三ツ山城跡~三等三角点浄法寺~八塩温泉郷バス停
根古屋集落、三ツ山城跡(411m)、三角点浄法寺(595.4m)、八塩・桜山コース、鬼石弁天山、御倉子神社( 関東)
パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )
曇り
バス
その他:
往路:目黒→山手線→池袋→埼京線→赤羽→高崎線→新町→日本中央バス上野村行→浄法寺
復路:八塩温泉郷バス停(日本中央バス)→徒歩→新宿バス停→朝日バス本庄駅南口行→丹荘→八高線→高麗川→〃→拝島→青梅線→立川→南武線→武蔵小杉→東急目黒線→武蔵小山
浄法寺バス停7:20→根古屋集落(215m)7:50→320m平坦地8:20→稜線(400m)8:34→鞍部(380m)8:37→三ツ山城跡(三ツ山南峰411m)8:42→三ツ山中央峰(405m)8:47→三ツ山北峰(390m)8:53→三ツ山南峰9:02~10→410m鞍部9:17→530m平坦地9:44→三等三角点浄法寺(595.4m)9:56~10:05→590mピーク(分岐右へ)10:19→525m鞍部10:21→580mピーク10:28→571mピーク(西から南への曲がり角)10:30→580mピーク210:39→地図にない林道10:41→八塩・桜山ルート合流(500m)10:55→登山道入口10:59→山の神(516m)11:06→鬼の踊り場(525m)11:16→鬼石弁天山(362m)11:38~45→御倉子神社(230m)11:59~12:05→八塩温泉郷バス停(135m)12:21
合計5時間1分
4月27日(土)は、ゴールデンウィークなのですが、また藤岡市の山城の続きで「三ツ山城跡」に行って来ました。天台宗の名刹「浄法寺(浄法寺城跡)」の裏山にある山城で、浄法寺城や金鑚御嶽城と近接しているため、「浄法寺城砦群」の1つと見なされているそうです。築城者は南北朝時代の「浄法寺左近大夫」といわれています。浄法寺氏は高山氏の一族の小林重清の息子である「三郎次郎重保」が、浄法寺地区を本貫として浄法寺氏を名乗ったのが始まりとされ、高山・小林一族、安保氏らと共に他の武士団とは反対の北朝足利方についています。その後、室町時代に入ると、この地は山内上杉家家宰の「平沢氏」が治めることとなります。平沢氏は、武田の侵攻で御獄城が落とされると、武田の配下に入り、「長井」に名を改めます。元亀2年に武田家と北条家に同盟が成立されて御嶽城が北条方に引き渡されると、長井氏は玉村に所領を与えられ、そちらに移ります。本能寺の変後は滝川一益に従いますが、一益が北条氏に敗れて敗走すると、北条氏には従わずに越後国に落ち延びて上杉景勝の配下になり、天正18年に北条氏が滅ぶと、浄法寺城城主に返り咲いています。そのまま関東に進出してきた徳川に従うこととなりますが、家督を譲った「三ツ山右衛門(信実、実久)」が妻子を江戸に差し出さなかったため改易となり、この地は藤岡城の「芦田(依田)氏」が収めるようになりました。
このような感じで、浄法寺城や金鑚御嶽城は頻繁に所有者が代わり、その度に増改築を繰り返していたため、「三ツ山城」も同様と考えられ、必ずしも浄法寺氏がこの地を支配していた時代に造られたものが残っているとは限りません。それと三ツ山城は高山社を見下ろす場所にあるため、浄法寺城の詰めの山城というだけでなく、谷の対岸にある高山城と共に平井城への敵の背後からの侵入をを監視する役目を担っていたとも考えられます。
新町駅からいつもの上野村行の日本中央バスに乗り、「浄法寺バス停」(125m)で降りたら、真っ直ぐ西側の山に向かって進みます。しばらく行くと道は「上武CC浄法寺コース」の中を通るようになり、ゴルフ場を抜けると「根古屋集落」(215m ※現在の住所は浄法寺)に着きます。根古屋(寝小屋)というと一般的には城主の平時の居館を意味するのですが、この城の場合麓に居住性能が良さそうな浄法寺城があるため、ここには上の三ツ山城で敵の動きを監視していた兵士の宿泊所があったのではないでしょうか。上とは違ってここなら水が得られるので、下で寝泊まりしながら交代で三ツ山城に詰めていたと考えるのが合理的です。
三ツ山城に直接上る尾根は最後の傾斜がきつそうなので、「道祖神の石碑」のある場所から、畑の脇を通って南側の鞍部(380m)に上る尾根を上ります。畑の真ん中に害獣除けのためにやたら人なつっこい犬が飼われているので注意が必要です。
畑を抜けて尾根に取り付きます。最初は急坂ですが、猪や鹿などの害獣さんたちがジグザグに道を刻んでくれているので、それを利用してよじ登ります。
尾根の傾斜が弛んだら、バスを降りたときに小雨が降っていたため着けたザックカバーと傘を片付け、代わりに斜面よじ登り用のトレッキングポールと薄手の軍手を出して準備を整えます。
そのまま多少登りやすくなった尾根を登っていくと、取り付きから約100m登った320m地点で一旦平坦地に出ます。平坦地を過ぎるとまた急坂が始まりますが、それは長く続かず、途中から鞍部に直接向かう斜めの道が出てくるので、トラバースしていくと、三ツ山城跡の手前の430mピークの途中の400m地点で稜線に飛び出します。鞍部へは20mほど下ります。
