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武甲山・小持山・大持山・武川岳~アップダウンの激しい4座縦走

武甲山・小持山・大持山・武川岳( 関東)

パーティ: 2人 (ラヴィ08 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴(すこし霞あり)

利用した登山口

生川登山口(一の鳥居)  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 一の鳥居駐車場3:50着。1台のみ駐車していた。辺りはまだ薄暗い感じ。293号から生川方面へ入り、石灰工場脇を通過。最後は車1台の車幅の道路もあり注意。一の鳥居駐車場へ入る際、入口が狭いのでよく確認して右折した方がよい。一の鳥居をくぐると左右に駐車場。左は1列。右は3列の駐車。右側は一番奥まで行って戻ってくるような駐車配置。一番奥に車を入れると満車状態だとここから出せないかもしれないです。ベスト真ん中の木の下に停めるのがよいかもしれません・・

この登山記録の行程

生川登山口(一の鳥居)(04:50)・・・登山道入口(05:18)・・・大杉の広場(06:07)[休憩 10分]・・・武甲山(07:16)[休憩 55分]・・・シラジクボ(08:36)[休憩 3分]・・・小持山(09:32)[休憩 18分]・・・大持山(10:47)[休憩 43分]・・・妻坂峠(12:41)[休憩 20分]・・・武川岳(13:42)[休憩 30分]・・・妻坂峠(14:48)[休憩 7分]・・・生川登山口(一の鳥居)(15:30)

コース

総距離
約11.7km
累積標高差
上り約1,540m
下り約1,540m
コースタイム
標準7時間25
自己7時間34
倍率1.02

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

二百名山の武甲山へ行きました。
武甲山は石灰岩の石切り場になっていて、山頂部が大きく切り取られ白い石灰岩がむき出しになったピラミッド状の山です。遠目からみるととっても迫力があります。
今回はこの武甲山だけではなく、隣接する山々を尾根で結ぶ縦走にチャレンジしました。
生川の武甲山御嶽神社一の鳥居に駐車場があり、ここから、武甲山の表参道で登り、武甲山山頂へ。現在の最高地点は1,304メートルで第一展望所に頂上標柱があります。
この武甲山から縦走をするわけですが、稜線を歩く縦走とは少し雰囲気が異なります。雰囲気的には山を登ったら一度下山して、また違う山に登るというようないわゆるアップダウンの激しい縦走を強いられます。その意味では今回のルートは健脚者向けのルートともいえるでしょう。
山登りのきつさを数値化してみることのできる「コース定数」と「EK度数」という2つの指標があります。一般的には「コース定数」の方がよく用いられますが、コース定数は行動時間が加味され、より短い時間で歩いた方がきついはずが、長い時間を歩いた方がきつく表現されてしまいます。私はゆっくり歩いて時間をかけてしまうので自分の歩いた結果だと「コース定数」の難度があがってしまいます。なので、「EK度数」でその日1日だった場合を仮定して比較した方がより雰囲気がわかるかなあと最近思っています。
今回のルートは、「コース定数」では、「33」で体力は「4」。「EK度数」では「35」で「日帰りとしてはきつい」というルートです。今回のルートに近いのは、両神山で、「コース定数」では「33」、「EK度数」では「36」です。つまり両神山に登るのと同じような難度ということになります。
通常は、武甲山~小持山~大持山と縦走して、妻坂峠から下山というのが普通ですが、妻坂峠からもう1座今回は欲張ってみようという計画にしました。両神山を登頂しているので、そのレベルならというのが欲張った理由です。「EK度数」では今回の武甲山の方が両神山より「-1」ですからいけないはずがない!と思った次第です。
このコース面白いです!鍛えられますが・・・(笑)。景色は歩いている間は樹林でほとんどないですが、それぞれ山の特徴があって、驚きとドキドキを感じさせてくれるルートです。

