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雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳~雄大な富士と南アルプス全山眺望に歓喜!

雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳・鍵掛峠( 関東)

パーティ: 2人 (ラヴィ08 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

快晴(朝は西湖・河口湖からの朝もやで真っ白→頂上は大快晴)

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 西湖いやしの里根場駐車場に駐車。5:30着で1番乗り。誰も止めていないのでここでいいのか?少し不安でしたが、舗装されていない草の茂った一角が登山者用の駐車場。西湖いやしの里の舗装駐車場の西側に看板もあり、一応区切られています。下山後わかりましたが、駐車はその範囲を囲むように奇麗に整列されて駐車していました。草の茂っている部分は駐車可能とするとかなりの台数は停められそうです。

この登山記録の行程

西湖いやしの里根場駐車場6:06→6:27登山口→9:09雪頭ヶ岳展望台9:57→10:04雪頭ヶ岳頂上→10:18鬼里ヶ岳11:09→12:33鍵掛峠12:38→14:30西湖いやしの里14:57→15:00西湖いやしの里根場駐車場

コース

総距離
約8.6km
累積標高差
上り約1,221m
下り約1,221m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

すごい富士山!大絶景です。富士山が目の前に裾野を広げ、大きく雄大に目に飛び込んでくる!
雲1つない快晴に恵まれ、富士の雄姿を目の当たりにした瞬間です。
西湖のいやしの里から登りはじめ、正直かなりの急登です。コースタイム2時間30分ということでしたが、ちょっとかかってしまって3時間でした。もちろん途中富士山が見えて、その大きさに驚いて休憩とったりしているのですが、後半は休憩舎に苦戦をしてしまいました。登山道は危険個所はないです。1つだけ1470m付近で大きな岩があって、道が2手に分かれます。どちらかというと右が誘われるというか、左の方が荒れぎみに見えると、右に進みました。これ間違いです。正しくは左です。地図を拡大していただけるとわかりますが、違うと気づき引き戻っています。これだけ注意です。あとはとにかく登り一辺倒で、目標地点は頂上になるので、長い急な登りとの闘いです。
雪頭ヶ岳の頂上というか富士山の展望台ですね、ここに着いた瞬間、それまでの悪戦苦闘はもう消えてしまいます。富士山の雄姿に夢中で、ただただ富士を眺めてしまいます。頂上でお会いした方からも「今日は最高の天気ですね!いく度か来ているがここまで見えたことなかったよ」と嬉しそうに声をかけて頂きました。私も同感です。足の先から頭の先まで、こんなに全貌を見せてくれる景色はそうそうないと思いました。頂上でおしゃべりもはずんで、約1時間ここにいてしまいました(笑)。でももっといたくて離れがたい場所でした。
富士山の大景観を楽しんだ後登山道を北へ進むと、本当の「雪頭ヶ岳」頂上になります。ここからは同じ御坂山塊への王岳への稜線、そしてそして圧巻は、南アルプスです。甲斐駒ヶ岳~聖岳まで南アルプスのすべてが広がっています。いやーすごい景色。こんな景色みれるなんてもう大満足。この景色はこの後行く鬼ヶ岳で思う存分堪能できます。足を急ぎます。
雪頭ヶ岳からいったんくだり、そうすると大きな岩にかかる梯子がみえます。このルート楽しみの1つの梯子。意外と傾斜がゆるやかで高度感は全然なく普通に登る梯子でした(笑)。この梯子を登り少し行くと、鬼ヶ岳頂上です。
もうここは別天地!360°の大パノラマ。中央に大きな岩があります。こわごわそこに登って立ち上がると(ちょっと細く狭いのでバランスを崩さないように)もうもう絶句。言葉はいらないです。360°有名な山々に囲まれた展望です。富士山と雪頭ヶ岳、竜ヶ岳~長者ヶ岳の稜線、南アルプス全山、遠く冠雪の北アルプス、八ヶ岳、奥秩父山地、大菩薩連嶺・・・なんですかこの眺望。雲もなく全部見えています。時間がとまりました。
実は今日の登山はほんとうの目標がありました。この御坂山塊でずっと訪れてみたいのが節刀ヶ岳です。今日は同じ読みの雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳・金山・節刀ヶ岳と縦走する予定でした。
節刀ヶ岳は断念です(笑)。こんな絶景なかなかないですから、もうのんびりこの景色を楽しむことにしました。またくればいいんです。今日は富士とこの鬼ヶ岳からの大絶景で十分です。
予定を変更して、鬼ヶ岳の眺望を楽しんだあと、王岳へ進む稜線をいくことにしました。王岳手前の鍵掛峠から根場へ下山しました。御坂山塊の縦走はアップダウンもあって、けっこう楽しい稜線歩き。富士山や南アルプスが木々の間から見えて、また途中の切り立った断崖からさらなる絶景が見えたり、気持ちのいい稜線歩きです。あまり人と会わないだろうなあなんて思っていたのですが、けっこういました。人気のコースですね!
鍵掛峠からの下山は、ふかふかの落葉の絨毯を踏みしめながらの下山。気持ちよですが、気を抜くとすべるのでそれだけ注意。途中からは紅葉が奇麗で秋の終わりを楽しめました。
いやしの里まではかなり長い下りです。けっこう九十九折のコースなので、登りはかなりきつそうですね。
いやしの里も紅葉がとても奇麗で、ここで食べたソフトクリームが登山の疲れをいやしてくれて美味しかったです。ミルクが濃くてずっしりのソフトでした。
疲れました・・・意外とハード。でもあの絶景は一期一会のたからものですね。楽しかったです。