鞍部から三ツ山城跡に向かって登っていくと、山頂手前にまず堀切があります。堀切を越えた先が「三ツ山城跡」(411m)です。根古屋から途中の準備休憩を除いて約45分かかりました。標識のような物は何もないいかにもバリエーションルートといった山頂です。地図では北に平坦地が続いているのでとりあえずその先端まで行ってみます。
三ツ山城は411mの山頂とその北側に計3つの人工的な平坦地があって、間は急斜面で繋がれています。最後に堀切の跡といえるかどうか微妙な物があります。
山城の遺構があるのはここまでなのですが、その先地図には平坦に描かれていた尾根に、急峻なピークが2つ(405m峰、390m峰)もそびえ立っていました。三ツ山はその名の通り3つのピークを持つ山でした。気軽に端まで往復できるつもりが、往復に予想外の時間がかかってしまいました。この2つのピークは山城の範囲外ですが、自然のまま物見台等に使っていたのだと思われます。
三ツ山城跡の411mピークに戻って一休みしたら、南へ向かって縦走を始めます。まず最初に途中に登りついた急峻な430mピークに上ります。と思ったら、山頂を巻く道がついていました。そして410mの鞍部まで水平移動したら、「三等三角点浄法寺」(595.4m)まで200m弱の登りが始まります。途中の530m地点で一旦平坦になりますが、最後はまた急坂になります。バリエーションルートのため、道が切ってないため、結構時間がかかります。
それでも三ツ山城跡から約50分で「三等三角点浄法寺」(595.4m)に到着しました。三角点と読めなくなった手作りの標識以外何もない場所です。ここでまたしばし休憩をとります。
三等三角点浄法寺から先は比較的平坦で歩きやすい尾根道が続きます。まずスタートした直後、尾根が2つに分かれるので、左側(南)に直角に曲がります。その後、592mピークで今度は右(南西)に直角に曲がります。ここは行ってはいけない左側の尾根に石祠があります。その後も歩きやすい尾根を南西にひたすら進み、一旦525mの鞍部に下ったら、本日最後の急登で580mピークに登り返します。その後571mピークで尾根が左(南)に折れるので、それに従い南へ進みます。そして軽く上った最後の580mピークで尾根が左右に分かれるのでどちらにも行かずに直進します。そのまま桜山の「八塩・桜山ルート」に合流する予定だったのですが、すぐに地図にない林業の作業道に飛び出し、林道の方が楽だろうということで、右折して下ると、少し行ったところで三叉路に出て、そこを左折すると砂防ダムのところで桜山の「八塩・桜山ルート」にめでたく出ることが出来ました。三等三角点浄法寺からここも約50分で到着しました。
今回は無事に出られたのでよかったですが、この辺り地図にない林道の作業道が縦横無尽に走っているようなので、バリエーションルートを歩く方は注意が必要です。そもそも出た八塩・桜山ルート自体が地図にない林道です。
その林道の「八塩・桜山ルート」を東に少し進むと、今度は林道を離れて山道に入る標識があるのでそちらに進みます。この分岐は地元発行のトレッキングマップに記載されていないので見逃し注意です。とにかく山道をどんどん進んで行くと、まず「山の神」(516m)の古い石祠があります。この先でまた地図にない林道に出て、再び山道に戻ります。この辺りで鬼石・桜山ルートに通じる連絡路が分岐するらしいのですが、確認出来ませんでした。
林道から山道に戻り、上っていくと、551.8mの三角点ピークの北側の鞍部に登りつきます。二重山陵の間の窪地のようになっている場所が「鬼の踊り場」(525m)です。壊れた標識があります。
鬼の踊場を過ぎると道は東から北へと方向を変え、徐々に高度を下げていきます。次の「鬼石弁天山」(364m)周辺は山ツツジの群落になっています。山頂から少し下った場所に鳥居と弁財天の祠がある池があります。池に水が溜まっていたので若干の湧水があるのかもしれません。弁財天の先にあった見晴らしの良い東屋で休憩をとります。
鬼石弁天山から一気に高度が下がります。どんどん下って行くと、集落に入る手前に「御倉子神社」(230m)があるので寄っていきます。この辺りにあった朝廷の「緑埜屯倉」の守護のために祀られたという伝承を持っています。緑埜屯倉に関しては同じ名前を持つ「緑埜(野)寺」の跡が、神流橋渡った先の神川町で発見されていますが、神流川の流路が代わったため寺は放棄され、現在の浄法寺の場所に移ったそうです。御倉子神社はご祭神が稲倉魂命となっているので、元は稲荷だった可能性が高い気がします。ここでトレッキングポールや軍手をかたずけるついでに最後の休憩をとります。
御倉子神社から少し下ると道は集落の中に入り、広い交通量の多い車道に出る手前に湧水のある休憩所があります。車道の反対側にバス停の休憩所のような物が見えますが、そこはバス停ではなく、八塩温泉郷バス停は車道の下を潜り抜けてさらに下った先の別の交通量の多い車道沿いにあります。