■武甲山
北側斜面は石灰岩の採掘場で大きく山容が変化した山。昔の頂上も無くなって全然違う山になったそうです。武甲山は秩父の産業を支えたシンボルの山です。遠くからみてもすぐ武甲山だ!ってはっきりわかる山だけにやっぱり登ってみたいです。
表参道から登るルートは武甲山御嶽神社の参道。一の鳥居が一丁目で、頂上の神社が五十二丁目とした「丁目石」がおかれているので、丁目石を見つけながら登ると急登でも疲れも感じないで登れるから不思議です。約800mを登ることになります。途中、不動滝・大杉の広場・見守り観音
などスポットもありますが、樹林をひたすら登る登山なので、丁目石に助けられながら登っていきます。ちょうど五十丁目で頂上稜線に出ます。左は小持山・大持山、右が武甲山です。そして五十二丁目の武甲山御嶽神社へ到着です。神社の脇からさらに登山道は伸び、武甲山の頂上右手サイドに出ます。ここから石灰岩採掘の場所になるのですが、門で閉ざされてみることはできません。第一展望所という看板につられて石灰岩の裏を歩くと現在の最高所=武甲山頂上です。
眺望はなかなかです。まず驚くのは高度感です。秩父の町が眼下に広がっています。ほんと高いです。そして左から右へいくつもの山が連なっています。その山々の奥に、左から浅間山・四阿山、谷川連峰、榛名山、赤城山を望むことができます。まさに絶景です。
武甲山の頂上はあまり広くないです。ベンチもなにもありません。まわりの石などに坐って休もうとするのですが、この時期注意があります。よくみないと判別できないのですが、とっても小さなたくさんの虫がいます。特に白いものに興味を示すようで、なにも知らず腰かけていると、白いものにものすごい数の虫がつきます。実は坐っているところにもいたことに気づきません。いつからいつくらいまでかわわかりませんが、座るときは注意です。とっても驚きました。
小持山へ向かうのは一気に急坂を下ります。稜線歩きで縦走ではなく一度下山するようになります。下った先が「シラジクボ」。秋には紅葉がとっても奇麗なところだそうです。

■小持山
約300mの登りです。はじめはまっすぐのびた登山道ですが急に斜面になってかなりの急になります。途中石灰岩の大きな岩場などもあります。きつい登りを強いられるのでここは踏ん張りどころです。頂上につくと、小さな頂でどこで休もうとか思ってしまいますが、休むよりも今登ってきた急坂の終わりに立ち振り返ります。そこには武甲山の南斜面を見ることができる絶景です。休んだときに数人通過していきましたが、ここで武甲山の姿を見ている人はいませんでした。ここはぜひ武甲山をみないとです。それも北側の景色とは大きく異なり、緑の濃い武甲山をみることができる絶景ポイントです。

■大持山
小持山~大持山はこのルート最大の難所!になります。登山道は樹林でかなり狭いところもあります。そして岩場の稜線をあることもあります。すごく危険ということではないですが、ちょっと注意しながら進むことになります。途中景色のよいところが2ヶ所。二つ目が「雨乞岩」という場所。西側の景色が一望です。時に両神山が注目です。雨乞岩は断崖絶壁です。岩に腰掛けることはできますが、ちょっと勇気がいります。雨乞岩を後にしてアップダウンの道をいくと明るく陽のあたっている場所が見えます。それが大持山の頂上です。
大持山の頂上は眺望はありません。ただ、ヤマツツジがきれいに咲いていて、風の通りもよく、休むのによい場所です。ここでお昼にしました。
大持山からさらに進むと鳥首峠と妻坂峠への分岐の開けた場所につきます。ベンチが1つあります。ここから妻坂峠へ一気に下っていきます。それもハイウェイのような広い尾根道で、ここはトレランで走るのには快適なルートです。ずっと広い伸びやかな尾根道です。距離は長いです。

