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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:大崎4:30→山手線→品川4:33~35→東海道線→熱海6:16~29→伊東線→伊東6:54

復路:城の平12:23→東海バス→いでゆ橋12:43→東海館(温泉)12:46~13:22→茶風寿笛(食堂)13:28~48→伊東14:07~20→伊東線→熱海14:46~50→上野東京ライン→品川16:30~37→山手線→目黒16:45

この登山記録の行程

伊東駅7:00→御嶽山神社7:06→丸山公園7:14~18→登山道入口7:27→石切丁場跡7:48→大平山577.7m8:08~20→展望ゾーン約592m8:22→約580mピーク8:44→四辻(柏峠)8:55→柏峠(旧柏峠)9:05→東伊豆線33号鉄塔9:09→冷川峠9:36~42→東伊豆線50号鉄塔9:45→古城山539.5m10:17~10:26→下山路通行止?→コマツテクノセンター11:10→松川湖11:55→城の平バス停12:14

合計5時間14分

コース

総距離
約17.9km
累積標高差
上り約1,339m
下り約1,241m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

4月13日(土)は、少し前に行った伊豆の玄岳と巣雲山の続きで、伊東の伊東アルプスに行って来ました!

伊東アルプスというのは、伊東駅の裏の大平山ハイキングコースから古城山~間ノ山を経て矢筈山あたりまでを繋ぐ長い山陵を言うらしいんですが、通しで歩く人がほとんどいないせいで、途中から地元の岳人限定のバリエーションルートになってしまっています。かなりマニアックな裏山アルプス。

今回はその中で、無事に帰還出来そうな前半の大平山ハイキングコースから古城山を経て松川湖に下りるコースにチャレンジしてみました。

ここは、道はそこそこしっかりとした踏み跡がついていて迷う心配もほとんど無いのですが、それでも最後、古城山から下山する際に、どう見ても人が作ったとしか思えない木の枝を並べた通行止の印があって、分岐はもう少し先だろうとそちらに行かずに進んだら、伊豆半島の真ん中のとんでもない辺鄙なところに連れていかれそうになったので、途中で適当な尾根を見繕って下りて、コマツの重機のテストコースか何かのがあるところに下山し、車道を滅茶苦茶大回りして伊東に戻りました。

たぶんその通行止の印を突っ切るのが正しいルートだったと思うのですが、最後まで行けるかどうかは不明です。

ということで、ここは大平山ハイキングコースだけで帰るのが無難のようみです。4月の始めに登ると山頂周辺の道に大島桜がたくさん咲いていてとてもきれいです。この季節を除くと、景色のほとんど見えない単なるやぶ山ですが。

伊東アルプス(大平山ハイキングコース)に登るには、まず熱海から伊東線で伊東駅まで行きます。品川始発の東海道線を乗り継いで行ったので、奥多摩や丹沢と変わらぬ7時ちょうどにスタート。

駅から電車の進行方向に少し進み、ガードをくぐって線路の反対側に出たら、さらに同じ方向にもう少し進むと御嶽山神社の石柱があるT字路にぶつかるので右折して坂を上って行くと、その御嶽山神社がある二又があるので、左の道を上まで登ります。登りきったところに大平山ハイキングコースの小さな標識があるので、そこから細道に入り、川沿いの道に出たら、しばらく上流に向かって進むと丸山公園という公園があります。ここが大平山ハイキングコースの入口で、駐車場やトイレなどがあります。駅からここまで15分ほど。

丸山公園に着いてしまえば、あとは大平山までほぼ1本道なので迷う心配はありません。まず公園の中の長い階段を一番上まで登ると、そこが登山道の入口になっていて、標識と青いテープが山頂まで続きます。道はマイナーなハイキングコースなので非常に良くは整備されてはいませんが、登りやすい傾斜が最後まで続くので割りと楽に登れます。

南国ムード漂う照葉樹の道をどんどん登って行くと、標高400m弱で巣雲山の帰りに寄った離山~ナコウ山にもあった江戸城建築のための石切丁場跡の案内板があります。少し先に前田家の刻印が残った石というのもあります。

石切場の案内板を過ぎると植生が落葉樹に変わり、新緑が始まったばかりの明るい林の中を登るようになります。そして進行方向に大島桜が満開の園地のようなものが見えてきたら、そこが大平山山頂577.7mです。伊東駅から1時間ちょっとで到着。東側が刈り払われていて、伊東の市街地の向こうに大島が見えます。ここで本日最初の休憩。

休憩後、標識に従って防火帯のようになっている尾根を柏峠方面に進むと、5分もしないうちに展望ゾーンの標識がある場所に着きます。ここは標高が592mある大平山の最高地点で、北側の展望が良く富士山や熱海の海の向こうに丹沢の大山などが見えます。