12時21分、桜山・八塩ルートに出てから休憩も入れて約1時間半で「八塩温泉郷バス停」(135m)に到着しました。バスの時間が12時44分で、自販機もベンチもない場所なので1バス停の歩くことにします。
地図とバスの時間を見ながら歩いていると、神流川の対岸の神川町まで歩いて行くと、食堂で昼飯を食べて、13時17分の本庄駅南口行の朝日バスに間に合いそうだったので、予定を変更してそこまで歩くことにしました。しかしその前の12時48分のバスに乗ると、丹荘駅から高麗川行の八高線に乗り継ぎが出来るので、昼飯は諦めて、ゴールデンウィークらしく八高線で帰ることにしました。
結局昼飯は、乗り換えの拝島駅のこの前閉まっていた立ち食いそば屋で、かきあげ蕎麦(うどん)とカレーのサービスセットを食べて帰りました。
今日も新町駅からいつもの上野村行の日本中央バスに乗り、「浄法寺バス停」(125m)からスタート。これから向かう「三ツ山城跡」は浄法寺城と同じ、「浄法寺左近大夫」によって築かれた浄法寺城の詰めの山城、もしくは神流川対岸の御嶽城を含めた浄法寺城郭群の1つといわれています。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:8300/10000 f値:2.4
真っ直ぐ西側の山に向かって進みます。途中に未チェックの古墳のような塚がありました。藤岡市は相変わらず古墳だらけです。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 77 Speed:10000/1000 f値:2.4
正面左に三ツ山城跡のある山が見えて来ました。右側の高い山は城跡の南側にある430mピークで、三ツ山城跡は右側の低いピークです。低いですが尾根の突端にあります。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:4700/10000 f値:2.4
しばらく行くと道は「上武CC浄法寺コース」の中のネットで覆われた下を通るようになります。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:7050/10000 f値:2.4
ゴルフ場を抜けると「根古屋集落」(215m ※現在の住所は浄法寺)に着きます。人がまだ住んでいて、廃村にはなっていないようです。根古屋(寝小屋)は一般的には城主の平時の居館のことを言うのですが、この城の場合は麓により居住性の良さそうな浄法寺城があるため、ここには上の三ツ山城で敵の動きを監視する兵士の宿泊所があったのではないかと思われます。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:11150/1000 f値:2.4
根古屋集落で登れそうな場所を探します。三ツ山城に直接上る尾根は傾斜がきつそうなので、「道祖神の石碑」のある場所から、畑の脇を通って南側の鞍部(380m)に到る尾根を登ることにしました。畑の真ん中に害獣除けのためにやたら人なつっこい犬(抑止力として疑問あり?)が飼われているので注意が必要です。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 47 Speed:10000/1000 f値:2.4
畑を抜けて尾根に取り付きます。最初は急斜面ですが、今の犬の敵の猪や鹿などの害獣さんたちがジグザグに道を刻んでくれているので、それを利用してよじ登ります。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 180 Speed:30000/1000 f値:2.4
ひと登りで尾根の傾斜は弛みます。ここまで登るとザックが置けるので、バスを降りたときに小雨が降っていたため着けたザックカバーや傘を片付け、代わりに急斜面よじ登り用のトレッキングポールと薄手の軍手を装着します。ついでに地図を見ながらしばし休憩。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 115 Speed:30000/1000 f値:2.4
そのまま多少登りやすくなった尾根を登っていくと、320m地点で一旦平坦地に出ます。取り付きからちょうど約100m登った地点です。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 101 Speed:30000/1000 f値:2.4
平坦地を過ぎるとまた急坂が始まりますが、今度は長く続かず、途中から鞍部に直接向かう斜めの道が出てくるので、そこをトラバースします。この道は430mピークの途中の400m地点で稜線に出ます。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 98 Speed:30000/1000 f値:2.4
登りついた場所から鞍部へは北へ20mほど下ります。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 197 Speed:30000/1000 f値:2.4
