊山や越後の山々がせり上がって見える。雪は多く空気も冷たいが無風状態のため歩を進めるにつれ暑くなりこの時期とは思えないほど汗が流れた。稜線に出て南面が開けると、妙義山の岩峰や純白の浅間山が木の間越しに姿を現す。掃部ヶ岳山頂はもうすぐそこにある。
山頂は日当りが良いせいもあって、地面の雪が融け始めており、一部土の露出している場所はぬかるんでいる。榛名山群の最高峰とあって南~西面は遮るものがなく、特に白く輝く浅間山はとても眩しい。浅間山の両側手前には鼻曲山と浅間隠山が鎮座している。浅間隠山の尖った山容は印象的だ。南面は妙義山、荒船山は近く、その奥に御座山、右手には八ヶ岳連峰までを望むことができ、西上州、はるか遠くの奥秩父の山々は霞んでいる。一方、他の方角は灌木により展望を遮られているが、それでも樹間からまるで牛乳を注いだかのような真っ白な榛名湖の周囲に榛名富士や相馬山、その奥に赤城山、皇海山、左に目を転じると日光連山、武尊山、北西には草津白根山、横手山、岩菅山など上越国境の山々も近くに見える。
昼食後、杖ノ神峠へ下る。途中けもの道に迷いこんだがすぐに引き返し事なきを得た。下山後、高崎から急に気が変わり昨夏のバイト先がある中軽井沢へ向かうため特急あさま23号に乗車。中軽井沢に着く頃、浅間山にはガスがかかっていたがバイト先に挨拶。夕食をごちそうになった。
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