行程・コース
天候
晴れ。微風。山ノ鼻ビジターセンター発表最低気温-2,0℃最高気温18,7℃。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
沼田ICを出て国道401号線を走り尾瀬戸倉温泉へ向かい、温泉街を抜けて右折して戸倉第一駐車場を利用。1日1,000円。マイカー規制のため、乗合タクシー・バス(マスク着用)に乗り換え鳩待峠へ向かう。5/21~8/15までは5時(25人乗り小型バス)~17時20分まで。共通乗車券を購入する。片道大人1,000円。満車の場合は、誘導員が戸倉第ニ駐車場や近くのスキー場を案内する。
この登山記録の行程
自宅2:20⇒4:20戸倉第一駐車場5:00⇒5:23鳩待峠駐車場・登山口5:35・・・7:15山ノ鼻(トイレ)・研究見本園散策7:35・・・牛首分岐・・・牛首・・・9:23竜宮(トイレ) 9:28・・・9:55見晴(昼食)10:35・・・1東電尾瀬橋・・・11:13東電小屋・トイレ11:15・・・11:32ヨッピ吊り橋・・・12:09牛首分岐12:11・・・12:40山ノ鼻(足を手当。 コーヒータイム)13:27・・・14:35鳩待峠登山口・駐車場14:55⇒15:15戸倉第一駐車場15:30⇒18:10自宅。※鳩待峠→山ノ鼻(登山道下り)は、木道の表面が凍り付き、また残雪が例年よりも多くあって、大変滑りやすかったため時間がかかっている。コースタイムは往路1時間私は1時間40分。ちなみに復路は1時間10分だが、私は1時間08分。
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
この時期になると、毎年尾瀬ヶ原を訪れています。目的は、広い池塘に映る「逆さ至仏」と「逆さ燧」を眺めること。また、ういういしい咲き出したばかりのミズバショウの花を愛でることです。
「今日の尾瀬」とインターネットに入力し検索すると、尾瀬保護財団のホームページを見たり、読んだりすることができます。「山ノ鼻ビジターセンター」と「尾瀬沼ビジター」センターの職員が、それぞれ実地調査をして、登山道や花の最新情報を記事にしています。それを読んで、私は登山計画を立てました。
鳩待峠から山ノ鼻へ向かう登山道は、下り坂の木道になっていて、雪がこの時期としては例年よりも大変多いことが分かり、チェーンアイゼンを持参し、使用しました。
昨日5月23日は、冷たい雨の中、尾瀬ガイド協会の皆様が、木道の上を除雪してくださたそうです。登山道の約8割が木道歩きができるようにしてくださったそうです(山ノ鼻ビジターセンター5/23日付ブログ)。ありがとうございました。
鳩待峠から山ノ鼻へ向かう登山道は、ずうっと下り坂になっていて、石畳みの次には木道がずうっと続きます。今朝は、昨日の冷たい雨が凍り付き、木道が大変滑りやすかったです。また、雪の上を歩くこともありました。私は、ゆっくりと、歩幅を狭めて、一歩一歩足を運びました。それでも、2回も滑って転倒しそうになりました。昨年は、転倒してしまいズボンを濡らしてしまったので、今回は下だけ雨合羽を履きました。
チェーンアイゼンは、木道を痛めるので、状況に応じて、付けたり外したりすればよいのです。でも、後半は、登山道が平らになり、雪道がほとんどで、木道はわずかとなりました。脱着が煩雑になるため、失礼してチェーンアイゼンを履いたままに山ノ鼻へ無事到着しました。研究見本園でミズバショウの花を見た後、牛首分岐から竜宮を経て見晴へ向かい、東電小屋から戻って尾瀬ヶ原を反時計回りに大きく周回しました。
尾瀬ヶ原の木道は、雪が全く残っていなくて助かりました。乾燥していて、歩きやすかったですが、老朽化している箇所は注意して通過しました。
今年は、この時期にしては、池塘が大変多く、また、広いので、びっくりしました。「逆さ至仏」と「逆さ燧」の写真をあっちこっちで撮ることができて、大変嬉しかったです。
ミズバショウが咲き出したばかりで、小ぶりの花々が初々しく感じました。増水した箇所では、ミズバショウが水中花になっていました。また、2本の木道の間にもたくさん生えていました。ここは、霜にやられないので、色が新鮮そうでした。竜宮現象の先では、リュウキンカの花をたくさん観察できました。見晴で昼食を摂った後、東電尾瀬橋を渡り東電小屋を経由して牛首分岐から山ノ鼻へ戻りました。