鞍部から三ツ山城跡に向かって登っていくと、まず山頂手前に「堀切」があります。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 88 Speed:30000/1000 f値:2.4
堀切を越えて急斜面をよじ登った上のピークが「三ツ山城跡」(411m)です。山頂標識も城跡標識も何もありません。築城者の浄法寺氏は、高山氏の一族の小林重清の息子である「三郎次郎重保」が、浄法寺地区を本貫として浄法寺氏を名乗ったのが始まりとされていますが、この地の支配者は、関東管領山内上杉家、武田、北条と、その後目まぐるしく変わるため、この城もその度に改良を加えられてきたことが想定されます。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:13100/1000 f値:2.4
地図では山頂から北側に平坦地が続いているのでその先端まで行ってみます。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 41 Speed:10000/1000 f値:2.4
三ツ山城は、411mの山頂の北側に3つの人工的な平坦地とその間の急斜面で構成されています。尾根自体の幅が狭いので居住性は良いとはいえず、せいぜい物見の砦か狼煙台程度の使われ方だったと思われます。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 39 Speed:10000/1000 f値:2.4
最後の鞍部にある段差は堀切の跡なのかもしれません。崩れて傾斜がゆるくなっているのでなんとも言えませんが、山城の遺構があるのはこの鞍部までです。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 99 Speed:10000/1000 f値:2.4
しかしその先には、地図で平坦に描かれていた尾根に、急峻なピークが2つ(405m峰、390m峰)もそびえ立っていました。これは405mの中央峰です。三ツ山はその名の通り3つのピークを持つ山でした。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 65 Speed:10000/1000 f値:2.4
405mの中央峰の山頂はこんな感じです。ここにも何もありません。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:11250/1000 f値:2.4
中央峰の北側は西上州らしい痩せた急斜面になっています。登山者ではない単なる城マニアの方は滑落しないように注意です。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 96 Speed:10000/1000 f値:2.4
さらに3つ目の390mの北峰の登りはこんな感じの岩場です。濡れていると滑りそうなのでここも注意!
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 61 Speed:20000/1000 f値:2.4
北峰である390m峰には平坦な山頂はありません。写真の先に見える小高い場所が山頂です。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 68 Speed:10000/1000 f値:2.4
390mの北峰からの展望です。晴れていたら高山社周辺がよく見下ろせそうです。高山社から平井城への裏に抜ける道があるので、そこを見張っていたのではないでしょうか。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:2700/10000 f値:2.4
390m峰山頂の先の軽く下った場所には、石碑とも単なる石とも思える物が、木に立てかけてありました。この先崖に近い急斜面になるため、三ツ山城跡である411mの南峰に戻って休憩したら、縦走を始めます。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 68 Speed:20000/1000 f値:2.4
一休みしたら、最初、途中に登りついた急峻な430mピークに上ります。結構な急斜面で面倒だな~と思ったら、山頂を巻く道がついていました。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 80 Speed:30000/1000 f値:2.4
奧の凹んだ場所が410mの鞍部です。ここから「三等三角点浄法寺」(595.4m)まで200m弱の長い登りが始まります。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 112 Speed:30000/1000 f値:2.4
浄法寺三角点への登りは、一般道ではないため道が切られていないので、登るのは結構大変です。トレッキングポールを持って来て良かった!
