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香肌イレブン・烏岳

( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 5人 (おりちゃん さん 、ほか4名)

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 国道166号線を飯南町粥見で国道368へ折れ、櫛田川を渡ると左側に船戸登山口の駐車場がある

この登山記録の行程

舟戸登山口(09:41)・・・林道終点(09:52)・・・鳥岳南峰(10:58)[休憩 12分]・・・分岐(11:20)・・・鳥岳(11:30)・・・大日山(11:36)・・・鳥岳(11:40)[休憩5分]・・・分岐(11:52)・・・鳥岳南峰(11:56)[休憩 40分]・・・分岐(12:40)・・・立梅登山口(13:19)・・・舟戸登山口(13:44)

コース

総距離
約6.3km
累積標高差
上り約516m
下り約516m
コースタイム
標準3時間20
自己3時間11
倍率0.96

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 梅雨の晴れ間を縫って、山仲間の下田さんを誘い松坂香肌イレブンで最も低い烏岳へ。今回は、松坂嬉野のメンバー三人も参加。
 船戸登山口の広い駐車場に車を止め、国道をしばらく歩くと左側に船戸口登山口が現れる。林道を10分ほど歩くと林道は終わり登山道に入る。昨日の雨で湿った道をしばらく歩いていると、僕は良く見えなかったが、登山道にヤマヒルがそこにもあそっこにもたむろしているようで、みんな裾を手繰って咬まれていないか確認するが、靴を這っているヤマヒルがいたる所に...。指先や服の上にもいるではないか。僕のふくらはぎにも一匹くらいついている。烏岳のヤマヒルの情報を確認していなかったのが悔やまれるが、携帯の「ヒル下がりのジョニー」を吹きかけるも、量が足らず十分な吹きかけにならないようだ。
 30分ほど歩いたところで女性の一人の体調が悪くなり、女性もう一人と引き返すことになる。ここから男三人で山頂に向かうが、上の方まで登るとヤマヒルもいなくなるのでは...と高度を稼ぐ。
 谷筋から離れ、ヤマヒルも少しマシになったのではと思うも、アンダーカットの運動靴で登っている一人の靴にはいまだにヤマヒルが這っていて靴の中まで入り込んで、ちょくちょくヤマヒル退治をしないといけない状態だ。
 尾根に出ればいなくなると思って登って行くと、途中で展望台への分岐があり、早く一息入れたい思いもあり直接展望台へ続く道を辿る。この道は地図上には載っていないがそこそこしっかりした踏み跡が続く道で少し歩きずらいところはあるものの道を迷うところは無い。展望台の手前に出て東屋で荷物を下ろしヤマヒルの点検。下田さんがふくらはぎを咬まれている。もう一人の近江さんは靴の中に何匹か....。東屋の地面は砂利を敷いてあるので安心して休憩していると、何とここでも靴にヤマヒルが這いあがってきている。油断も隙も無い奴だ。
 この展望台からは、局ヶ岳と思われるピークがよく見えるが反射板やその前にある大きくなった樹木で山の連なりの景観が邪魔されている感じだ。 
 東屋を出て、烏岳山頂に向かう。烏岳の山頂に到着、山頂の風は下界と違い涼しく気持ちが良い。山頂の眺めは後にして、大日山に足を延ばす。5分も歩くと大日山だ。山頂の石仏に手を合わせ、ここにも立っている東屋で昼飯をと思ったが、何とここにもヤマヒルが。
 烏岳の山頂に戻り、山頂からの眺めを楽しむ。西側には局ヶ岳が、その右の遠方に見えつ三角の山は高見山か⁉東の方にも山並みが続く。山頂にはベンチがあるが、日差しも強いので展望台の東屋に戻って昼食にする。
 ゆっくりと昼飯をとり、ヤマヒルの確認をして立梅登山口の方へ下って行く。登山道が終わりコンクリートの道になると、道の上は水を含んだ苔になりやたら滑る。滑らないようなところを選び下って行くと立梅登山口に到着。茶畑を通りアスファルトの道を歩いて行くと、橋のたもとに「中央構造線粥見観測地」の看板が。橋に沿って櫛田川を横切る日本一の断層の中央構造線が走っている場所だ。
 国道に出て船戸登山口の駐車場に着くと、早めに引き返していた女性二人が待っていてくれる。彼女らは、あそこで引き返してよかったようだ。登山靴を履き替える時、靴下を脱ぐと、な、何と左の靴下が真っ赤に。左ふくらはぎの後ろから真っ赤な血が。東屋を出るとき確認した時は問題なかったが、登山口近くの水で濡れ湿ったところでやられたのか、地面に僕の血を吸って丸々と太ったヤマヒルが一匹転がっているではないか。恨み骨髄、石で「コノヤロー」とつぶしてやる。帰りに温泉に浸かて...と思ったがこの出血では無理だ。傷絆創膏で応急処置をして、一路わが家へ。
 
 烏岳がこれほどヤマヒルだらけとは、登り始めから下りるまで、山頂もヤマヒルに占拠されている山とは思わなかった。「ヒル下がりのジョニー」を使わずに登ったのがいけなかった、油断大敵だ。烏岳は、カラスのねぐらがあるので付いた名前と聞いたことがあるが、「ヤマヒル岳」に変えた方が....⁉

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登った山

鳥岳

鳥岳

545m

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