展望ゾーンから駐車場のある芝生広場へ下る道を見送り柏峠へ進むと、道がいきなりか細く少しやぶっぽくなって来ます。車で山の中腹にある芝生広場まて来た人は大平山と展望ゾーンだけ回って帰る人が多い見たいです。そして最後の芝生広場に下る分岐を見送ってひと登りすると、約580mピークの山頂直下に出ます。道は山頂を巻いているのですが、一応寄っていくと、予想通り山頂には何もありませんでした。

580mピークから何度かアップダウンを繰り返して進むと、四辻(柏峠)に着きます。何もない鞍部なのですが、ここから伊東方面にに下る破線の道は廃道になっているので注意が必要です。

四辻からさらにアップダウンを繰り返して進むと、今度は柏峠(旧柏峠)に着きます。ここから古城山へ行くには、右に曲がって一旦冷川峠越の車道の下の方に下りて登り返すのですが、尾根伝いに冷川峠まで行くバリエーションルートがあるみたいなのでそちらで行きます。

尾根伝いのバリエーションルートの入口は峠からさらに直進すると東伊豆線33号の送電線鉄塔があるので、その少し先の広場のような場所から右折します。最初は廃林道を進み、それが尾根から離れて行ったら、尾根上の踏み跡を進みます。最後は冷川峠すぐ下の沢から車道に出ることが出来ました。

冷川峠は林道の峠のような場所ですが、一応バス停もある幹線道路の峠で、この先は古城山のバリエーションルートに入るので、地図を確認するついでに少し休憩をとります。

古城山への道は、最初送電線鉄塔の巡視路の階段を登ります。稜線に着くと後ろに東伊豆線50号の送電線鉄塔があります。ここからしばらく49号に向かう送電線鉄塔の巡視路を進み、それが尾根を離れるところから尾根上の踏み跡をたどります。しかしこの踏み跡の道はあまり長くは続かず、すぐに防火帯の広い刈り払いに出て、これが古城山まで続くので、特に複雑な地図読みは必要ありません。

そして30分弱で古城山山頂に到着。ここも大平山と同じく大島桜の満開の広場になっていて、景色こそ見えませんが、お花見にはとても良い場所です。でも他の登山者は皆無。大島桜の山として雑誌に載れば人気が出そうな気はするんですが。

ここで最後の休憩をとり、下りは1時間あれば松川湖に出られるだろうと余裕な感じでさらに防火帯の上を進んだのですが、防火帯から松川湖に下る分岐にあるはずの標識が見当たらず、たぶんここだろうと思った場所は、最初に書いたように枝が並べられて通行止になっていて、行ったり来たりしながら道を探したのですがやはり見つからず、しょうがないんで進行方向に進むと、遥か西の冷川交差点の方に行ってしまいそうだったので、途中の適当な尾根を下ってコマツの重機のテストコースような場所に下山しました。

ここまで山頂から1時間近くかかった~。予定通りなら松川湖に着いている時間!

ともかく修善寺に行くよりは近いので、車道を上り、峠の長いトンネルを抜けて、延々と走って松川湖を目指します。

でなんとか、12時頃に松川湖に着いて、時間が余ったら登る予定だった城山は疲れたから登るのやめて、そのまま城の平バス停に向かうと、目標としていた12時23分の伊東駅行のバスに奇跡的に間に合いました!まあバスは1時間に2本あるので、乗り遅れたからってどうってことないんですが、気分の問題。

で、相変わらずSuicaもPASMOも使えない東海バスで、伊東駅の少し手前のいでゆ橋まで行って、「東海館」という、道後温泉みたいな伊東の歴史ある新観光名所で汗を流して帰ります。ここは建物は超立派ですが、温泉は町の銭湯レベルなので、そのかわり500円と安いのですが、中を見学だけしてどこかの日帰り温泉やってるホテルで入浴した方が良いかもしれません。

東海館で汗を流した後、近所で飯を食って帰ろうと思ったんですが、夜が本番の温泉街らしく昼は休業中の店ばかりだったので、まあ駅前まで行けば開いてる店が結構あったのですが、「茶風寿笛」という読み方不明の飲み屋みたいな店で、名物らしき牛すじカレーを食べて帰りました。

伊東は熱海や湯河原ほと混んではいないし、網代や宇佐美ほど何もなくはないし、伊豆長岡や修善寺ほど遠くもないので、山の帰りに寄るには結構良い場所です。

湯めまちウォーク 大平の森コース
http://itospa.com/main/main_image/yumemati_walk/pdf/oobira02.pdf

東海バス 伊東周辺の路線図
http://dia.tokaibus.jp/rosen/07-ito.html#6520

伊東市の日帰り入浴可能な旅館ホテル
http://itospa.com/spa/daytrip_ok/

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