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秋のマキノ高原から赤坂山周回コース

( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 3人 (おりちゃん さん 、ほか2名)

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行程・コース

天候

晴れ時々曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: マキノ高原温泉さらさのすぐ手前の登山者用駐車場に車を止める。

この登山記録の行程

マキノ高原温泉さらさ(08:02)・・・ブナの木平(09:06)・・・粟柄越(09:53)・・・赤坂山(10:06)[休憩 14分]・・・粟柄越(10:30)・・・高塚山(11:04)・・・寒風(11:41)[休憩 44分]・・・マキノ高原温泉さらさ(13:35)

コース

総距離
約10.6km
累積標高差
上り約1,165m
下り約1,165m
コースタイム
標準6時間5
自己4時間35
倍率0.75

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 予定より1時間早くマキノ高原を出発、なだらかなスキー場はグランドゴルフ場やキャンプ場になっていて、その中を赤坂山登山口に向かう。赤坂山登山口に入ると丸太の階段が始まる。急な道には丸太階段になっているようだが、どうもこれらの階段は段差が高かったり低かったりで、歩きにくいのは僕だけだろうか?この階段の登山道を大きな倒木が遮っていて乗り越えて先に進むとまた倒木が....。この倒木を除くには大きなチェーンソーが必要なようだ。
 30分ほど丸太階段を登って行くと傾斜が緩くなり平坦な道になる。ずっとこんな道なら楽なんだけど、そういう訳にはいかないようだ。20分ほど緩やかな道を進むと分岐があり左の丸太階段に道をとるとブナ平に出る。広いブナ平には東屋が建っている。ぶな平を過ぎしばらく行くと山肌は急になってゆくが登山道は蛇行していて道の傾斜はさほど急にはなっていない。石積の砂防提の対岸に山の斜面を這っている小さなモノレールが現われ、ちょうど台車が降りてくるではないか。先ほどから、なんか発動機のような音がしたのは、このモノレールの音だったんだ。ここから、これに乗せてもらえないだろうか?....と年寄三人で話をするが、誰も人はいないし、勝手に乗ると怒られるかも⁉と常識人の年寄三人は諦めて自分の足で登ることに。
 ここで、我々の後ろから登って来ていたソロの女性が追い抜いていくが、早い!若さなのか我々が遅すぎるのか、しばらくするともう見えなくなっている。その後でそこそこ年配の方に追いも抜かれるが、この人も早い。我々は我々のペースで....。
 谷向こうの高圧線鉄塔の上にクレーンが乗っかっているが、どうも工事中のようで、先ほどのモノレールはこの工事の作業者や資材を運ぶために設置されたのだろう。この辺りまで登ると、周囲にイワカガミかイワウチワの群落が広がっている。春になるとこの辺りはイワウチワの花でいっぱいになるのでは⁉
 傾斜が緩くなり、道端にある地蔵さんに手を合わせてしばらく行くと粟柄越の稜線に到着。ここから右に折れ赤坂山山頂へ向かう。ここの登山道脇にも大きな石をくり抜いた中に地蔵さんが。その反対側に立っている鉄塔では、高いところに人が登って作業をしている。高いところが苦手になった僕には、高いところで風もある中で作業する人たちに感心する。
 山頂に着いた。360度のパノラマが広がる。南には琵琶湖の湖面が広がている。そして伊吹山、その南に霊仙山?御池岳や鈴鹿の山々、北を見下ろすと日本海が。東の遠くに見えるのは白山のようだ。山頂の景観をいっぱい楽しんで、寒風を目指して出発、中央分水嶺の稜線を進む。
 途中の小高いところで地図を見ると、841mの高塚が近くにあるようだ、ここも踏んでおきたいと...。高塚までは道は無いがピンクのリボンを頼りに行けそうだ。見通しが良いので、ピンクのリボンとアプリの地図で確認しながら歩いて行くと小高い丘が現れる。この丘を登りつめると小枝に「高塚山841m」の札が下がっている。もう1つのピークを踏むことが出来た、下田さんと満足して正規の登山道へ引き返す。 
 寒風への最後の登りを越えしばらく歩くと目の前が開け琵琶湖の広がりが目に飛び込んでくる。ここが寒風である。眼下を見下ろすとメタセコイアの並木道がよく見える。赤坂山で出会った大きなザックを背負っていたソロの女性が休んでいる。彼女は国道161号線の国境から登って途中でテント泊し、今日のうちに大谷山を越えてたぶん抜土に下りるようだ、凄い。
 ここで昼食をとり、下山の準備をしていると高塚で顔を合わした年配のご夫婦が追いついてきた、達者だ。その後、登りで僕らを追い越していった女性も追いついてきた。なんと、赤坂山から三国山まで行ってきたとのこと。先に下山に入る。
 ブナの原生林の中を下って行くと、たくさんのサルノコシカケが生えた朽ちたブナの木が現れる。急な下りの登山道と思っていたが、蛇行した道は意外と特に危険な急坂は無く、落ち葉の下に隠れた石や木切れ、それに張り出した木の根に気を付けて下って行けば良さそうだ。次第に傾斜が緩くなりスキーのゲレンデに出るとマキノ高原の出発地点まであと少しだ。
 
 登山中に気になっていたが、大谷の所属するドジャースがワールドシリーズを制したようだ、やったね!登山後は、当然マキノ高原温泉さらさで汗を流し疲れた体を癒す。そしてメタセコイヤの並木道を抜けて四日市に向かう。
 この山並みには、春にはいろんな花が咲くようで、その時期にもう一度足を運んみようと思う。

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登った山

赤坂山

赤坂山

824m

寒風

寒風

840m

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