行程・コース
この登山記録の行程
奥岳(05:40)・・・展望台(07:10)[休憩 10分]・・・仙女平分岐・・・安達太良山(08:30)[休憩 30分]・・・牛ノ背・・・峰ノ辻(09:30)[休憩 15分]・・・くろがね小屋(10:15)[休憩 40分]・・・勢至平・・・奥岳(12:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
紅葉の絨毯の安達太良山は赤に黄に緑に橙に色々な色が混ざり合い、曇り空でしたが圧巻の景色を作りあげていました。
例年の色づきは9月下旬から始まり、見頃は10月の上旬らしいですが今年は紅葉前線が遅れているようで標高1200m位から上が見頃を迎えていました。
黄色や橙色のブナ、ミズナラ、イタヤカエデなどが山を染め、赤色のナナカマドやツツジなどが色を添え、緑色のシャクナゲやハイマツなどがアクセントになり、その光景の中でたくさんの人達が彼方此方で歓声を挙げていました。
奥秩父はカラマツの黄葉が綺麗だけど、こんなに色の混ざり合う山の風景は埼玉には無いよなあと思いながら何度も立ち止まっては紅葉を楽しみました。
紅葉時期の週末でしたので登山道の渋滞を避けロープウェイが動く前に山頂へ向かいました。
朝焼けの無料の第2駐車場から出発。【第1駐車場は紅葉の時期の土日祝日は1000円掛かります】
高村光太郎の智恵子抄の本当の空(青空)は少ししか顔を出しませんでしたが早朝のうろこ雲が綺麗でした。
くろがね小屋との分岐からスキー場の端を登る展望台まで粘土質の滑る道、展望台からは木道の整備された道、牛の背からくろがね小屋までも歩きやすく、くろがね小屋からはジムニーが通れるほどの広い林道を歩きます。
登山道は道幅の狭い所もありますのでロープウェイ渋滞のすれ違いや展望台からの降りの滑りそうな道を避ける事も出来るで時計回りに歩くのがおすすめかな。
安達太良山の詳しい情報はこちらで
福島県・磐梯朝日国立公園 あだたら高原 (adatara-resort.com)
http://www.adatara-resort.com/green/express.stm
安達太良山ライブカメラ(気象庁)
https://www.data.jma.go.jp/vois/data/tokyo/volcam/volcam.php?VC=21402
山歩きの途中のくろがね小屋で入浴。
日帰り入浴500円。
入浴時間は10時から13時まで。
3人までの入浴制限あり。
石鹸やドライヤーなどはありません。
トイレあり。
売店で色々購入出来ますが、名物のカレーは宿泊しないと食べられないのでいつか泊まってみたいです。
詳しい情報はくろがね小屋のHPで
https://www.tif.ne.jp/kuroganegoya/
帰りは久しぶりに国道4号線をのんびり下道で。
途中美味しい定食屋さんを発見したりと友人Y君と二人での山旅は楽しかったけど往復500K弱のMT車の運転はさすがに疲れた~。
それでは出発します。
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紅葉に包まれたくろがね小屋。
朝焼けの奥岳第2駐車場からスタート。この時は広い駐車場は車が4,5台でした。
第1駐車場はすでに結構車が止まっています。
登山口。左はロープウェイ乗り場。右へ進みます。
くろがね小屋との分岐。
スキー場の端を歩きます。
この頃まで頭上には綺麗なうろこ雲の空が広がっていました。
この先の登山道は粘土質の滑りやすい道なので気を付けて。
泥濘の道を頑張って進むと、
紅葉ゾーンに入ってきました。
安達太良山山頂も見えてきました。
紅葉のトンネルです。
五葉松平から篭山方面。
先から登山者の歓声が聞こえてきます。
展望台からロープウェイを見下ろして。
この下はこれから紅葉が見頃になりそうです。
今日は本当の空はあまり見えませんね。残念。
ロープウェイとの合流からは木道の歩きやすい道です。
頂上直下も紅葉が綺麗。
木道が終わると泥濘の道が少しありますが、
振り返ると
紅葉の絨毯が広がっています。
そして頂上まであと少し。
山頂。
ですが凄い風。爆風です。
リュックを岩陰にデポして乳首はハシゴから登り
360度の山頂へ。
記念に友人Y君に撮って貰いました。
磐梯山方面。
新潟の山々。
沼の平方面。
鉄山は少し雲がかかっています。
前ヶ岳から下は雲海。
後光が差すと山の斜面の黒と雲の白さが際立って綺麗。
和尚山方面。
山全体がオレンジ色に紅葉していました。
遠くに那須岳や日光の山々も微かに見えました。
眺望を楽しんだら牛の背へ。
絶景の沼の平の爆裂火口。
火口の間から裏磐梯の湖沼群が見えました。
景色は綺麗だけど稜線は爆風。
鉄山にも行こうと思っていましたが雲もかかっているのでここからくろがね小屋方面へ下山。
峰の辻で一休みして、
パッチワークの紅葉を見ながら降ります。
振り返って矢筈森方面。
くろがね小屋方面は時折雲が流れてきて来ましたが
360度紅葉です。
鉄山からの岩壁は黄葉が凄い!
ゆっくり降ってくろがね小屋へ。
この柵の先が源泉です。
この湯は何キロも先の岳温泉の源泉でもあるそうです。
小屋の入口からの紅葉。
受付で代金を支払って、いざ!源泉かけ流しの白濁の湯へ。
定員3名までの入浴なので湯舟は小さいですがゆっくりは入れました。
窓からの紅葉。
湯の温度は熱いですが窓からの風が心地良くって気持ちいい~。
くろがね小屋。
紅葉のトンネルを潜って下山。
それにしてもこの狭い悪路をJA71のジムニーが荷物を積んで上がってきたのにはビックリ!!




