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木のむら ときがわ町 巨木の里めぐり 2021

姥樫、砥石のヒノキ、越沢稲荷の大スギ、萩日吉神社の児持杉、西平の大カヤ、関堀の大イチョウ( 関東)

パーティ: 1人 (はにわ さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

椚平山野草園駐車場10:00***姥樫10:50***カツラ11:05***
砥石のヒノキ12:40(休憩40分)13:20***越沢稲荷の大スギ13:45***七曲のスギとシラカシ14:05***くぬぎむら体験交流館14:15***駐車場14:50

コース

総距離
約10.4km
累積標高差
上り約843m
下り約844m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

若いときはお金が無くとも旅がしたかった。
そんな時に重宝していたのが青春18きっぷ。
中でも指定席券を購入すれば乗車できた夜行列車の<ムーンライトながら>は関西方面や九州方面にと何度かお世話になった。
そんな<ムーンライトながら>が先月運転終了の発表があった。
乗車率の低下や列車の老朽化などの問題かな。
昔は青春18きっぷで乗車できる宿代が掛からない夜行列車が幾つかあった。
当時は分厚い時刻表を開いて、熊本や札幌までどうやって乗り継いで、何時の列車に乗って、列車と列車の間の待ち時間は、とメモ帳に書き写して楽しんでいた。
いざ決行!
新潟方面は<ムーンライトえちご>、それを乗り継いで青森から札幌までの<ミッドナイト>、その後、鈍行列車で網走まで行ったときは、思えば遠くへ来たもんだ。と口にした気がする。
若いときは初めて見る景色、人との出会いと何時間、何十時間と乗車してもそれほど飽きることはなかったが、今では都内に出るだけでも腰が痛いとか人混みに疲れたとか言っちゃっているのでもう鈍行列車に何時間も乗車して出掛けるなんて無理かなあ。
そんなことを思い浮かべながら緊急事態宣言で巣ごもりのさなか久しぶりにネットで時刻表を繋ぎ合わせ、行きたい場所へ行った気になって一人空想の中を旅していた。

*******

仕方のないことだが緊急事態宣言が延長された。
自粛、自粛で今年も県境を跨いでの雪山は行けないかなあと意気消沈。
仕事は暇になって困ってしまうが足並み揃えて春までに何とかは国民の総意。
でも体は鈍ってしまっている。
はあ~。
秩父の山々は良く晴れ渡っていた。
気分転換に少し歩いてこようかな。
密を避け近場で人に会わない静かな場所を。
そうだ、こんな時ほど都幾川の巨木にパワーを貰おう。
ときがわ町は県内でも有数の巨木の里。
車道近くの木は以前何本か訪ねたことがあったが山の中の巨木にはお目にかかってない。
そんな訳で今日は人里離れた場所に行ってみることにした。

今回は下記を参考にしました。
巨木の里マップが便利です。
https://www.town.tokigawa.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=17950

<まとめ>

トイレは椚平山野草園駐車場にはないのでくぬぎむら体験交流館か椚平観光トイレで。
山道はほとんど車が通行止めの舗装か砂利の広い林道のため危険個所無し。
至る所に巨木への道しるべがあるので迷うところはないと思います。
平日の為か一人も出会うことなく周回。
先月小鹿野町の四阿屋山で滑落事故のニュースを目にしたがコロナ過のため誰かに迷惑をかけないように一人の時こそより一層気を付けなければいけないなと思った。
くぬぎむら交流館は今月末まで休館。
【交通アクセス】
東武東上線武蔵嵐山駅(西口)から路線バス
武蔵嵐山駅⇒せせらぎバスセンター(乗換)⇒日向根(ひなたね)バス停下車徒歩約10分
https://www.navitime.co.jp/poi?node=00062210&ncm=1