■武川岳
降りきったところが妻坂峠。お地蔵さんがちょこんと立ってします。ここから駐車場への下山路、そして武川岳への登り口になります。ここで休憩をして武川岳に向かいます。
すぐ今日歩いた武甲山から大持山の稜線をみることができます。いや~あんなに歩いたんだとちょっと驚かされる景色です。そして、武川岳、ここは急登で岩場つきです。危険個所はないですが、ほんとに急です。ここまで激しいアップダウンの連続でしたからこの登りは堪えます。4座目正念場です。なんか遠くに稜線がみえるのが頂上か?と思わせる登りに取りつきますが、急斜面できついです。稜線に上がると右に進み頂上へ向かいますが、この頂上稜線が意外に長くなかなか頂上につきません。そしてやっと武川岳の頂上。ここにはベンチもあって休むのに今日一番の場所でした。名栗・奥多摩方面に展望が少しありますが、景色はほぼないに等しいですが、落ち着いた風のとおりのある頂上です。お菓子でも食べながらゆっくり過ごしたい場所です。武川岳は東西南北から登山道が入り込む交差点の頂上です。ここで休んで皆さんいろんな方面に向かっていきました。
妻坂峠まで急坂を気を付けて下り、妻坂峠から下山です。約500m下ります。谷合の登山道になるので、風がとまり急に蒸し暑くなります。下ってくると川の横を歩くようになるころ、川の音と涼しい風が吹き始めます。そして、スタートした一の鳥居に戻ります。

