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日本千山 1244/1357

日本ヶ塚山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (1357 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

バンガロー村(385m/6:45)P1065(8:30)日本ヶ塚山(9:20~55)下降点(605m/10:35)林道(425m/10:50)車道(345m/11:00)バンガロー村(11:15)

コース

総距離
約6.8km
累積標高差
上り約859m
下り約862m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 愛知県道1号線の熊打橋を渡らずに直進し、90度カーブの先で『日本ヶ塚山』の道標のある林道に入って橋を渡るとバリケードが道を塞ぎ、『崩壊通行禁止』と書いてある。広場に車を停めて山靴を履くが、「尾根に取付く辺りが崩壊していると道が判らなくて厄介だ。Aコースから登ろう」と考え直す。
 バンガロー村へ向かい、漆島から林道を上がって砂防堰堤の下で車を降りる。登山口には針金で固定したA型バリケードが置いてあり『進入禁止』と書いてある。「CもAも駄目なんて、日本ヶ塚山に登れないじゃないか!」と戸惑い、「真新しい番号札(#38)が立っているから、大丈夫だろう」と諦め切れずにAコースに踏み込む(12:15)。
 しかし、これが失敗の始まりで、堰堤を越え手摺や石垣が残る右岸の遊歩道を進んで二俣(#39)で折れて右俣へ移ると、倒木や崩落した土石で遊歩道は廃道と化している。#40の先で川原を100mほど歩き、尾根の取付に注意しながら進むと#41の直ぐ先で崩壊した石積みの橋脚に出食わす。
 左岸へ渡ると崩れ掛けた作業小屋が建つ標高790mの開けた二俣 (13:10)まで踏跡が続いている。P1,065と思われるピークが紅葉した雑木林の上に見上げられ、「標高差は250mだから沢を詰めて薮を漕げば山頂を踏むことは可能だろう」と考えるが、頂上に着く頃には夕暮れになるだろう。
 登頂を諦めて取付点を探しながら右岸を下っていくと#41付近で『日本ヶ塚山頂』の道標が下流方を指しており、「ここが取付点かも知れない」と杉林の斜面に上がって踏跡を探すが、徒労に終わる。
 バンガロー村へ戻って(14:30)案内図を見ると、尾根に直接取付くBコースが存在するのに気付く。少し歩いて確りと踏まれているのを確認し、「半日無駄にしたけど、明日、Bコースから登り直そう」と気持ちが明るくなる。

 建物の前の黄葉したイチョウが朝の空に明るく透けて見える。起きるのが少し遅かったようだ。駐車場の#51からBコースに入り、杉林の山肌に取付いて急斜面を一頻りジグザグに登る。標高1,000mで右からの支尾根を合わせて傾斜が落ち、桧の幼木を食害から保護する網柵が右側に続く。
 #70が立つP1,065の上に出ると三角形の日本ヶ塚山が見え、「近いな、30分で行けそうだ」と胸算用する。鞍部へ下って登りに掛かると地形図には描き切れない瘤が幾つも現れ、岩場や梯子があって時間が掛かる。
 Cコースとの合流点に#81が立ち、数十mで日本ヶ塚山頂に着く。八岳山が真北に見え、右手に南アルプス深南部の山並みが続いている。北端に雪を抱いて鈍く光って見えるのは最南端三千m峰の聖岳だろう。
 ノートに感想を記入して山頂を後にする。Cコースの道がはっきりしているので、「P1,065までの瘤のアップダウンを回避出来る」と喜ぶ。笹の斜面を北西へジグザグに下って北尾根に乗り、一途に下って沢へ降りて(515m、10:40)左岸の道を歩いて行くと5人組と出会い、驚く。

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装備・携行品

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登った山

日本ヶ塚山

日本ヶ塚山

1,107m

よく似たコース

日本ヶ塚山 愛知県

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最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
5時間30分
難易度
★★
コース定数
22
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