行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
雲竜渓谷登山口駐車場(09:00)・・・稲荷川展望台(09:50 休憩10分)・・・階段広場(11:10 休憩15分)・・・雲竜瀑滝壺(12:00 休憩60分)・・・階段広場(13:40 休憩10分)・・・雲竜渓谷登山口駐車場(15:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年は昨年末から数年に一度と言われる寒波が襲来し寒い日が続いていて、暦も小寒を過ぎ寒の入りとなったので、せっかくの寒波を生かそうと氷瀑鑑賞で雲竜渓谷に向かった。日光の氷瀑見物は奥日光の庵滝以来で3年ぶり。林道終点の駐車場には8時半頃到着。既に満車だったが、道路際の林に1台分の駐車余地があったので、そこに駐車して朝食と身支度を整え9時頃出発。
登りは林道を登り、雲竜渓谷を目指す。林道に降り積もった雪は15㎝位の新雪でトレースはついていたが、若干滑る道を50分位で稲荷川展望台に到着。展望台には望遠鏡が設置してあって堰堤の氷瀑の様子や渓谷入口近くの氷瀑の様子も確認でき、赤薙山から女峰山の稜線も望めた。展望台からも林道を歩き、1時間位で渓谷入口の階段広場に到着。ここでアイゼンを装着して、渓谷に入っていく。途中何箇所か渡渉する箇所もあり、落ちないように進んで行くと氷のカーテンの世界が広がる。渓谷入口付近の氷瀑はまだ序の口だが、神殿のようでとても綺麗だった。目的地の雲龍瀑は下段の滝を高巻きして登っていく。この高巻き道はかなりの急斜面で、ミスをしたり雪が緩んで足場が崩れると命にかかわりそうな道を進み、大きな岩をトラバースして回り込むと滝壺が現れる。滝壺も凍り付いて、いい感じに氷瀑が出来上がっていた。
自分のイメージでは氷瀑は日当たりの悪い所の印象があったが、かなり日当たりのいい所で、白く凍り付いた氷瀑はまぶしかった。当日は風も無く、日当たりがあるとかなり暖かく日が当たるとハードシェルもいらない位の陽気でのんびり氷瀑鑑賞するには好都合だった。先着の方が2名いたが、じきに貸切になり昼食を食べながらのんびり氷瀑鑑賞。雲竜瀑の落差はかなり大きく、大迫力の氷瀑だったが、午後の日差しが氷瀑に直接入っていて、上部には亀裂も視認でき、時より氷が落下してきて近いうちに崩落するようにも感じられた。落石も見られたので、少し高台に上がって見物していたが、40分位経ったところで氷瀑の一部が大規模に崩落。滝壺に1m位の氷の塊が落ちてきた。なかなか見ることのできない光景を見ることができてよかったと思うと同時に、距離をあけておいて正解だったとも感じた。
雲竜瀑に1時間位滞在後来た道を引き返す。高巻き道を慎重に下り、氷の神殿を抜けて下山に入る。帰りは林道を使わず、河原に降りるルートを選択したが、堰堤を超えるところがわかりにくく、特に見所が増える感じもないので、帰りも林道でもかまわないような気がした。
15時半位に下山を完了し清滝IC近くのやしおの湯に向かったが、3連休の中日ということもあり東照宮や輪王寺へ向かう道は混雑していたので、一旦日光駅方面に下り、迂回してやしおの湯に向かった。地元の車も同様にしていたので、時間帯によっては回り道をした方が早いのかもしれない。対向車には久しぶりに見る観光バスの姿もあり、日光にも人出が戻りつつあるように感じた。
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