武甲山・小持山・大持山・武川岳の4座縦走。歴史あり、岩場あり、アップダウンあり、ハイウエイありとなかなか面白いルートでした。今日も楽しい登山になりました。

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フォトギャラリー:107枚

一の鳥居駐車場。とっても奇麗なトイレ付です。最新式のトイレでなかは檜の香りです。真っ暗い時そばにいくと自動で明かりが点灯します。
トイレ脇からスタートです。

この橋を渡って登山開始です。

はじめは舗装路が続きます。途中迂回路になります。

舗装路は傾斜もあり、けっこう疲れます。ペースをあげずゆくり進みましょう。先は長いです。

ここが本当の登山口。ここからは急登の連続です。

橋を通過します。

不動滝です。ここは水場になっています。

水場と言ってもこのペットボトルに水を入れるためです。これは登山者が自分で水をいれて頂上の神社にあるトイレの水にするため協力くださいというものです。

ここは十八丁目で、お地蔵さんがあります。

お1人づつお渡りくださいという橋があります。けっこうしっかりしてますよ。

武甲山御嶽神社の石碑です。二十丁目です。

樹林の登りが本格化します。

ところどころ祠もあります。

石積場。頂上の神社に石灰岩に名前など書いてお願いをする石があります。ここに積み上げられるのかな・・・

森が少し明るくなってきました。

そして、大杉の広場です。ここで小休止です。ベンチもあります。
それにしても立派な杉の木です。広場のど真ん中にあります。

見守り地蔵。木の中にちょこんとお地蔵さんが立っています。

根っ子の急登になってきました。

登りの連続。

石灰岩がいよいよ出てきました。

四十四丁目。

石灰岩と根っ子の登山道。どんどん登ります。

空が近づきました。

五十丁目。ここが頂上稜線です。
左に行けば、小持山・大持山へ。
右に行けば、武甲山です。

武甲山御嶽神社。

五十二丁目です。

狛犬

神社の奥へ登山道が伸びていて少しいくと、第一展望所へという看板があります。ここを進むと頂上です。

第一展望所へという看板の右は立ち入り禁止になっていて、石切り場になっています。

看板から石灰岩の露岩を迂回するように進むと・・・

なんか開けそうです。

武甲山の頂上です。

武甲山頂上標柱。

二等三角点「武甲山」。標高1,304 mで、三角点は1,295 mという表記になってます。

眼下には秩父の街並みが広がります。高度感がすごいです。

遠くに、浅間山、谷川岳、榛名山、赤城山を確認できます。

なかなか洒落た看板ですw

武甲山を後にしてシラジクボへ向かいます。

これから向かう小持山・大持山が見えています。登山道は急坂を下ります。

ちょっと平坦なところでほっとしたり・・・

小持山がみえます。なんか遠いし大きな山です。下って登り返すということです。

下り続けます。

シラジクボです。

さあ、登り返します。1つ登山をしてきてまた登るです。鍛えられます。

一度平坦になり歩きやすい。

が、急登です。

尾根が細くヤセ尾根ぽくなってきます。

途中木々の間からさっきまでいた武甲山が見えます。

でも急登はますます厳しきなります。

しんどいところです。

石灰岩の露岩もあります。

ん?空が近いです。

小持山の頂上に着きました。けっこう登りきつかったです。

登り切ったところで振り返ると武甲山の絶景です。

ヤマツツジが奇麗に咲いてました。道は奥へと導かれています。

武甲山です。

そして武甲山を取り囲む秩父の山々。

大持山への登山道はけっこう厳しいルートです。気を付けて進みたいです。

大持山が見えました。

この露岩を下っていきます。

露岩がけっこうあります。ここを登ります。

そして、こんな風に木々に覆われる細い通路も多いです。

なんか開けそうです・・・!?

雨乞岩。ここは断崖絶壁になっていて・・・

こんな絶景を見ることができます。休んで景色を見れますが、断崖絶壁の上だということを忘れずに。

特に、両神山に注目!

雨乞岩から下って大持山を目指します。

まだまだ露岩があります。

ヤマツツジ見事です。

そして、なんか開けそうです。

大持山の頂上標柱。

三等三角点「持山」

大持山の頂上です。眺望はありませんが、涼しくて落ち着いた頂きです。ここでお昼にしました。

大持山を後にして分岐へ向かいます。ちょっと稜線歩きです。

ゆるやかに下って行くと名栗の谷、奥武蔵の山々が眼前に大きく広がる分岐点に到達します。
ここで、鳥首峠への分岐、妻坂峠への分岐です。

妻坂峠へ向かいます。

長い尾根道です。これをずっと下ります。

そして広いです。

けっこう急でもあります。

とにかく下り続けます。1時間以上下ります。

そして、妻坂峠が見えました。

妻坂峠

武川岳へ登ると、岩場が数か所あると看板があります。

露岩が見えます。

岩場を超えていきます。

ずっと登り・・・

そして急登の連続。きついです。

この九十九折を登っていきます。あそこが頂上か???

登りきると頂上稜線でした。

おっとまだまだ登ります。

露岩もあります。

ん。頂上かな。けっこう稜線を歩きます。

武川岳の頂上です。とっても雰囲気がいい場所です。ここは東西南北からの登山道があつまる交差点です。

少しだけですが眺望もあります。

さあ、4座踏破して駐車場へ戻りましょう!武川岳急登でしたら注意して下ります。

途中で、今日歩いた稜線を見ることができます。
武甲山から小持山の稜線です。

そして小持山・大持山です。

妻坂峠から下山です。ここを下ります。

谷合に入ります。急に風もなくなり、蒸し暑くなります。

谷へ向かって下りるので、こういった折れ曲がったところを何回か通過します。

どんどん下ります。

川の右側を歩くようになり、大きな石が点在します。

下りてきました。

林道にぶつかります。雨水で大きくえぐられた林道です。林道を突っ切ってそのまままっすぐ行きます。

下りてきました。車が一台停まってました。駐車場あふれたんですね。

一の鳥居です=一丁目です。

武甲山!迫力ありますね。あの頂点に立ったんですね。やったね!

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装備・携行品

アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル
医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食
テーピングテープ トレッキングポール

みんなのコメント

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  • ラヴィ08 さん、はじめまして
    とても詳細な記録で、自分でも歩いたことのあるコースですが、参考になりました。ありがとうございます。EK指数というのは初めて知りました。これも参考にさせていただきます。

  • すてぱんさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
    自分で見たもの、感じたものをそのまま書いているだけで、お恥ずかしい限りです。
    すてぱんさんの山行、写真がとっても奇麗で、感動しました。撮影のコツとか気を付けてることとかありますか?
    たくさん登られていて、コメントもどれも簡潔にまとめられていらっしゃるので、今度ぜひ参考にさせてください。

  • 写真は、iPhoneでスナップを撮っているだけで、撮影のために山行はしていないんです。気をつけていることといえば、真正面から撮らないことくらいですかね・・・
    どこかに登る前に、ラヴィ08 さんのレコにないか探して参考にさせて頂こうと思います。