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 80 Speed:30000/1000 f値:2.4
標高がそこそこ上がってきたため、ミツバツツジの花がまだ残っていました。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 80 Speed:30000/1000 f値:2.4
急な登りは途中の530m地点で一旦平坦になります。でもまた最後は急登です。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 56 Speed:30000/1000 f値:2.4
林床に白くて額から後ろに飛び出した部分がピンクのスミレが群落をつくっていました。フモトスミレでしょうか?
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 71 Speed:20000/1000 f値:2.4
林の向こうに三等三角点浄法寺がある山が見えて来ました。意外と形の良い山です。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 62 Speed:20000/1000 f値:2.4
「三等三角点浄法寺」(595.4m)に到着しました。三ツ山城跡から約50分でかかりました。三角点の他に読めなくなった手作りの標識がある以外何もない場所ですが、ここでまたしばし休憩をとります。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 51 Speed:10000/1000 f値:2.4
「三等三角点浄法寺」(595.4m)の拡大です。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 52 Speed:20000/1000 f値:2.4
三等三角点浄法寺から先は、まずスタートした直後、尾根が2つに分かれるので、左側(南)に直角に曲がります。その後は今までと違って平坦で歩きやすい尾根道が続くようになります。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 67 Speed:30000/1000 f値:2.4
また中がピンクで外側が白い別のスミレを見つけました。額が緑色なのでヒカゲスミレでしょうか?
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 63 Speed:20000/1000 f値:2.4
592mピークで今度は右(南西)に直角に曲がります。ここは行ってはいけない左側の尾根に石祠があるので、それが目印になります。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 64 Speed:20000/1000 f値:2.4
しばらく歩きやすい尾根が続いた後、一旦525mの鞍部に下ります。鞍部には森林再生事業の看板があります。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 90 Speed:10000/1000 f値:2.4
そして途中、岩が通せんぼしている急斜面を登り返します。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 61 Speed:30000/1000 f値:2.4
登り着いた580mピークは広い平坦な場所です。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 65 Speed:20000/1000 f値:2.4
580mピークの先の571mピークで尾根は左に、つまり西から南に折れるので、それに従って南へ進みます。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 77 Speed:20000/1000 f値:2.4
そして最後、軽く上った580mピークは尾根の十字路のような場所で、尾根は左右に2つに分かれるのですが、どちらにも行かずに直進します。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 118 Speed:30000/1000 f値:2.4
そのまま桜山の「八塩・桜山ルート」に合流する予定だったのですが、すぐに地図にない林業の作業道に飛び出してしまいました。しばし地図を見ながら考えた結果、多少大回りでも林道の方が楽だろうということで、林道へ右折して下ることにしました。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 77 Speed:10000/1000 f値:2.4
飛び出したところに咲いていた妙に花びらの長い大きなスミレです。育ちすぎたタチツボスミレにも見えるのですが、その変種のオオタチツボスミレなのかもしれません。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 75 Speed:10000/1000 f値:2.4
林業の作業道はすぐ三叉路に出るので、そこを左折します。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 61 Speed:24900/1000 f値:2.4
するとほどなく砂防ダムの先で桜山の「八塩・桜山ルート」にめでたく出ることが出来ました。三等三角点浄法寺から約50分で到着。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:5550/10000 f値:2.4
出たところにあった桜山の「八塩・桜山ルート」の標識の拡大です。八塩温泉郷まではまだ結構遠いです。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:5950/10000 f値:2.4
八塩・桜山ルートは歩きやすい林道でした。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 75 Speed:10000/1000 f値:2.4
と思ったら、少し東に進むと林道を離れて山道に入る標識がありました。面倒だけどそっちに進みます。ちなみにこの分岐は地元発行の桜山のトレッキングマップに記載されていないのでトレイルランナーなど速い人は見逃し注意です。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 75 Speed:10000/1000 f値:2.4
