行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
横川(5:50)登山口(690m/8:20)P1,014()蛤山(7:25)登山口(8:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
林道入口に車を停めて歩き出す。杉の林の中を5分ほど行くとバリバリッと大きな音がして、20mほど先の木から熊が滑り降りるのを目撃する。
緩傾斜の赤松林を行くと分岐が現れ(625m)、左へ進んで松葉のクッションを気持ち好く歩き、緩い尾根状の先の登山口の道標から雑木林の中に入って登って行く。地形図通りに標高875mで折り返してちょっとだけ急登すると稜線に出て、ブナの樹が繁る頂稜になる。気持好い道が続くが、ブナの大きな倒木が幾度も道を遮って煩わしい。
最高点のP1,014には何の表示も無く、次のp1,000に蛤山の名板と国体記念の木柱が立ち、葉山神社の苔生した石祠が在る。ミズナラ林を400m先の二等三角点まで行くが、笹を刈った道の脇に標石が在るのみで、素っ気なく山頂らしい雰囲気が無い。雲が湧いて雨を心配すると陽が射したりと目まぐるしく変化する天気で、展望は全く得られない。
往路を引返して車に戻る。靴を脱いでいるとお婆さんが顔を出して「お茶でも飲んで行かんかね」と声を掛けられる。「林道で熊に会った」と言うと、「熊が多いんよ。作物を荒らすので困る」と動じる風ではない。大声を出さないと聞こえないうえに話し相手が欲しい様子なので、「腰を下ろしたら、直ぐには解放してもらえないなあ」と察し、「有難うございます。せっかくですが、今から不忘山に登る予定なので」と敬遠してお別れする。
みんなのコメント