行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
JR御殿場駅に7:23着。乙女口からタクシーで乙女峠バス停まで約3,000円。
この登山記録の行程
乙女峠バス停(7:50)⇒ 乙女峠(8:20/8:25)⇒ 長尾山(8:40/8:45)
⇒ 金時山(9:15/9:25)⇒ 足柄峠(10:30/10:35)⇒ 山伏平(11:25)
⇒ 矢倉岳(11:35/11:50)⇒ 山伏平(12:00)⇒ 鷹落場(12:30/12:40)
⇒ 鳥手山(13:05/13:10) ⇒ 林道終点(13:45)⇒ 洒水の滝駐車場(14:20/14:25)
⇒ 洒水の滝(14:30/14:35)⇒ 山北駅(15:05)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
ヤマケイでは通常の登山道。しかし、山と⚫️原地図では破線のバリエーションルートとされている、山伏平-洒水の滝の区間。金時山&矢倉岳をセットして挑戦してみました。スタートは乙女峠バス停から。路線バスだと始発でも登山開始が9時になるので始発電車で御殿場駅に着いたらタクシーを利用。もしバリルート区間で迷ったら日没時刻が厳しい季節なので。
スタートから快調に乙女峠、長尾山をサクサク通過して金時山。快晴の下、富士山、芦ノ湖、箱根山、仙石原の眺望を楽しんで次に目指すは足柄峠。金時山からの下りは鉄階段が連続する急傾斜。登りだとかなりきついはず。猪鼻神社の鳥居でようやくフラットになりますが、逆に味も素っ気もない道をダラダラ歩いて足柄峠到着。「足柄城址」のT字路を右に曲がって車道を進むと公衆トイレ。さらにその先が万葉公園の入口です。
1つ目のヘアピンカーブから万葉公園の山道(巻き道)に突入。しばらく進むと、なんと斜面が幅30mほどにわたって登山道ごと大崩落。崩落地の向うに赤テープと道が見えるので、それを目印にザレ地を慎重に横断。手間取るだけで危険度はそれほどでもなかったんですが、今から思えばヘアピンカーブのところで巻き道ではなく尾根道を選べば良かったかなと。ともかく山伏平に到着。ここから矢倉岳までピストン。矢倉岳山頂は広くなだらかな草地なので富士山の絶景を楽しみながら休憩できます。
山伏平に戻ると、いよいよ本日のメインイベントのバリルート。国土地理院地図の詳細コピーとコンパスを手に北尾根に突入。踏み跡は極めて薄く、方向を確認しながら尾根筋を辿ります。時々目にするのが赤ペンキのマーキングと紫テープ。これはとても頼りになりました。左手の彼方に採石場を見つつ、平たくて幅広い尾根を進むとやたらとテープが巻かれた地点に到着。ここが鷹落場の入口。ここから100mほど東に進むと三角点と手作りの山頂標識がありました。
さて次に目指すは鳥手山。鷹落場から尾根筋を辿っていくと、押立山の手前で左を指す赤ペンキ矢印を発見。尾根に道っぽいのが見えていたので、この赤ペンキを見落とすと危ないところでした。指示に従って急坂を下ると朽ちた木段の跡。ここがかつて登山道だったことがわかります。傾斜が緩くなった先にあった板切れの標識に従って急坂を登り返すと鳥手山山頂。
鳥手山山頂から50mほど西に行くと紫テープ。更にその先に続くテープを追いつつ尾根を進んで立山に到着。ここにも紫テープがありましたが、その先には見当たりません。地図と方向からすれば、真北ではなく広い沢を横切るように北西に進み、奥に見えている大きな尾根の上に出るのが正しいと判断して行ってみると尾根上に紫テープ発見。正解でした。この付近はテープも少なく、道も全く見分けられないので難しいです。
再発見した紫テープからはうっすらと見える道をテープに沿って進むだけ。途中、急斜面にへばりつく細い道が少し崩壊気味で荒れていたので、落っこちないように慎重に進むと林道終点のプレハブ小屋に到着。後はところどころ舗装された広い林道を下っていけば洒水の滝。
踏み跡がほぼない区間もあるので、一般の登山地図とペンキ&テープだけだと道迷いリスクが高まるルートだと思います。冬なら林の見通しも比較的良いので、地形図とコンパスを併用するのが無難。崩落地があったり、初心者同伴だったり、なかなか気を遣いましたが、それはそれで楽しい1日でした。
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装備・携行品
シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 | バックパック |
スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | グローブ | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | カメラ | 修理用具 | 医療品 |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
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