行程・コース
この登山記録の行程
谷峨駅(07:45)・・・車道(09:20)・・・大野山(09:53)[休憩 20分]・・・犬クビリ(10:26)・・・古宿(11:50)・・・高架下(12:05)・・・大野山入口(12:20)・・・樋口橋交差点(12:25)[休憩 3分]・・・分岐(12:40)・・・洒水ノ滝入口(12:48)・・・洒水ノ滝(12:51)[休憩 5分]・・・洒水ノ滝入口(12:58)・・・分岐(13:03)・・・山北駅(14:36)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
少し時間ができたので、神奈川県山北町の大野山を歩いてきました。今年の初ハイクです。大野山は周囲の山と違って山頂が茅に覆われていて杉林がありません。そのため山頂からは展望を遮るものがなく、ちょっとした神奈川県の展望台です。これまで西丹沢へ行くバスや御殿場線からちらちら見えて気になっていました。
この日は御殿場線の谷峨駅から歩き始め、大野山まで約2時間半程の登りです。もちろん山北駅からも登れますが、私は谷峨駅からの方が日差しもあって明るい登山道を歩けるので好きです。新松田駅を出発した西丹沢VCへ行く路線バスは、東名高速の都夫良野トンネルを下から見上げつつ、その下を通って丹沢湖方面へ向かいます。一方、大野山へ登るときは、見上げていた都夫良野トンネルと東名高速を、少しずつ角度を変えやがては見下ろすようになり、その変化を楽しめます。都夫良野トンネルと言えば、その付近は東名高速の渋滞の名所ですが、山道はひっそりと誰もおらず、このギャップが不思議な感覚です。
大野山山頂では、西丹沢から東丹沢に至る山並みを一望できます。東側は、朝日に輝く相模湾と、その向こうに大島も見えました。もちろん塔ノ岳や蛭ヶ岳で、大山でも大展望が望めますが、大野山は標高が低いので気軽に短時間で山頂を往復できるのが魅力です。大野山には山頂付近に牧場もあって、その珍しさも手伝って知る人ぞ知る山といったところでしょうか。但し、乳製品販売はオンラインストアのみで、牧場内で飲食はできないみたいです。
下山は山北駅方面へ。昼にはもう国道246辺りまで降りてきてしまい少し物足りなかったので、もう一つ気になる地、山北町の観光名所、酒水の滝を見に行ってきました。これも国道246に看板があって、「日本の滝百選」のひとつだそうで、国土地理院地図にも記載があります。神奈川のこの地にそんな取り立てるほどの滝なんてあったっけ?と、かねてより気になっていました。
国道246の交差点から歩いて20分くらい、あっけなく酒水の滝へ通じる歩道の入口につきます。そこから更に20分くらい、歩道を進むと酒水の滝です。200段以上の階段が続く滝見台が整備されていて、そこから見た景色は想像以上に落差のある滝でした。上部から一直線で落ちる水が滝の形を大きく見せてくれて、なかなかのものでした。しかしやはり滝を見るのは夏の方がイイですね。
帰りは山北駅方面へ出ないとなりません。酒水の滝からは河村城址公園経由がお勧めです。中世の山城を発掘した後に整備された公園だそうで、県指定史跡にもなっています。そこそこ周囲の展望もあり、堀切や障子掘など、お堀の構造を解説した見学コースがあり、城好きの方は是非一度訪ねてはいかがでしょう。河村城址公園から山北駅までは20分ほどでした。
フォトギャラリー:7枚
茅に覆われた大野山山頂近くの登山道
大野山の山名標識
大野山山頂は広い公園のようです
所変わって、この梅は山北町酒水の滝入り口付近で撮影
酒水の滝
河村城址公園の案内
河村城址公園にある展望台から小田原方面を望む
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
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