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宝登山の蝋梅、ギリギリセーフ?

宝登山( 関東)

パーティ: 1人 (ペンギン さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 野上駅前 
料金310円は、窓口に声をかけて駅員さんに

この登山記録の行程

野上駅(7:30)~御嶽山登山口:鳥居の下((7:50)~御嶽山(8:20)~宝登山(9:30)~神周りルートで野上駅(11:20)

コース

登山記録

行動記録・感想・メモ

2月15日から、越生の梅祭りが始まる。

ずいぶん前に、宝登山の蝋梅が見頃と教えてもらったのに、もう梅の時期になってしまう。そういえば昨日13日から、明らかに空気が変わった。これは春先の風だ。ということで、取って付けたように、宝登山に登ってきました。

7時半頃に、野上駅に到着。車をここに置く。10台くらいおけるようになっていて、代金310円は駅の窓口で駅員さんへ。長瀞アルプスは駅から10分ほどの萬福寺から始まるが、今日は一つ西側の登山口を使ってみた。

総持寺という寺の前を左に入って右手に鳥居が見えたら、そこが登山口。これは御嶽山を経由して長瀞アルプスに合流するコース。

つづら折りの急な登りで高度を上げていく。よく踏まれた気持ちのいい登山道だ。後ろに、秩父鉄道の電車が走る音を聞きながら登る。

御嶽山と呼ばれる山だけあって、信仰の山。小さなピークにも、いろいろな神様が祀られている。登山道はその脇を縫うように続いている。

御嶽山、天狗山を経由して、長瀞アルプスとの合流地点を目指す。そのあたりで、久し振りに湿った空気の匂いがした。今日は雨が降るんだっけ?

そうそう、『山と高原地図』における御嶽山と天狗山の位置関係は見直す必要がある。

誰にも会わないまま、なら沢峠で林道に出て、宝登山の登山口まで回り込む。登山口からは山頂まで、有無を言わせぬ急登。距離600mの間に標高を200mあげる。一番長い階段状の登りは、ほとんど壁に見える。

だけど、それだけの急坂を登っただけのことがあるのが、この宝登山。

正面に武甲山、右手に両神山。とても分かりやすいこの二つの山の背景には、長沢背稜から奥秩父の山々が広がる。十文字峠から続く尾根を経由して、三宝、甲武信、木賊、そこから雲取まで続く奥秩父の主脈が続くが、その前に和名倉の大きな山体が広がっている。高校の頃に歩き回った秩父の山々だ。

そうそう、蝋梅。山頂に着いたときに、秩父の山々の景色が広がると同時に、甘い香りが鼻孔をくすぐった。なんとか間に合ったようだ。山頂はバーナー使えないようなので、おむすびをひとつ食べて、蝋梅の花の中を歩く。香りは強いが、花自体は盛りを過ぎたようだ。

着いたときは二組のカップルさんだけだったけど、ちょっとずつ人が増えてくる。・・・どうしよう。あれれ、逃げようとしている。まあ、仕方がない。長瀞には下りずに、適当なところでラーメ食べて野上に帰る。

御嶽山との分岐を過ぎて少し行ったところで、そのまま長瀞アルプスを行く道と分かれて、右手に下る道がある。確認したが、山と高原地図にこの道はない。下りてみる。ずいぶん、急な下り。歩きやすい道ではない。落ち葉が積もった急坂もあり、滑らないように気をつけて下った。

下りてみれば、登り口のすぐ隣だった。

あとから、長瀞ハイキングマップというのを見て分かった。今日私が下った道は、朝登った御嶽山・天狗山のルートと合わせて周回できるようになっていて、“神周り”という名を持つルートだったもよう。

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