前回、5月11日前袈裟丸山へ出掛けた時は、復路の後半の下りで両足が攣り、右膝の古傷迄痛み出しました。そこで、今回は、鳩待峠へ向かう上りに備えて、早めに手当てしてみました。山ノ鼻のトイレで、ズボンを下ろし、両腿と膝に消炎剤入りスプレーを直接かけて、冷やしました。また、スポーツ用携帯酸素を3回強く吸い込みました。水分はもちろん塩分・糖分も補充しました。それらの効果があり、比較的楽に鳩待峠まで歩くことができました。コースタイム1時間10分ですが、1時間8分で何とか到着できました。
どうぞ写真とコメントをご覧ください。
本日は総距離19,7㎞。積算標高差は273m。歩数は35,735歩を数えました。
フォトギャラリー:92枚
始発バスは、鳩待峠駐車場に5時22分着。歩いて5時25分鳩待峠登山口に到着。
山ノ鼻へ向けて下る。登山道ははじめは濡れた石畳み。階段の端の丸太が滑るので、歩幅を縮めてゆっくりと下りる。
その後木道になり、昨日の冷たい雨が凍り付き、大変滑りやすい。
至仏山。いくつかビューポイント有。
木製階段表面が凍り付き、白く見える。
尾瀬ガイド協会の皆様が除雪作業をしてくださったとブログにある。それでも、雪がこの時期にしては例年以上に残っている。
白いショウジョウバカマ。
ピンク色。
踏み跡を辿ること。
雪の上を歩くが踏み抜きに注意。
至仏山。
テンマ沢はミズバショウ群生地。熊が食べに現れることがあるので、要注意箇所。
ミズバショウの花が開いている。
まだ、初々しいなあ。
川上橋を渡ると山ノ鼻は近い。
巨木が大変多い。
山ノ鼻ビジターセンターは5月21日より営業開始。7時15分現在2℃。今朝は、-2℃まで下がったそうだ。
研究見本園を散策。
鹿侵入防止柵。
顔を上げると目の前には至仏山。
東方には、黒い山体の燧ヶ岳。
研究見本園内のミズバショウ。
ズーム。
尾瀬ヶ原に入り、振り返ると至仏山。木道には雪は全くないので安心して歩ける。
前方には燧ヶ岳。
茶色になっているのは、アカシボと言うそうで、地中の酸化鉄や藻類の増殖等が要因なんだそうだ。
こっちにも。
あっちにも。
雪融け水が多くて、川が増水して、ミズバショウが水中花になっている。
もう一枚。
綺麗だ。
振り返ると、こっちにも池塘には「逆さ至仏」。
あっちにも。撮影していて前へ進めないほどきれいだ。
木道の間にはミズバショウ。霜にやられていないので、生き生きしている。
周囲の山々が池塘に映る。
雪が融けないで、浮いている。薄く氷が張っていた。
あっちこっちの池塘には至仏山。
燧ヶ岳も映っている。
とても広い池塘だ。
近くの山も。
広い池塘には、
燧ヶ岳をズーム。
もう一枚。
至仏山。
広い池塘に映っている。
「逆さ至仏」と
「逆さ燧」の競演だ。
木道の間にはミズバショウ。霜が当たらないので、花が新鮮だ。
ここにもできている。
プレート。
逆さ景鶴。
毎度おなじみの下の大堀川ビューポイントへ向かう。
誰が映しても絵になる。
ややズーム。
もう一枚。
会津駒ヶ岳方面が見える。
ここにもアカシボ。
竜宮現象の近くでキンコウカを発見。
木道の間。
黄色が鮮やかだ。
大きな株だ。
至仏山は、尾瀬ヶ原のどこからも見える。
燧ヶ岳もそうだ。
見晴の弥四郎小屋前で昼食にする。
案内板。
反時計回りに歩いて東電小屋を経由して山ノ鼻へ戻る。
東電尾瀬橋上から撮影。水量が大変多い。三条ノ滝は残念ながら通行禁止。この時期は、水量が多くて豪快でしょうね。
ここもミズバショウの群生地。
ズーム。
色が純白だ。
東電小屋に到着。ミネザクラが咲いている。
至仏山が見える。
燧ヶ岳。
ヨッピ吊り橋。
ここも水中花だ。
こっちでも逆さ至仏。
池塘だけズーム。
山ノ鼻に到着。両腿と右膝を事前に手当する。消炎剤入りスプレーで冷やす。鳩待峠へ向かう。やや赤いショウジョウバカマを発見。
薄桃色のショウジョウバカマ。
エンレイソウを発見。小さな花を付けている。
標識。鳩待峠へ1,1㎞。山ノ鼻へ2,2㎞とある。ここからは急登が始まる。
ベンチにも標識有。鳩待峠まで870m/3,3㎞。
新緑が青空に映えてきれいだ。
至仏山を見納め。
オオバキスミレ。
登山道が木道から石畳みに変わると、約5分で鳩待峠に着く。