行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
吉が平自然体感の郷(4:30)~堰き止められたダム(9:15)~空堀小屋(10:10)~鞍掛峠(11:30)~田代平(13:00)~八十里峠(14:00)~松ヶ崎(14:50)~ゴール(16:50)~JR只見駅(17:40)~JR上条駅(19:20)~吉が平自然体感の郷(23:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
【八十里越】
それは、約150年前の戊辰戦争(薩長土率いる新政府軍と旧幕府軍の戦い。)に遡る。北越での戦いに敗れた長岡藩家老河井継之助が、会津に落ち延びるため越えたとされる八十里峠。鉄砲で左脚を撃ち抜かれたため、戸板に乗せられて越えたとされる。実際の距離は八里しかないのだが、山奥深く荒れ果てた山道のため八里が八十里とも感じられる難所だった過酷な八十里峠。そんな浪漫あふるる八十里峠を現代の我々は、河井継之助の無念を晴らすため!?MTBを担いで越える!
河井継之助の越ぬけルートを忠実に再現すべく、長岡側(新潟)→会津側(福島)に抜けました。
【所感】
①ハード過ぎるほどのハードMAX。継之助を戸板に乗せて運んだというのは本当なのか?やはり昔の侍は偉大だ。
②沢がたくさんあるため、水は豊富。昨日は陽射しが強くとても暑かったので助かりました。また頭・首・手・背中に浴びまくったおかげで火照った身体が一瞬に冷えて、最後まで歩ききれたと思います。
③高低差のある沢を渡るために左手でMTBを担いで右手でロープを掴んで濡れた崖を降りて、沢を越えて、また反対の崖をロープを掴んでよじ登る。ひたすらそれの繰り返し。
④逆バンクでラインは一本、そのためMTBを置くと自足の置き場がない。しかも草で足元が見えないため、手探り?足探り?で足場を確保しながら進む。しかも逆バンクの草だから、油断すると滑ります。足踏み外せば谷底へまっしぐらのため、非常に神経使いました。
⑤藪漕ぎ。全体的に草が多い。しかも胸元まである。MTBのハンドル、ペダルなどに草やツタが引っ掛かり、なかなか進めない。数百m進むのに1時間もかかる場所もあった。もう許して。
⑥次、誰かに誘われても絶対に行かないw 歩きなら良いけど、MTBだなんて愚の骨頂w
・活動時間:12.5時間(4:30~16:50)
・活動距離:34.3㎞
・行動 :ほとんど押しと担ぎ
【ビクトリーロード1】:JR只見駅~JR上条駅(18:35~19:20)
・乗車時間:45分
・行動 :輪行
・感想 :ローカル電車に乗れて楽しかった。
【ビクトリーロード2】:JR上条駅~スタート地点(19:20~23:00)
・活動時間:3.5時間
・活動距離:37㎞
・行動 :MTB
・感想 :ビクトリーロードというには、疲れ果てた身体(老体)に鞭を打つ過酷な帰路だった。タクシーという選択肢も提案したが、相方の「ビクトリーロードの過酷さは旅のエッセンス(笑)」との一言で却下されました。やはり奴は変態だw
【備考】
朝4:30からの戦いは、23:00前に全て終了。
眠い目を擦り小出ICから大和PAまで、そこで朝まで仮眠を取り、翌日帰宅しました。
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