行程・コース
天候
快晴
利用した登山口
登山口へのアクセス
電車
その他:
武甲山に通じる登山道に入るには横瀬駅からタクシーを利用。歩くと相当な距離だ。登山道入り口の一の鳥居付近は路上駐車が多かった。
この登山記録の行程
生川登山口(一の鳥居)(09:20)・・・登山道入口(09:50)・・・大杉の広場(10:50)[休憩 8分]・・・武甲山(12:08)[休憩40分]・・・大杉の広場(13:40)[休憩8分]・・・登山道入口(14:30)[休憩30分]・・・生川登山口(一の鳥居)(15:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
「セメントのはげ山」と言い方は悪いが、そのようなイメージが離れない武甲山だったが、結果すごく神々しい山だと感じ行って良かったというのが結論だ。
一の鳥居の登山道からしばらくは林道を登って行くこれはちょっとつまらない。そして間もなくすると、冬の趣とは全然違う新緑芽吹く樹林帯を登ることとなる。山桜もあちこちに咲いていて、立ち止まって写真を撮りたくなる。まだ小さい「一人静」がかわいらしい花を咲かせ始めている。30分も歩くと「不動の滝」が上からちょろちょろと流れ落ちている場所に出る。目を上に向けるとミツバツツジが美しい色で迫ってくる。
一時間近く歩いて「大杉の広場」に出る。この木の形が実に興味深い。山を歩いていると、ほとんどの杉は枝が落とされ、直立する電信柱のような姿でいるが、この広場周辺の杉の大木は枝が落とされていないのですごい恰好をしていている、人間で言うと「ボサボサ頭の人」と言ったいで立ちなのである。でもこれには理由があった。ここは神様が通る参道でありそこに位置する杉は神が宿っているので切ってはいけないのだそうだ。当然枝と言い、大きさと言いそのまま成長を続けているのである。と説明を受けた。なるほどとこのご神木を敬う気持ちになる。樹齢は1000年は超えているかもしれない。この「大杉の広場」は何だか気持ちが洗われ、落ち着く気がする。
登り始めて、2時間、山頂直下に到着。そこに御嶽神社があり更に登ること4~5分で山頂だ。晴れていたが気温が高いせいか、靄っていて秩父の街並みがうっすら見える。遠くの山は良く見えない。すぐ近くには両神山、そして筑波山が見え、富士山も見えるところらしいが残念。眼下からこれから行く「芝桜の公園」がピンク白の色合いで呼んでいる。
昼食は御嶽神社の広い境内でゆっくりとる。とても多くの人がいた。武甲山でとれる石灰岩に願い事を書いて積み石にしても良いらしく、初穂料100円を払って早速願い事を書く。
同じ道を引き返し、積み石場に願い事を書いた石灰岩を積んで、手を合わせる。林道に入る前にあるカフェで一休憩。ペア(?)のヤギさんがいて結構人懐っこい。
帰りに寄った羊山・芝桜の丘で解散、各自散策することとなった。
いろいろな色・種類の芝桜が満開で素晴らしかった。人もたくさんいてにぎわっていた。この芝桜の庭に武甲山の背景が映し出されて言いようのない絵画を作り出していた。ぼーっとするぐらい美しい。
帰りの道中長いので、ざっと見て秩父駅へのショートカットの急坂を降りる。相当脚が疲れていると感じるが電車に乗り遅れると大変!一生懸命歩いた。武甲山の神聖な杉に守られ山を楽しみ、美しい芝桜に心ほっこり、良い一日だった。