山道といっても、今までのようなバリエーションルートではないので、よく踏まれていてどんどん進めます。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 58 Speed:20000/1000 f値:2.4
「山の神」(516m)に着きました。古い石祠があるだけの場所なのですが、このルートのチェックポイントになっているようです。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 85 Speed:10000/1000 f値:2.4
山の神の先でまた地図にない林道に出て、再び山道に戻ります。この林道も地図にないので、間違って直進するとどこに行くのかわかりません。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:8850/10000 f値:2.4
山道に戻って登っていくと、551.8mの三角点ピークの北側の鞍部に登りつきます。二重山陵の間の窪地のようになっている場所が「鬼の踊り場」(525m)です。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 48 Speed:10000/1000 f値:2.4
「鬼の踊り場」の前には壊れた標識があります。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 90 Speed:10000/1000 f値:2.4
次の「鬼石弁天山」が近づいてくると、登山道周辺は山ツツジの群落になります。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 64 Speed:8300/10000 f値:2.4
特に何もない「鬼石弁天山」(362m)の山頂から今下ってきた道を振り返ります。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:1250/10000 f値:2.4
鬼石弁天山山頂から南に少し下った場所に鳥居と弁財天の祠がある池があります。池に水が溜まっており、天水とは考えにくいので、若干水が湧いてがいるのかもしれません。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:7950/10000 f値:2.4
弁財天の先に見晴らしの良い東屋があったので休憩をとります。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:1450/10000 f値:2.4
東屋から神川町方面の眺めです。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:1050/10000 f値:2.4
そして神流川対岸の御嶽山です。ここは御嶽城でもありました。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:1250/10000 f値:2.4
鬼石弁天山から一気に高度が下がります。下っていく途中に現役の炭焼小屋のような建物がありました。もしかしたら陶芸の窯なのかも?
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 596 Speed:30000/1000 f値:2.4
伸びすぎた竹の子です。先週はどこもまだ顔を出したばかりだったのに、暑いせいかな?
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 57 Speed:20000/1000 f値:2.4
さらにどんどん下って行くと、集落に入る手前で御倉子神社入口に着きます。当然寄っていきます。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:5000/10000 f値:2.4
「御倉子神社」(230m)です。この辺りにあった朝廷の「緑埜屯倉」の守護のために祀られたという伝承を持っています。緑埜屯倉に関しては同じ名前を持つ「緑埜(野)寺」の跡が、神流橋渡った先の神川町で発見されていますが、神流川の流路が代わったため寺は放棄され、現在の浄法寺の場所に移ったそうです。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:7000/10000 f値:2.4
御倉子神社には山門と一体化した立派な神楽殿があります。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:9700/10000 f値:2.4
御倉子神社山門から急な階段を下ると集落の最上部に出ます。振り返った神社の鳥居です。さっきの入口は車用だったみたいです。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:3450/10000 f値:2.4
集落の上からの眺めです。御嶽山がだいぶ近くなりました。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:800/100000 f値:2.4
暑いせいか、タンポポがみんな綿毛の種になり、代わりにコウゾリナの花が集落の空き地にたくさん咲いていました。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:2750/10000 f値:2.4
広い交通量の多い車道に出る手前に湧水のある休憩所があります。飲用不可と張り紙がしてありましたが、顔を洗うぐらいはできます。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:6950/10000 f値:2.4
もう1本下の広い車道にある「八塩温泉郷バス停」(135m)に到着しました。でもバスが来るまでまだ時間があり、自販機もベンチもないので、先のバス停まで歩くことにしました。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:1150/10000 f値:2.4
そしたら新宿バス停の本庄駅南口行の12時48分の朝日バスに間に合ってしまったので、途中の丹荘駅まで行って、ゴールデンウィークらしく高麗川行の八高線に乗って帰ります。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 32 Speed:1700/10000 f値:2.4
結局この日の昼飯は、拝島駅のこの前閉まっていた立ち食いそば屋で、かきあげ蕎麦(うどん)とカレーのサービスセットとなりました。
Exif情報
KYOCERA KYF33
ISO: 57 Speed:10000/1000 f値:2.4
確認
みんなのコメント