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フォトギャラリー:76枚

西湖いやしの里根場の登山者用駐車場。朝もやの中スタートです。幻想的です。

いやしの里を抜けて、川に沿って北上します。赤く色づいた紅葉がとってもきれいです。

秋の終わりの風景・・・さあ自然の中に入ってきました。

立派な堰堤です。大きい!

東入川堰堤広場登山口。ここがほんとのスタートです。

最初は整備された階段です。

が、次第に登山道が少し荒れ気味になります。1人で歩くとちょっと怖いかも(笑)朝の動物の鳴き声なんかも聞こえたりして・・

杉林の中を徐々に高度を上げます。ところどころピンクのマーカーがあるので、チェックです。

急登の始まりです。白いテープが巻きつけられた木々がもののけ姫のイノシシに見えました(笑)

今日初めての富士山です。期待が膨らんだ瞬間です。

紅葉!前半ちょっと怖い感じの森でしたが、ここまであがってくると広葉樹に変わります。明るく色づいた森です。

登山道は奥へ奥へと徐々に高度を上げながら進みます。

あたりはブナ林が多くなりました!大きな岩も出てきました。

目指していた「ブナの原生林」に着きました。

木々の間から見えているのは、雪頭ヶ岳の頂きです。あそこまでのぼるのかあ~まだあります。青空が奇麗ですよ!

岩と木を縫うように登山道が奥へと伸びています。

お、青空が見えて来た!ここを登ると富士山がどーんなんですが、景色は後程のお楽しみです。期待してください。

本栖湖にかかる靄です。竜ヶ岳、雨ヶ岳、毛無山です。この景色すごいですよね。もちろんこの左には・・・のちほど。

登山道は岩がむき出しになった急こう配になります。よじ登ります。

すべりそうなロープ場。ロープは補助で大変ではないです。この後富士山がやはり見えますが、ここもお楽しみにします。

その代わり、何とここまで登ってきて、根場の登山者用駐車場が見えました!奇麗に整列して駐車しています。あそこに着いたときは朝もやで自分のk留ま1台だったので心配もしましたが、こんなに来ているんですね。

急登はさらに続きます。けっこう疲れてます・・・でもあと少しもう少しで絶景に会えると思うと気持ちがはやります。

おお、もしや雪頭ヶ岳かな・・・
ここを登れば雪頭ヶ岳の富士山展望台ですよ!