  • すてぱんさん。
    ありがとうございます。写真=真正面から撮らないこと! そうなんですよ、ついついやってしまいますww。

    1つ伺いたいことあってよろしいですか?(突然すいません・・・)
    奥多摩のサルギ尾根登られてますよね。一度登りたいとは思っていたのですが、山行読ませていただくと、岩が多かったり、途中誤った踏み跡を辿らないようにとあって、危険個所や不明瞭なところなどやっぱりあるのでしょうか?ガイドとかではほとんど情報ないので、実際に登った方に聞いてみたかったのです。アドバイス頂けたらとっても嬉しいです。(けっこう怖がりなので慎重すぎるのもどうかなのですが・・・)

  • ラヴィ08さん
    同じコースでも上りか下りか、またその人の体力や技量、経験でも感じ方がかなり違うと思います。ですから、あくまでも「私は」ということで書きますと、サルギ尾根は奥多摩のメージャーなコースと比較すると、難易度が少々高めだとは思います。尾根が痩せていて岩がちの箇所もありますから、体力不足で足元がふらつくようだと不安を感じる方もいるかもしれません。また、養沢神社からの取り付きから急登です。
    しかし、技術的には例えば穂高岳の岩場などのような3点支持が求められることもありません。ですから、月並みなのですが、充実した体力で心に余裕を持って落ち着いて(怪しいなと思ったらそのまま突き進むのではなく、辺りを見渡す)登れば全く問題ないと思います。昭文社の山と高原地図でも、サルギ尾根は実線コースで、破線コースではありません。
    単独行が危ないとはよく言われますが、単独行を行うことで少々(健全な)不安を抱え、慎重になった方がかえって安全に登り、そして無事に帰ることができるのではないかと私は考えています。不躾ながら、ラヴィ08さんのレコを拝見すると、冷静に、慎重に登っていらっしゃるように感じます。
    私自身がビビリのヘタレなものですから、ちょっと大袈裟に書いているかもしれませんが、少なくとも道標がたくさんあって、ふらついても滑落する恐れのない高尾山をA(信州山のグレードに準拠)とするなら、注意を払って登るべきだという意味でBだとしています。

  • すてぱんさん。さっそくありがとうございます。
    すてぱんさんからのアドバイスを読んで、高尾山がAなら注意を払ってのB、かつ穂高岳のような3点支持はないということでCではない。注意して確認しながら登っていけば、自分の実力でもなんとかなりそうかな・・のように思いました。
    地形図でみると高岩山まで、2段構造になっていて、最初が約300mの登りで確かに急登ですね。ちょっとゆるやかになって、800m近辺の「岩崖」からまた約200mの登り。この辺りがヤセ尾根ですか?850m付近にも岩がありますね。高岩山の地質を調べたところ、ちょうど本仁田山と同じだとわかりました。最初の急登は本仁田山の大休場尾根と同じ海成層 砂岩泥岩互層(←すべりやすそう)、800m以上の2段目は固いチャートで川苔山の百尋の滝近辺のあの危険な岩場と同じ岩質ですね。本仁田山は砂岩泥岩互層約700mを登るので、最初の急登はなんとかなると思います。問題はやはりチャートのところですね。
    地形図ではそうやって見れますが、実際はやはり経験もないので、いってみないとなんともです。でもこうやって情報頂くと自分の実力でもなんとかいけそうかなみたいな感想?直観?にはなりますが、気持ちがほぐれます。私は「ぱん」って行ってしまうタイプではなく、自分の目線を気にしてしまうので、かなり遠回りしてやっとその山に登っています。時間がかかってだめですね・・。でもその分楽しく登れるので、それでいいんだなと思っています。早く登れと言われてもそうもいかないですから、そもそも競争ではなく、なにか自分で求めるものがあるから登山してるんでしょうね。無事に帰る。それでなければやはり意味はないです。なので、すてぱんさんのおっやる通りだと私も思います。
    ほんとうにありがとうございます。いつかチャレンジしてみたいと思います。(登ってみて、あっこれは・・なんて思うと足がきっと止まると思います。その時はまた撤退ですw)

登った山

武甲山

武甲山

1,304m

武川岳

武川岳

1,052m

大持山

大持山

1,294m

小持山

小持山

1,273m

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