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荒倉山(参道コースで春を味わう)2020

荒倉山( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 竹ノ浦地区には駐車場はありません。集落の先にある砂防ダム周辺の路肩に駐車しました。

この登山記録の行程

竹ノ浦地区(7:58)・・・荒倉神社境内・・・荒倉山山頂( 9:03)【休憩8分】・・・山口地区(9:55)・・・竹ノ浦地区(10:03)

コース

総距離
約4.7km
累積標高差
上り約377m
下り約378m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 ここ5、6年ほど恒例になっている高館山探訪の前に、今年は荒倉山をひと登りすることにした。
 荒倉山は古来より信仰の対象となり、平安時代には東の羽黒山に対し、「西羽黒」と呼ばれたと聞く。ルートはいろいろあるが、信仰の山ということに敬意を払い、参道コースを登って山口地区に周回することにした。

 竹ノ浦地区にある鳥居を潜ってスタートする。ここには駐車場がないため、集落の先にある橋のたもとに車を止め、鳥居まで戻って出発した。
 竹ノ浦は小規模な集落だが、歴史を感じさせる家並みである。集落を流れる水路に洗い場があって、ここで野菜や農作業関係の道具などを洗うのだろう。里山歩きは、山と村の暮らしの接点を感じながら歩けることが魅力の一つである。

 林道を進んでいくと、両側にはふきのとうが群生していた。杉林の奥から物音が聞こえたが、どうもカルガモの鳴き声のようだ。
 林道の突き当たりには鳥居があり、ここから階段歩きが始まる。苔むした石段は滑りやすく、二、三度、軽くスリップした。百段程度の石段を三回、つまり三百段あまりの階段歩きが参道コースの半分ということになる。

 三百段を上り詰め、境内に着く。境内には林道が通じていて、ここまで車で上がれるようである。階段の下には池があったり、赤い橋があったりして、平安時代に隆盛を極めた名残が見て取れる。

 荒倉山への登山道入り口は、境内から林道を100mほど下ったところにあった。
 ここから樹林帯に入り、しばらく行くとカタクリが咲いていた。今年、初めてお目にかかるカタクリだ。その他にも、キクザキイチゲやスミレサイシンがポツポツと咲いていて、春がきたことを感じさせる。

 広い山頂は疎林に囲まれていて、展望はない。それでも樹間から日本海の青を見ることができた。

 下山は来た道を下る。
 林道に出て、そのまま進むと、左手に不思議な林が見えてきた。これがイチョウの林だろうか。周囲と雰囲気が全く異なっている。

 林道を下り終えて山口地区に着き、そこから車道を歩いて竹ノ浦地区に戻った。次は雪割草に会いに、高館山に移動する。

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