まず、東側、3つの湖が見えます。山中湖・河口湖・西湖です。三国山~大洞山の稜線、石割山~大平山、杓子山と山中湖周辺の山々です。手前は足和田山です。

はい!そして、これが雪頭ヶ岳から見た富士山です!(お待たせしました)
富士山は裾野を大きく広げ、頂上付近には冠雪もあります。雄大を超えています。まさかここまですごい景色に会えるとは・・・(期待はしてました)そして、足和田山と西湖。足和田山の稜線に三湖台も確認できます。

そして、西側には、精進湖と本栖湖があって、大室山、さらに、竜ヶ岳~毛無山の山域。
こんな景色が南側一面に広がっているのです。はい1時間ここでのんびりです。

ずっとあの富士山を見ていてもよいくらいですが、もちろん奥に進みます。

こんな岩場を乗り越えます。

ここにもすごい光景が。
十二ヶ岳、奥は三ッ峠山、そして御坂山塊の最高峰、黒岳です。いあや~こんな景色見れるんですね。

狭い登山道を進むとちょっと盛り上がりが・・・

雪頭ヶ岳の本当の頂上です。
ここからの景色はなんといっても、南アルプスです。

王岳・三方分山・パノラマ台・竜ヶ岳・毛無山と続いています。

雪頭ヶ岳を下ります。急です。

あの先に見えるのは・・・・!

空に聳える梯子です。急ではないので全然高度感はありません。ゆっくり登って行けば問題なしです。

その先に、来ました!鬼ヶ岳です。
ここは360°の大パノラマです。もうやばいほどの眺望です。

富士山と雪頭ヶ岳。

大室山と毛無山。

聖岳・赤石岳・荒川岳。

塩見岳・農鳥岳・間ノ岳・北岳・鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳。

八ヶ岳・茅ヶ岳。

瑞牆山・金峰山・国師ヶ岳の奥秩父山地。

手前節刀ヶ岳と奥に大菩薩連嶺。

奥に黒岳・三ッ峠山。手前に十二ヶ岳。

鬼ヶ岳のシンボル1本角です。

鬼ヶ岳頂上標柱です。
ほんとうはここから節刀ヶ岳まで行く予定でした。あまりの展望の良さでここでも1時間の休憩。アップダウンも激しいので、今回はここまでにしてこの眺望を楽しむことにしました。

さて、帰路は、鍵掛峠まで稜線を歩き、鍵掛峠から根場へ下ろうと思います。通常の周回コースですね。
いきなりロープで急斜面を下ります。下りたら戻るのは大変です。忘れ物しないように注意です。

少し下ると雪頭ヶ岳の頂上と富士山が重なって見えます。

どんどん高度を下げます。

真正面に王岳がそびえています。

この稜線もアップダウンが激しいです。でも景色はいいですよ。

いきなり開けた岩場です。富士山がどーんです。

こんな岩場にぶつかります。これをこえるのかとおもったら、左下にトラバースします。

きゅうな斜面を下り、トラバース開始。

トラバース終えて開けた場所にでて振り返ると・・・!!鬼ヶ岳と雪頭ヶ岳です。今日登った山です。

王岳の見えるこの岩場を超えると・・・大絶景がまっています!

富士山!

王岳!

南アルプス!

白根三山にズームアップ。

ロープ伝いに岩の斜面を下ります。ちょっとドキドキ(笑)

こういう岩場も超える稜線です。

王岳が真正面に近く見えます。と・・・

鍵掛峠に着きました。

鍵掛峠を根場に下ります。

紅葉が奇麗です。

ずっと尾根道を下ってきましたが、ここから谷中へ入っていきます。

さらに紅葉が奇麗な標高にきました。秋ですね!

青空と紅葉がマッチング。

堤防がこの谷にもたくさん作られています。

スギの林になりました。

鍵掛峠に登るここが登山口ですね。
かなり長い下りでした。ここから登るのはちょっと勇気がいりますね。

林道を歩きます。

いやしの里に着きました。

振り返ると青空に今日登った山がそびえています。紅葉が奇麗な田舎風景が広がります。

根場の登山者用駐車場に無事戻りました。

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装備・携行品

アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 帽子 グローブ
サングラス 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル 医療品
虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
軽アイゼン

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登った山

鬼ヶ岳

鬼ヶ岳

1,738m

よく似たコース

鬼ヶ岳 山梨県

奥御坂随一の大展望を楽しむ周遊コース

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
4時間50分
難易度
★★
コース定数
20
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