それでは出発します。

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フォトギャラリー:81枚

10台ほど停められそうな椚平山野草園駐車場に車を置き出発。

1本目の<向尾根のヤマザクラ>は案内板は無いが駐車場からすぐ上の道路の右の斜面に。

大きく枝を広げているヤマザクラ。

手を添えてパワーをいただく。

山里のロウバイも満開だ。

暫く砂利の林道を進み

泉川沿いの道路と合流。

この先の案内板に沿って橋を渡り

200m進むと木段の先が

2本目<姥樫>。
周りは植生保護のためロープが張ってあるので周囲から見学。

説明板

捻じれた太い幹はなんて力強いのだろう。

そしてここからカツラまでは300mぐらい。

説明板

沢沿いの見学路は崩れやすいので注意して

手を添えてパワーをいただく。

細い枝が根元から何本も伸びている。

先程の泉川の橋まで戻り、舗装路を川沿いに登って行く。台風19号で崩れた箇所もあり。

砥石のヒノキへの道しるべがあったので右に進む。

途中の林道は数日前に降った雪が残っていた。
雪を触ったのは今年初めて。

さらに進み尾根に出ると道しるべがあり左に登って行く。

車が通れるほどの林道だが林業関係者以外は通行止め。

お昼過ぎに4本目<砥石のヒノキ>に到着

山の神さんの祠があったが昔は吾野方面との街道筋にあり昔の人も砥石のヒノキを見上げたんだろうな。

手を添えてパワーをいただく。

尾根筋は風が強かったので石段でお昼休憩。山の神さん、ちょっくら失礼しますよ。休ませてくだせえ。

食べ終わって、ありがとうございました。

そして来た道を戻り先程の分岐を真っ直ぐ進む。

暫く降ると大野方面との分岐に。

これを右に行くと5本目<越沢稲荷の大スギ>。
稲荷前のバス停はトトロが出てきそうな山猫電鉄バス。

説明板。

そう言えばトトロの映画のシーンに出てきたような大杉だ。

樹齢400年。

裏には稲荷神社が祀ってあった。

手を添えてパワーをいただく。

下に七曲のロウバイが見えたが帰りに寄ろう。

根元まで垂れ下がる太い枝。

さてその先の道を少し進むと新柵山への分岐になり右に進む。

細い道を進むと舗装路に。
これを右に降れば<七曲のシラカシとスギ>だったが道しるべがなかったので直進してしまった。

でもその途中山の神さんの祠の傍に大木を発見。

きっと名もなき大木だけど、もしかしたらこれから何百年と生き続けるかも。

そう思うととりあえず手を添えてパワーをいただく。

さて<七曲のスギとシラカシ>を見つけるため農作業中のお父さんに声をかけ教えて貰うがなんと台風19号の際シラカシが倒れてしまったようで

無残な姿になっていた。

根こそぎ。
しかしスギの方は後ろに倒れずあったので

手を添えてパワーをいただく。

6本目<七曲のスギとシラカシ>。
この杉も見上げるが堂々とした大杉だ。この下にも山の神さんの祠があった。

説明板。

道路に出たが画像の上の道が先程直進したところと繋がっている。

そしてくぬぎむら体験交流館へ。

今月は月末までお休みのようなので奥のトイレだけ使用させていただく。

廃校を利用した施設だが見晴らしは良かった。
大築山方面。

さてひと踏ん張り。くぬぎむら体験交流館入口の浅間神社の石段を登る。

結構急な石段でロープまで垂れ下がっていて、何も無理に登らなくてもよかったのだが気分的にラストスパートがしたかった。(笑い)

七曲のロウバイのトンネルは満開。

青空に黄色が映えるね。

その後舗装路を進むと最後に稲荷神社によって駐車場に無事到着。
さあ、もう15時だけどこの後は車で行けるだけ巨木を見て帰るぞ!

まずは7本目<萩日吉神社の児持杉>

2本の大杉は両方とも樹齢800年。
その間に祠があり不思議な雰囲気。

説明板。

手を添えてパワーをいただく。

見上げる大杉は今までの巨木の中ではダントツの迫力。

これからも何百年とここに鎮座するのかな。

児持杉から少し道路を上に行き、車が止められそうな路肩に車を止めて山道を180mほど進むと

8本目<西平の大カヤ>

張り出した枝が見事な樹齢1000年の大カヤ。

手を添えてパワーをいただく。

説明板。

車に戻ってさらに道路を上に。
ゴルフ場を通り抜けると日枝神社へ。

9本目<日枝神社の大ケヤキ>。
樹齢700年の大ケヤキだったらしいが2年ほど前に伐採されてしまった。

枯れてしまったかもしれないが手を添えてパワーをいただく。
このあと、折角なので久しぶりに上谷の大クスも見ようかなと思ったがいこいの里からの道が通行止めになっていてあえなく断念。

県道に出て木のむら物産館に駐車して10本目<関堀の大イチョウ>を見ようと思ったが生憎定休日。仕方が無いので失礼してJAに駐車させていただき見学。

樹齢1200年。

手を添えてパワーをいただく。

足元には大量の落ち葉で埋め尽くされていたので黄葉の時期も見てみたいあと思った。

帰りがけおまけに<春日神社の社>の県指定ふるさとの森

説明板。

さらにおまけで<龍福寺のリンボク>

説明板。

明日も晴れるといいな。
おしまい。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • はにわさん、はじめまして。

    姥樫の容姿、児持杉の大きさ、西平の大カヤの存在感、ときかわ町の巨木はどれも魅力的ですね。参考にさせて頂きいつか訪ねてみたいと思います。
    七曲のシラカシや日枝神社の大ケヤキはとても残念です。。。

  • ガバオさん、はじめまして。

    独り言のような登山記録にコメントいただき嬉しいです(^ー^)
    1本1本は今まで訪ねたことはあったのですが折角なので回れるだけ回ってみました。
    いつか行こう行こうと思っていた七曲のシラカシや日枝神社の大ケヤキは本当に残念です。
    神社や山歩きをしていて切り倒された大木の切り株を見たりするともう少し早く来ていれば何百年と聳えていた雄姿を見れたのになあと思うことがあります。

    参考にしていただければ幸いです。


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