行程・コース
この登山記録の行程
山頂公園駅(12:40)・・・分岐・・・パラダイスライン分岐・・・上毛無岱・・・下毛無岱(14:05)・・・酸ヶ湯(14:56)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
遠い昔の学生時代に十和田湖から青森までバス移動した時に、訪れたのが酸ヶ湯及び八甲田だった。当時少し周辺を歩いた事は覚えているが、どんな様子だったかは思い出せない。今回はロープウェイを使い山頂駅まで行き、そこから、毛無岱を巡って、酸ヶ湯に降りるコースを選んでみた。
東京から新幹線で、新青森に着いたのが10時過ぎ、ローカルバスで、八甲田ロープウェイ山麓駅からロープウェイで山頂駅へ。そこからの出発が12:40。酸ヶ湯からのバスが15:38。三時間で予定のコースを歩かなければならずちょっと不安あったがスタート。
出発する時に見えた岩木山(翌日登る予定)が幻想的な姿で見えた。感激!!思ったほどの紅葉ではないが、所々に真っ赤になったナナカマドの実がちらほら見える。八甲田の最高峰の大岳には行かず、湿原が広がる毛無岱方面にルートを取る。天気は抜群に良いのだが、足元は案外悪く、ドロドロの道を進むときも多々あった。
上毛無岱から見える下毛無岱が素晴らしく、草紅葉は真っ赤ではないがそこそこ美しい。そして遠くにうすぼんやりと見える岩木山の姿は忘れられない絵画となって、心に刻まれる。ゆっくりしたいのだが、帰りのバスに間に合わなかったら、宿泊予定の弘前行けなくなってしまうので、常に早足で歩いた。湿原なので、木道の上を歩いていても踏み外すと、水の中に落ちる場合もあるので気を付けなければならないところだ。
今年の紅葉は、青森の人々曰く「良くない」そうだ。一週間仕事をし、飛び出してきた疲れた心身には、とても慰められる自然の恵みだった。
「涙が出る」とはこういう体験だろう。酸ヶ湯にバス出発の40分ぐらい前に着いたので、名物「ショウガみそおでん」をいただく。お味噌がきつくなく、さっぱりおでん・ごちそうさまでした。













